goo blog サービス終了のお知らせ 

くろしおだより

高知県在住の、高知を愛する管理人・よさこいこいが、日々のつれづれを記録していくブログです。

徳島県で、防災体験☆

2005年11月23日 23時51分49秒 | 観光・名所


本日、日帰りで徳島に行ってきました~
このブログを見てくれている関係者各位より、「ちょっと、遊びすぎでは
  との声が多数あがっている模様ですが、今日は仕事で行ったのよっ
仕事というのは、年に1度、職場で日帰り研修旅行があるんですね~。
今年は、来るべき南海大地震に備え、防災学習を、ということになって、
  「徳島県立防災センター」にお邪魔した、という次第です。

まずは、地震体験。
ここでは、関東大震災、昭和南海地震、阪神・淡路大震災の揺れなどが体験できます。
台所とテーブルがある部屋が設置されており、この部屋が揺れます。
まずは、震度5の揺れを体験。
思ったほど揺れはきつく感じなかったけど、
  それはテーブルと椅子が固定されているかららしい。ナルホド
次に、阪神・淡路大震災の時の、直下型震度7弱の揺れを体験。
先に体験してる人を見ていると、尋常じゃないほど揺れている・・・
いよいよ自分の番がきて、テーブルに着席。
ガタガタ・・・、と、やや強い揺れを感じたあと、特大の大揺れが
こっ、コワイ固定されてるのに、何だこの揺れはっ
しかも、南海大地震が次に起こる時は、
  震度8以上とかって言われてるんですけど・・・
体験した直後は、足元が揺れてる感じがしばらく続いたよ~

次は、消火体験。
消火器の使い方を聞き、水を入れた消火器を使って初期消火の練習ができます。
消火器には、1回使うと使い切るまで消炎剤が出続ける(20秒くらい)らしい。
と、いうことは、狙いを定めて、的確に処置しないといけないって事やね

その次に、煙体験。
口にハンカチをあてて、煙(といっても、人体には無害のもの)の充満した部屋を
  通って出てきます。
口にハンカチあててると、ちょっと息苦しくなってきて、少し力を緩めました。
すると、キャラメルのようなあま~~い匂いが・・・
全員が体験を終了した後、係のお姉さんが、
「部屋の途中で、キャラメルのような匂いを感じた方、いますか~
「は~~い
   と、私を含め3分の1くらいの人が手を上げました
「ハイ、その方たちは、残念ながら煙を吸ってしまったという事です」
・・・はっ、言われてみればその通りですな気をつけます・・・

最後に、風雨の体験。
雨の体験は、午後じゃないとできないそうなので、今回は風のみの体験でした。
イヤリングやピアス、ネックレスをはじめ、ポケットの中のもの、コートなども
  身につけたまま入るのは禁止なんと風速30Mを体験できるんだって
お姉さん「この中で、体力に自身のある方、いらっしゃいますか~?」
すると、みんなが一斉に私のほうを見ます・・・
「は~~い」(そして期待に応える私
かくして、最前列にならび、いざ、風速30Mの世界へ。
前には大型の扇風機みたいなのが設置されて、そこから風が出てきます。
真正面を向いてると、息ができないし、髪は乱れたい放題
これに雨が降ったら、エライことになるやろな~

このほかにも、映像などを使って、さまざまな防災学習ができます。
次に南海大地震が起こる確率は、30年以内に50%以上、50年以内に80%以上
  と言われているし、最近、全国各地で地震が頻発しているので、
  今日体験したことはホントに全部がいい勉強になりました
高知県にも、こういった施設ができるといいのになぁと真剣に思った
百聞は一見にしかず、体験したら地震を含め災害に対する心構えが絶対違ってくるよ
ここは入場無料なので、ぜひ、多くの人に足を運んでもらいたいです

さて、この後はお楽しみでランチバイキングと大塚国際美術館に行きました。
このお話はまた後日・・・

世界遺産・日光日帰り観光

2005年11月20日 22時30分30秒 | 観光・名所


昨日、11月19日(土)は、うちの家族+姉夫婦+妹夫婦の総勢7名で、
  日帰りで日光まで観光しに行きました。

北千住で鬼怒川温泉行きの特急に乗り、途中で乗り換えをして日光へ
ここでワンポイント・メモ
東武線を使って日光に行く時は、特急を使わずに、快速で行くほうがいいよ~。
料金が半分なのに、所要時間は15分くらいしか変わらないみたいなので・・・

11時過ぎに日光へ着き、両親+姉夫婦、私+妹夫婦に分かれてタクシーに乗車。
すると、途中で前を走るタクシーが停まり、運転手さんがこちらに走ってきます。
前の車で、観光タクシーとして貸切で観光しませんか、と持ちかけてきて、
1台15000円で3時間貸切でOKかとこちらの運転手さんにも了承を取ってる様子。
(通常は1台25000円+消費税で5時間貸切が相場らしい)
おぉ~~っ、お父さん、お母さんありがとうめっちゃうれしいわぁ~

そこで、メーターを止めてもらって、急遽観光タクシーとして再出発。
まずは、紅葉がキレイと評判の「いろは坂」を通過。
上りと下りで48箇所の急なカーブがあり、「いろは歌」と同じ文字数(48)
  であることから、「いろは坂」と呼ばれるようになったそうです。
(ホントは、カーブは60箇所くらいあるそうなんですが、
  こじつけで特にきつい箇所を選んでそう呼ぶそうです・・・運転手さん談
上りで「い」~「ね」の20箇所、下りで「な」~「ん」の28箇所の
  カーブがあり、その場所には文字盤がついていました。
カーブは本当にかなりきつくて、途中でバイクで転んでしまった人も目撃
紅葉は10日ほど前までが一番の見ごろだったそうですが、それでもまだ残っている
  紅葉を楽しむことができ、景色を存分に楽しむことができました

次は、「華厳の滝」です。
落差97Mという大きな滝で、有料のエレベーターを使って滝壺近くで見ました。
このあたりでは、粉雪がちらついており、すごく寒かったのですが、
  そんなことも気にならないくらい、滝の大きさ、雄大さに感動

さらに移動し、中禅寺湖のほとりにある「中禅寺」へ。
ここは、一本の大木で彫られた千手観音像があるため、別名が「立木観音」。
本堂では、この立木観音を見ることもできます。
6Mほどの大きさらしいのですが、それを一本の木で作ってるってスゴイ

お寺を見た後は、一旦休憩で、近くの店でお昼を食べました。
中禅寺湖は夏でも水温が低いので、魚の身がひきしまっていておいしいらしい(運転手さん談)。
この辺の川魚ではヒメマスが一番おいしいらしいですよ~(店の人・談)
あと、湯葉が名物みたいですが、ここでは「湯波」って書くんだって
栃木県は周囲に海がないので、せめて食べ物の名前の中に「海」に関係する
  文字を入れよう、ということで、こう書くようになったそう(運転手さん談)
食べ物の名前に秘められた、海に対する憧れがあったんですね~

そしていよいよ、日光観光のメイン、「日光東照宮」へ
日が暮れるまで眺めても飽きないので、「日暮らしの門」とも呼ばれる「陽明門」。
  その豪華絢爛さは、圧巻ホント、じっくり見てると日が暮れるかも
「見ざる、聞かざる、言わざる」や「眠り猫」の見事な彫り物。
天井に描かれた「鳴龍」の絵は、胴体の下で拍子木を鳴らしても何も起こらないのに、
  頭の下で鳴らすと龍が鳴いたような、鈴のような音が聞こえます
天高くまで響き渡っていくような、澄んだキレイな音がしてビックリしたよ~
その他、本殿や五重塔など、何を見ても、豪華、豪華、豪華・・・
人の多さといい、建築物の広さ・大きさといい、こんなに観光地らしい観光地に
  来たのも久しぶりというか、世界遺産に選ばれたのも頷けます
時間があれば、もっともっとじっくり見たかったのですが、メインの見どころは
  押さえられたので、大満喫で観光を終了しました。

日光観光で思ったこと。
例えば、一般的な観光地(京都とか)だと、お土産物やさんのオバチャンあたりが
  商売っ気丸出しで売りつけにかかるので、辟易したことってないですか
日光では、そのお寺・神社の方が、柔らかい物腰で絵画や彫刻などの説明を
  してくれたあと、しっかり、お守り販売の宣伝までするんですね~
最初はありがたいお話に「ふむふむ・・・」と熱心に聞き入っているのですが、
  さりげなく、しかし、しっかりとお守りの宣伝をして終わるので、
  「・・・、えぇっ」って感じでした
まぁ、別に無理に売りつけてくる訳でもないし、いいんですけどね

日光滞在は約5時間ほどでしたが、貸切タクシーで効率よく観光できました
  (お父さん、お母さんホントにありがとう・・・
正規料金で乗るのは高いな~という気がしますが、
  とにかく日光は広いので、何人かで行くならタクシー貸切もGOOD
乗った人数や、行きたい場所の数(=貸切にしてほしい時間)で、
  料金の交渉をしてみるといいと思います

まだまだ、見残したところも多いので、またいつか訪れてみたいです
とりあえず今回は、日光初心者?としては王道コースで観光できて楽しかった