
Holdsworth先生の'87年リリース作です。(ソロ通算6作目)
五輪のドサクサにまぎれていっちゃいます。(笑)
この盤は評価がとても難しくて、正直大半のアレンジが私の守備範囲外なんですよね。
嫌いじゃないんですが、出番はほとんど無いのが実情です。
世間的にはSynthaxeによる究極のアルバムとされてるようですが、#3,#4,#5あたりではかなりハードなGuitarらしきソロもあったりして、よく聞けば意外とおもしろいんですよね。
後にWardencliffe Tower出したころのインタビューで‘・・Synthaxeではかなり制限された中での演奏だった・・’というコメントがあったりしてるのですが、この頃はまさにこの‘オモチャ’の可能性の限界を探してる状況だったのでしょうね。
音源に関してはOberheimやKurzweilといった欧州系メーカーのサポートを受けたようです。GRはクレジットがないんですが、眼中になかったのかな?
また、この盤から先生のHome Studioである‘THE BREWERY’がメインではないですがクレジットされ始めてます。
#1.Sand:
先生のまるで砂嵐をイメージさせるようなSynthaxeのインプロからスタート。
Jimmy Johnson(b)、Gary Husband(d)とのトリオで先生はSynthaxeで‘行けるとこまでいったれ!’みたいな多重録音でスペーシーな展開を見せています。
バッキングのグロッケンみたいな音がどうもお気に入りのようです。
#2.Distance VS.Desire:
タイトルからして‘現実と理想’もしくは‘家族への思慕’などと推察される、ちょっとセンチな感じがするSynthaxeでのインプロ曲。
サウンドは笛・・ブラスじゃなくて木管みたいなイメージの音によるソロです。
後のFlattireでの展開とはかなりニュアンスが違う気がします・・やはり試行錯誤中な感じが否めませんね。
#3.Pud Wud:
子供の遊ぶ様子のSEにかぶりながら始まる・・一瞬アースの‘Let's Gloove’みたいな感覚を覚える、ボコーダーぽい音色で始まります。
Jimmyの流れるようなBass Solo・・Amazing!・・のあとOh!・・らしい先生のGuitarSolo・・かなりリラックスして、途中からはまるで鬱憤をはらすような熱い展開で、GaryのDrumsもかなりオーバーヒート気味ですね。
そしてKeyboardSoloにはAlan Pasquaがぶちかましてくれてます・・クレジットではSoloだけなんでこのバックはすべてSynthaxeなんでしょうね。
この曲はLiveでも結構やってましたね。
#4.Clown:
GaryのDrumsもいいけど、やっぱり私はChadのこんなタイトな音のほうが好きですね。
Jimmyとのトリオで、クレジットには無いですが、先生のソロは多分Guitarじゃないかな・・Synthaxeでこんなハードにアームギョンギョンできるんかいな?
ライトハンドみたいな音も入ってるし・・バッキングはSynthaxeのようです・・もう完全にKeyboardと化してます。
#5.The 4.15 Bradford Executive:
なんか意味深なタイトルです。メンツは#4と同じですが、頭と最後でのDrumsは打ち込みのようです。
Jimmyもかなりクレバーなライン採りでここまでがんばってくれてます・・よくこんな難解な構成を全曲シンプルに解釈できるもんですな・・すごいひとです。
この曲も後半のGuitar Soloが結構ハードです・・やっぱカッコええですな!(笑)
#6.Mac Man:
MacによるプログラミングサウンドとOctopad-Bass・・多分シンベのプリセットパッドかな・・と打ち込みDrumsをバックに先生はSynthaxeをハードに弾き倒してることになってますね。
でもGuitarじゃないのかな・・?ちょっとわかりません。
この曲のみメンツが変わってて、先生(synthaxe)、John England(mac computer)、Biff Vincent(octopad-bass)、Chad Wackerman(percussion)となってます。
まあ、いろいろ言われてるほど悪くないと私は思いますよ。
以前のようなGuitarを全面に出してる音では‘一見’ないんで‘すべてのファンを失望させた’なんてコメントされてるんでしょう。
先生の作品の中では確かに異色の存在かも知れません・・でも後のFlattireで完成の域に達する手法を見つける上で、避けては通れない道だったと思うようにしたいものです。
ファンは身勝手なもんですな、先生!
五輪のドサクサにまぎれていっちゃいます。(笑)
この盤は評価がとても難しくて、正直大半のアレンジが私の守備範囲外なんですよね。
嫌いじゃないんですが、出番はほとんど無いのが実情です。
世間的にはSynthaxeによる究極のアルバムとされてるようですが、#3,#4,#5あたりではかなりハードなGuitarらしきソロもあったりして、よく聞けば意外とおもしろいんですよね。
後にWardencliffe Tower出したころのインタビューで‘・・Synthaxeではかなり制限された中での演奏だった・・’というコメントがあったりしてるのですが、この頃はまさにこの‘オモチャ’の可能性の限界を探してる状況だったのでしょうね。
音源に関してはOberheimやKurzweilといった欧州系メーカーのサポートを受けたようです。GRはクレジットがないんですが、眼中になかったのかな?
また、この盤から先生のHome Studioである‘THE BREWERY’がメインではないですがクレジットされ始めてます。
#1.Sand:
先生のまるで砂嵐をイメージさせるようなSynthaxeのインプロからスタート。
Jimmy Johnson(b)、Gary Husband(d)とのトリオで先生はSynthaxeで‘行けるとこまでいったれ!’みたいな多重録音でスペーシーな展開を見せています。
バッキングのグロッケンみたいな音がどうもお気に入りのようです。
#2.Distance VS.Desire:
タイトルからして‘現実と理想’もしくは‘家族への思慕’などと推察される、ちょっとセンチな感じがするSynthaxeでのインプロ曲。
サウンドは笛・・ブラスじゃなくて木管みたいなイメージの音によるソロです。
後のFlattireでの展開とはかなりニュアンスが違う気がします・・やはり試行錯誤中な感じが否めませんね。
#3.Pud Wud:
子供の遊ぶ様子のSEにかぶりながら始まる・・一瞬アースの‘Let's Gloove’みたいな感覚を覚える、ボコーダーぽい音色で始まります。
Jimmyの流れるようなBass Solo・・Amazing!・・のあとOh!・・らしい先生のGuitarSolo・・かなりリラックスして、途中からはまるで鬱憤をはらすような熱い展開で、GaryのDrumsもかなりオーバーヒート気味ですね。
そしてKeyboardSoloにはAlan Pasquaがぶちかましてくれてます・・クレジットではSoloだけなんでこのバックはすべてSynthaxeなんでしょうね。
この曲はLiveでも結構やってましたね。
#4.Clown:
GaryのDrumsもいいけど、やっぱり私はChadのこんなタイトな音のほうが好きですね。
Jimmyとのトリオで、クレジットには無いですが、先生のソロは多分Guitarじゃないかな・・Synthaxeでこんなハードにアームギョンギョンできるんかいな?
ライトハンドみたいな音も入ってるし・・バッキングはSynthaxeのようです・・もう完全にKeyboardと化してます。
#5.The 4.15 Bradford Executive:
なんか意味深なタイトルです。メンツは#4と同じですが、頭と最後でのDrumsは打ち込みのようです。
Jimmyもかなりクレバーなライン採りでここまでがんばってくれてます・・よくこんな難解な構成を全曲シンプルに解釈できるもんですな・・すごいひとです。
この曲も後半のGuitar Soloが結構ハードです・・やっぱカッコええですな!(笑)
#6.Mac Man:
MacによるプログラミングサウンドとOctopad-Bass・・多分シンベのプリセットパッドかな・・と打ち込みDrumsをバックに先生はSynthaxeをハードに弾き倒してることになってますね。
でもGuitarじゃないのかな・・?ちょっとわかりません。
この曲のみメンツが変わってて、先生(synthaxe)、John England(mac computer)、Biff Vincent(octopad-bass)、Chad Wackerman(percussion)となってます。
まあ、いろいろ言われてるほど悪くないと私は思いますよ。
以前のようなGuitarを全面に出してる音では‘一見’ないんで‘すべてのファンを失望させた’なんてコメントされてるんでしょう。
先生の作品の中では確かに異色の存在かも知れません・・でも後のFlattireで完成の域に達する手法を見つける上で、避けては通れない道だったと思うようにしたいものです。
ファンは身勝手なもんですな、先生!