D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Offramp('82)/ Pat Metheny Group

2005-11-18 23:20:56 | guitarist
今週はキツい一週間でした。妙に忙しくて・・。
それで浮かんだキーワードが‘癒し系’・・?
レヴューも、あっさりといきますか・・。

パット・メセニーは疲れた時に良く聞いてました・・過去形なのは、勤め先が変わったせいか、近年どちらかと言うと暇になったこともあるんでしょうかね・・。
確かに、ここのところ出番があまり無いんですよね。

この盤は、'81年の10月に録られ、翌'82年にリリースとなってます。
メンバーは、
Pat Metheny(g,G-syn.)、Lyle Mays(k)、Steve Rodby(b)、Nana Basconcelos(per.vo)、Dan Gottlieb(d)の5人でした。

これは何回聞いても飽きません。本当に癒されます。

#1.Barcarole(舟歌)
#2.Are You Going With Me?(ついておいで)
#3.Au Lait(オー・レ)←あれ・・‘愛のカフェオレ’って題だったような気がするけどなあ・・?
#4.Eighteen
#5.Offramp
#6.James
#7.The Bat PartⅡ

パットのギターに関しては、語るべき種類のものでは無いと思ってます。
なぜなら、弾いてる本人がギターという概念から完全に逸脱・・というか、表現の手段という以上の位置づけをしていない節が、ありありと感じられるからです。
特に、本作では生のギター音はほとんど聞こえず、おそらくGRローランドのギターシンセばかりで演奏しているようです。
それもホーンやブラス系の音源なんですよね。その割りに耳障りがいいし、違和感が全く無い・・ストレス・フリーな音を目指したとしか思えません。

盟友のライルも、本作ではあまりキンキンしたピアノは出来るだけ控えて、柔らかいシンセを中心に、空間創りに徹しているようです。

そして、パーカッションのナナちゃん!
この方の囁くようなボイスは、いつ聞いても心地よいです・・。
このBLOGの初回に紹介した‘Guitar Tribute To The BEATLES’でも、3曲に参加しており、雄たけび的なボイスも妙にしっとり聞こえるんですよね。

久々にこの盤を聞いて、最近感じる焦燥感も・・ちょっと癒されて、少し元気になれたような気がしますよ・・。


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2 コメント

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お邪魔します (FUSION)
2005-11-19 15:12:39
お邪魔します。メセニーいいですよね。私はこのアルバムと「Time is of the essennce」と「Secret srory」が特にお気に入りです。

コメントにある・・<何回聞いても飽きません。本当に癒されます。>・・同感です。

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こんばんわ (elmar35)
2005-11-19 21:36:22
やあFUSIONさん、いらっしゃいませ。

これはほんといいですね、いつ聞いても。

メセニーは‘Speaking Of Now’くらいまでは良く聞きました。

‘MoreTravels’っていうVTRがあって、いつか紹介したいと思ってます。

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