Allan Holdsworth関連の企画モノです。
これはShrapnel Recordsで数々のギタリストを発掘し続けたMark Varneyが'90年に新たに立ち上げたLegato Recordsでのリリースによる、Frank GambaleとAllan Holdsworth先生の夢の共演作です。
国産盤は幾度か廃盤の憂き目に合いながら、現在比較的入手し易くなりました。
メンツはFrank Gambale(g)、Allan Holdsworth(g,synthaxe)、Tommy Brecktline(d)、Jimmy Earl(b)、Freddy Ravel(keys)、Steve Tavaglione(S-Sax,E.W.I)で、Holdsworth先生以外で創り込んだトラックに、先生がThe Breweryでオーバーダブする形で出来たそうです。
#1.Rocks:
Brecker Bros.の1st‘Brecker Brothers('75)’収録、Randyの曲。
いかにも奴ららしいテーマとお二人のソロがマッチするのか・・というのは別として、いい曲選んでますね。
Frankのソロはオルタードスケールを多用したバップ風のフレージングを採りながら、速い!のが持ち味でしょうか。
同じ系統でもAl DiMeolaとは全くタイプが違い、Pat Martinoをモダンにしたような感じかな・・。
Holdsworth先生は、結構フルピッキングに近い感じのいつもの音で、アームによるビブラートを随所に散りばめたギターソロで応酬してます。
#2.Humpty Dumpty:
Chick Coreaの‘The Mad Hatter('78)’収録曲。
あの、ちょっとマニアックなテーマに続き、Frankの大人し目のソロが次第にヒートアップしたあと、ソフトなバックに変わり、Holdsworth先生がSynthaxeでオルガン風の優しいソロを展開・・ちょいピンと来ない感じですが・・。
#3.The Fall:
Miles Davis‘Nefertiti('67)’収録曲。
4ビートのバップ風バラード・・Frankはガットギターで飛ばしてます・・クラシックの素養を感じるソロですね。
続いてSteve Tavaglione(s-sax)のソロ・・Frankのトモダチとのことで参加してるようですが、私にはイマイチピンと来ないタイプです。
そして先生はまたSynthaxeで例のグロッケン風な音でウネウネミョンミョン地を這うようなソロを聴かせてくれます。
#4.Not Ethiopia:
Breckers繋がりで、Stepsの‘Smokin' in The Pit('80)’収録、Michaelの曲。
先生のソロが1番手・・ギターです・・結構熱いですね。
そんでもってバックのドラムがすんごくカッコいい・・先生のタメ張ってるようですね。
私は、このTommy Brecktline(d)という人のプレイをRoben FordのThe Blue Lineでしか聞いたことが無いですが、この手の4ビートを叩かせるとこんなに凄いとは思いませんでした・・てゆうか聞き込みが足りないだけ?
続いてJimmy Earl(b)のソロ・・うーん、いまいちパッとしないけど上手いですね。
そしてSteveのちょっとカッコいいソロのあと、Frankのソロ・・音使いが先生っぽいのが面白いな。
まさに‘弾き倒す’という言葉は彼のためにあるかのごとしですね。
#5.New Boots:
唯一Frankの書下ろし・・いい曲です。
4ビートのグルービーなファストチューン・・ちょっとハードバップな感じが彼の趣味なのかな。
まずFrankのオクターバを噛ませたようなサウンドの熱いソロ・・これもドラムに耳がいっちゃいますね。
そして、先生のいつに無く爽やかな音色のギターソロ・・音がホントに明るいです・・ギターが違うのかな。
#6.Ana Maria:
Wayne Shorter‘Native Dancer('74)’収録曲。
モロ、ウエザーっぽいテーマに続き、先生のSynthaxeによる透明なイメージのゆったりしたソロ。
きっちりAB-ABの構成で、Frankは自身を主張してるかのような熱いソロを聴かせてくれます。
多分テーマも含め一番熱い曲じゃないでしょうか。
#7.Bathsheba:
Brecker Bros‘Strap Hangin'('81)’収録、Michaelの曲・・かっこいいですね。
先生のギターソロは#5と音色が似てますね・・こういったハイテンポの4ビートのバックに意外とマッチしてます・・新発見!
続き、Freddy Ravel(keys)の短いソロのあとFrankの流れるようなソロ・・聞いてるだけで燃えてきますね。
そして最後にTommyのドラムソロ・・ライブ映えしそうです・・恐るべし。
この盤はけっこう好きな方が多く、あちこちでよく採り上げられているようですね。
実は私、これを聞くのは今回で2回目だったりして・・。(汗)
これはShrapnel Recordsで数々のギタリストを発掘し続けたMark Varneyが'90年に新たに立ち上げたLegato Recordsでのリリースによる、Frank GambaleとAllan Holdsworth先生の夢の共演作です。
国産盤は幾度か廃盤の憂き目に合いながら、現在比較的入手し易くなりました。
メンツはFrank Gambale(g)、Allan Holdsworth(g,synthaxe)、Tommy Brecktline(d)、Jimmy Earl(b)、Freddy Ravel(keys)、Steve Tavaglione(S-Sax,E.W.I)で、Holdsworth先生以外で創り込んだトラックに、先生がThe Breweryでオーバーダブする形で出来たそうです。
#1.Rocks:
Brecker Bros.の1st‘Brecker Brothers('75)’収録、Randyの曲。
いかにも奴ららしいテーマとお二人のソロがマッチするのか・・というのは別として、いい曲選んでますね。
Frankのソロはオルタードスケールを多用したバップ風のフレージングを採りながら、速い!のが持ち味でしょうか。
同じ系統でもAl DiMeolaとは全くタイプが違い、Pat Martinoをモダンにしたような感じかな・・。
Holdsworth先生は、結構フルピッキングに近い感じのいつもの音で、アームによるビブラートを随所に散りばめたギターソロで応酬してます。
#2.Humpty Dumpty:
Chick Coreaの‘The Mad Hatter('78)’収録曲。
あの、ちょっとマニアックなテーマに続き、Frankの大人し目のソロが次第にヒートアップしたあと、ソフトなバックに変わり、Holdsworth先生がSynthaxeでオルガン風の優しいソロを展開・・ちょいピンと来ない感じですが・・。
#3.The Fall:
Miles Davis‘Nefertiti('67)’収録曲。
4ビートのバップ風バラード・・Frankはガットギターで飛ばしてます・・クラシックの素養を感じるソロですね。
続いてSteve Tavaglione(s-sax)のソロ・・Frankのトモダチとのことで参加してるようですが、私にはイマイチピンと来ないタイプです。
そして先生はまたSynthaxeで例のグロッケン風な音でウネウネミョンミョン地を這うようなソロを聴かせてくれます。
#4.Not Ethiopia:
Breckers繋がりで、Stepsの‘Smokin' in The Pit('80)’収録、Michaelの曲。
先生のソロが1番手・・ギターです・・結構熱いですね。
そんでもってバックのドラムがすんごくカッコいい・・先生のタメ張ってるようですね。
私は、このTommy Brecktline(d)という人のプレイをRoben FordのThe Blue Lineでしか聞いたことが無いですが、この手の4ビートを叩かせるとこんなに凄いとは思いませんでした・・てゆうか聞き込みが足りないだけ?
続いてJimmy Earl(b)のソロ・・うーん、いまいちパッとしないけど上手いですね。
そしてSteveのちょっとカッコいいソロのあと、Frankのソロ・・音使いが先生っぽいのが面白いな。
まさに‘弾き倒す’という言葉は彼のためにあるかのごとしですね。
#5.New Boots:
唯一Frankの書下ろし・・いい曲です。
4ビートのグルービーなファストチューン・・ちょっとハードバップな感じが彼の趣味なのかな。
まずFrankのオクターバを噛ませたようなサウンドの熱いソロ・・これもドラムに耳がいっちゃいますね。
そして、先生のいつに無く爽やかな音色のギターソロ・・音がホントに明るいです・・ギターが違うのかな。
#6.Ana Maria:
Wayne Shorter‘Native Dancer('74)’収録曲。
モロ、ウエザーっぽいテーマに続き、先生のSynthaxeによる透明なイメージのゆったりしたソロ。
きっちりAB-ABの構成で、Frankは自身を主張してるかのような熱いソロを聴かせてくれます。
多分テーマも含め一番熱い曲じゃないでしょうか。
#7.Bathsheba:
Brecker Bros‘Strap Hangin'('81)’収録、Michaelの曲・・かっこいいですね。
先生のギターソロは#5と音色が似てますね・・こういったハイテンポの4ビートのバックに意外とマッチしてます・・新発見!
続き、Freddy Ravel(keys)の短いソロのあとFrankの流れるようなソロ・・聞いてるだけで燃えてきますね。
そして最後にTommyのドラムソロ・・ライブ映えしそうです・・恐るべし。
この盤はけっこう好きな方が多く、あちこちでよく採り上げられているようですね。
実は私、これを聞くのは今回で2回目だったりして・・。(汗)