本日はAlex Machacek関連のアーカイヴスからのチョイス。
Dorretta Carter女史の3rd作"Look To The Light"ってやつです。
ジャンルとしては完璧にファンクなんですが、かなりユーロ・ジャズ寄りで、しかも超ノーブルな部類。
これはMachacekの客演筋でも最初期にあたるもののようで、'99年リリースって事なんで、これはあの"Featuring Ourselves"と同年にあたり、彼が26-27歳頃の収録って事になりましょうか。
そして、この前年'98にあのGuitar Newcomer 98で栄えある優勝を勝ち取ってた、という年回りだったようです。
personnel:
Dorretta Carter(vo,cho)
Paul Urbanek(kb,programming)
Oliver Gattringer(d)
Robert Riegler(b on#1,4,6,7,9,10)
Raphael Preuschl(b on#2,3,5)
Alegre Correa(g on#1,2,7,8)
Alexander Machacek(g on#3,4,9,11)
Peter Haberfellner(g on#6,10)
Bumi Fian(tp)
Herwig Gradischnig(t-sax)
Robert Bachner(trombone)
Thomas Kugi(b+sax)
Laurinho Bandeira(per)
Marnix Veenenbos(d-programming on#8)
Jacqueline Patricio(cho)
Eddie Cole(cho)
George Farmer(rap on#5)
結構な頭数が参加しており、非常に上質なファンクを形作ってます。
中でも、共同プロデューサーとしても名を連ねるPaul Urbanekがキーマンであり、作曲やアレンジ等にもかなり関わっていたようですね。
この方、その後のMachacekとも結構関わって行く関係となり、おそらく本作へのMachacekの参加にも何らかの関連がありそうです。
そして、ほぼすべての曲ではフレットレスベースが使われている感じで、3名のベーシストが名を連ねてますが、中でもRaphael PreuschlもUrbanekと帯同する形でMachacekとかかわって行く事になります。
この方も含め、3名のベーシスト達はなべてメロディアスで饒舌なプレイを披露されており、非常にグル―ヴィーで気色よろしい♡
tracks:
1.Look To The Light
2.Scorpion Whistles
3.I Need The Thing*
4.Close My Eyes*
5.On The Road
6.I Can't Stand The Rain
7.Common Land
8.It's You
9.Gotta Get It*
10.Glory Of Love
11.Moanin'*
で、肝心のMachacekは上記*マークの4曲で客演してます。
いずれの曲でもかなり抑えたプレイのみに留まってますね。
#3ではワウを使ったコードカッティング、#4ではミュートを効かせたシングルノートでのバッキング、#9ではワウやギターシンセによるモジュレーション系のサウンドでのコードバッキング&歪ませたハーモニクスによる印象的なスクリーミング、#11ではワウ丸出しのちょい派手目バッキング、ってな感じでしょうかね。
いずれにしても、ここもと演ってるような内容のプレイではなく、君そんな事もできるんやねェ、みたいな内容です。
正直申しまして、彼のプレイはこの際オマケみたいなもんで、それよかむしろDorretta女史の曲なりパフォーマンスの方がずっと重要であって、冷静に聴けばかなり高い水準のヴォーカルってのが判ります。
色々当たってみたけども、彼女の素性なりにはたどり着けませんでしたが、どうもウィーン在住のヴォーカリストって事だけは確かなようです。
本作の入手に際し、少しトラブルがあったのですが、発送先のご厚意で彼女の2nd"For Mabel"も聴く事ができました。
しかしながら、全く作風が違うのは意外でしたね。
ちなみに、本作は、残念ながら日本国内では全く流通してない感じなんで、入手には少々手間が掛かると思います。
Dorretta Carter女史の3rd作"Look To The Light"ってやつです。
ジャンルとしては完璧にファンクなんですが、かなりユーロ・ジャズ寄りで、しかも超ノーブルな部類。
これはMachacekの客演筋でも最初期にあたるもののようで、'99年リリースって事なんで、これはあの"Featuring Ourselves"と同年にあたり、彼が26-27歳頃の収録って事になりましょうか。
そして、この前年'98にあのGuitar Newcomer 98で栄えある優勝を勝ち取ってた、という年回りだったようです。
personnel:
Dorretta Carter(vo,cho)
Paul Urbanek(kb,programming)
Oliver Gattringer(d)
Robert Riegler(b on#1,4,6,7,9,10)
Raphael Preuschl(b on#2,3,5)
Alegre Correa(g on#1,2,7,8)
Alexander Machacek(g on#3,4,9,11)
Peter Haberfellner(g on#6,10)
Bumi Fian(tp)
Herwig Gradischnig(t-sax)
Robert Bachner(trombone)
Thomas Kugi(b+sax)
Laurinho Bandeira(per)
Marnix Veenenbos(d-programming on#8)
Jacqueline Patricio(cho)
Eddie Cole(cho)
George Farmer(rap on#5)
結構な頭数が参加しており、非常に上質なファンクを形作ってます。
中でも、共同プロデューサーとしても名を連ねるPaul Urbanekがキーマンであり、作曲やアレンジ等にもかなり関わっていたようですね。
この方、その後のMachacekとも結構関わって行く関係となり、おそらく本作へのMachacekの参加にも何らかの関連がありそうです。
そして、ほぼすべての曲ではフレットレスベースが使われている感じで、3名のベーシストが名を連ねてますが、中でもRaphael PreuschlもUrbanekと帯同する形でMachacekとかかわって行く事になります。
この方も含め、3名のベーシスト達はなべてメロディアスで饒舌なプレイを披露されており、非常にグル―ヴィーで気色よろしい♡
tracks:
1.Look To The Light
2.Scorpion Whistles
3.I Need The Thing*
4.Close My Eyes*
5.On The Road
6.I Can't Stand The Rain
7.Common Land
8.It's You
9.Gotta Get It*
10.Glory Of Love
11.Moanin'*
で、肝心のMachacekは上記*マークの4曲で客演してます。
いずれの曲でもかなり抑えたプレイのみに留まってますね。
#3ではワウを使ったコードカッティング、#4ではミュートを効かせたシングルノートでのバッキング、#9ではワウやギターシンセによるモジュレーション系のサウンドでのコードバッキング&歪ませたハーモニクスによる印象的なスクリーミング、#11ではワウ丸出しのちょい派手目バッキング、ってな感じでしょうかね。
いずれにしても、ここもと演ってるような内容のプレイではなく、君そんな事もできるんやねェ、みたいな内容です。
正直申しまして、彼のプレイはこの際オマケみたいなもんで、それよかむしろDorretta女史の曲なりパフォーマンスの方がずっと重要であって、冷静に聴けばかなり高い水準のヴォーカルってのが判ります。
色々当たってみたけども、彼女の素性なりにはたどり着けませんでしたが、どうもウィーン在住のヴォーカリストって事だけは確かなようです。
本作の入手に際し、少しトラブルがあったのですが、発送先のご厚意で彼女の2nd"For Mabel"も聴く事ができました。
しかしながら、全く作風が違うのは意外でしたね。
ちなみに、本作は、残念ながら日本国内では全く流通してない感じなんで、入手には少々手間が掛かると思います。