ファンクションメソッド オンライン講座語彙力増強サポートプログFACE BOOK を本格稼働しています。よろしくお願いします「英語ほど簡単な言葉はない」と「ひとまとまりの行為・状態論」
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幼い子供が以下のように表現したら気持ちが悪い。
You might as well be careful.
あなた、注意した方がいいかもしれませんよ
You might as well take off your shoes!
あなた、靴を脱いだ方がいいかもしれませんよ
逆に大人が子供に向かってこんな表現は使わない。このことは日本語であろうと英語であろうと何ら異ならない。言葉というものは、直接的な表現が基礎となって、情報豊かな表現へと発展する。これは当然のことだ。従って命令表現は直接的な表現の典型的なものだ。
Be careful!
注意しなさい
Take off your shoes!
靴を脱ぎなさい、靴を脱いでください
しかし、この命令表現(命令形)の本質的な意味がわかっていない。これは教育文法の「命令形は動詞の原形で始まる」なり、といった説明をしているからだ。
英語発想からすると、命令形は未来形での表現である。
つまり、命令表現というものは、「今はそうではないが注意しなさい、靴を脱ぎなさい」といった意味を持っている。
従って、英語の応答では以下のようになっている。
Be careful! Yes, I will (be careful).
Take off your shoes! Yes, I will (take off my shoes).
ここで、命令形はもちろんのこと、あるいは助動詞willも原形動詞フレーズを導くのかについて述べたい。私はずっと以前に著した「話せる・使える英語のしくみ」」日本実業出版社で以下のように説明した。クリックすると動画が
原形動詞フレーズは、「映像世界」だ。つまり「注意する、靴を脱ぐ」といった状態や行為を映像のように頭に描いての表現だということだ。
したがって、助動詞や前置詞toが原形動詞フレーズを導くのは同じ発想なのだ。
You are to be quiet!
You must be quiet! 静かにしなければならない
You should be quiet! 静かにすべきだ
You have to be quiet! 静かにしなければならない
You have only to be quiet! 静かにするだけでいい
You are totake off my shoes!
You musttake off my shoes! 静かにしなければならない
You shouldtake off my shoes! 静かにすべきだ
You have totake off my shoes! 静かにしなければならない
You have only totake off my shoes! 静かにするだけでいい
さらに、このbe動詞系列の表現でどうしても指摘しておきたいことがある。
くり返して述べるが、命令形は未来形だ。しかし日本語の発想では未来の表現では以下のような「する」などと一般動詞のような表現となっている。しかしこれは日本語の発想、日本語の事情に過ぎない。
何度も指摘しているが、「英語はそのままとらえるべきだ」ということだ。
【イメトレ No.9】
子どもの頃よく耳にする命令 (1)
(1) もっと注意しなさい!
(2) 他人には親切にしなさい! やさしくしなさい!
(3) ちょっとの間、静かなしなさい!
(4) まじめにしなさい!
(5) さっさとやりなさい!
先に、言葉というものは、直接的な表現が基礎となって、情報豊かな表現へと発展する、と述べたがその例をあげておくことにする。
Be careful, Take careはto+原形動詞フレーズを導いて、その内容を表現することができる。
Be careful not to slip on the icy sidewalk!
凍った歩道で滑ってころばないように注意しなさい!
Be careful not to catch cold!
風邪をひかないように注意しなさい!
Take carel not to slip on the icy sidewalk!
凍った歩道で滑ってころばないように注意しなさい!
Take carel not to catch cold!
風邪をひかないように注意しなさい!
ここで、今回の【イメトレ No.9】にあげられている原形動詞フレーズをご覧ください。ここでは、命令形となっているが。この原形動詞フレーズが様々な表現に展開していく、これが英語発想を元にする英会話学習だ。
Be good!、Be a bit more intelligent!、Be reasonable! などと英語表現ができないのに、以下のような表現へと進むことできないということだ。
ここでもくり返すこととになるが、英語は簡単なフレーズ(意味ある単位)で覚え、それを英語発想に従って英作するトレーニングが必要だということだ。
「イメトレ英語学習法」では以下の文例は、ネイティブの音声で流れるが、これらの文例をそのまま丸暗記して終わりではないことを確認してしてほしい。
to be continued 次回に続く
子どもの頃よく耳にする命令 (1)
略
(7) Be good (while I'm away)!
(私が留守の間) いい子にしていなさいね!
(8) Be a bit more intelligent!
もう少し、頭を使いなさい!
(9) Be reasonable, Tom!
トム、道理をわきまえなさい
● あなたも英語における映像世界を追体験してください
41ページから【イメトレNo.9】【イメトレNo.10】にあげた命令文を見てほしい。断っておくが、ここに登場しているフレーズの多くは、ネイティブの子どもが2,3歳で耳にする表現だ。
また一方の日本語訳を見てほしい。これらも当然、私たちが子どもの頃耳にしたものはかりだ。子どもは文法も理屈もなく、とにかく生活の中で言葉を覚えていく。彼らが毎日耳にする英語のシャワーは、実はこのようなものだ。
● 言葉はフレーズで覚えなければ定着・蓄積しない
大切なことは、ネイティブの子どもたちも単語一つ一つではなく、始めから言葉をひとまとまりのもの、つまりフレーズ*として覚えてしまうことだ。日本の英語教育はこの視点が欠けているから、私たちはいつまでも英語が言葉として定着、蓄積していかないのだ、
*フレーズとは「意味ある言葉の単位」を表す。
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今回の【今日の学習】に移ろう。
PART 1 ワンフレーズ表現こそが言葉の基本
CHAPTER 1 言葉の習得はオウム返しで始まる ---16
CHAPTER 2 好き嫌いは子供の最大興味 ---29
CHAPTER 3 子供は命令形でことばを身につける ---39
【イメトレ No.9】
子どもの頃よく耳にする命令 (1)
略
(7) Be good (while I'm away)!
(私が留守の間) いい子にしていなさいね!
(8) Be a bit more intelligent!
もう少し、頭を使いなさい!
(9) Be reasonable, Tom!
トム、道理をわきまえなさい
【イメトレ No.10】
子どもの頃よく耳にする命令 (2)
(11) Take off your shoes!
靴を脱ぎなさい!
(12) Get dressed!
服を着なさい!
(13) Get ready!
用意しなさい!
(14) Pick up the toys!
おもちゃを拾いなさい!
略
私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGOOGLE CHROMEのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。
以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
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