会社の取り組みで、被災地の子ども達に文房具を送ろう、という運動をやっていて、
集まった文房具の仕分けをしながら、送付の準備をしていました。
その中で、可愛いイラストが描かれた袋に入れて届けてくれたものがあり、
袋の下の方に、丁寧な文字で「ほんの少しですが使ってください」と書かれたメモがついていました。
小学生くらいの女の子が送ってくれたもののようでした。
中身の確認のため、袋の中を見てみると、
色んなキャラクターデザインの、すごく可愛い鉛筆が、10本ほど入っていて。
…きっと、被災地の同じ年ごろの女の子たちに、少しでも喜んでもらいたいという気持ちを込めて、
自分のお気に入りや、とっておきの鉛筆ばかりを集めて送ってくれたんだろうなぁ…
…仲の良いお友達にプレゼントするような気持ちで、袋も可愛いものを選んでくれたんだろうなぁ…
送ってくれた子の優しい気持ちがすごく伝わって来て、思わず、仕分けしながら涙ぐんでしまいました…。
(うぅ、今も書きながら思いだして涙が…)
多分、被災地の子ども達の手に渡る時にはバラバラに分けられてしまっているのだと思うけど…。
その子の気持ちが少しでも被災地に近い場所まで届いたらと思い…。
これだけは袋から出さず、そのままの状態で、たくさんの鉛筆や、他の文房具類と一緒に送付させて貰いました。
思いやりの気持ちは、周りの人の心も打つ、ということを、しみじみ実感させられた、
ほんの小さな、でもきっとずっと忘れない、心温まる今日の出来事、でした
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