上のイラストをクリックしてください。あなたの英語感が変わります。
英文は、ファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの順列・組み合わせで成り立っています.
主語と時制、あるいは情緒などを表すファンクションフレーズと補語・動詞フレーズを独立してとらえることによって英文を前から前からフレーズごとにとらえることがが可能です.
これにわよって英語発想を身につけることができSpeaking, Listening, Writing,そして直読直解のReadingができることになります。
特に動詞フレーズでは、一つ一つの動詞に着目し、同じパターンのものを攻略することによってその動詞の守備範囲と応用範囲を身につける、これが使える語彙力の効果的で、効率的な増強法です。
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【今日の学習】
テレビなどで、中学生や高校生、あるいは予備校などの「夏期講座」の募集が盛んです。
さらに社会人ももう一度英会話学習をやり直したい方もたくさんおられると思います。
しかし、残念ながら教育文法は明治時代に開発された五文型理論を柱とする日本英文解釈法なのです。
それは、「後戻り訳」であり、「英語を話せなくしている」元凶です。
私は暑い夏に、中学生や高校生が、こんな英語の勉強をやらされているのが可哀相でなりません。
それをタブレットで学習しても同じことです。
ところで、以下にあげた教育文法での説明です。ネットで流れている英文法の解説も同じようなものです。
さて、下の説明で大きな問題がありますが、お気づきになりますか。
これらの教科書や参考書で使われる文例の多くは、日本語と英語の動詞が一対一に対応するものです。
「する」=play、「食べる」=have、「作る」=make、「行く」=go
こう分解すると、例えば「しない」= don't play、「するの?」= Do you play、「しないの?」= Don't you playなど、日本語の発想でとらえることになります。
これが3年、6年、10年かけても英語を話せない日本人を作り上げているのです。
それをいつまで、中学生や高校生にやらせるのかと心底思います。
いわんや小学生などに教えるのは問題がありすぎます。
------教育文法での説明------------------------------
I + play + tennis
①私は ③する ②テニスを
I + have + lunch
①私は ③食べる ②昼食を
I + make + a cake
①私は ③作る ②ケーキを
I + go + there
①私は ③行く ②そこに
【否定形を作る】
一般動詞の否定形は、「don't[doesn't]+動詞の原形」にする
I + don't play + tennis
①私は ③しない ②テニスを
【疑問形を作る】
一般動詞の否定形は、「Do[Does]+主語+動詞の原形」にする
Do + you+ play + tennis
(するの)? ①あなたは ③する ②テニスを
【否定疑問形を作る】
一般動詞の否定疑問形は、「Do[Does]+主語+動詞の原形」にする
Don't + you+ play + tennis
(しないの)? ①あなたは ③する ②テニスを
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以下はファンクションメソッドによる一般動詞現在形の説明です。
言うまでなく、「ひとまとまりの行為・状態論」での英作法です。
つまり動詞をフレーズ(意味ある単位)としてとらえるから、語彙が自然に定着・蓄積することになります。
これがわが国以外でなされている英語・英会話学習です。
以下にあげた動詞フレーズは、日本語と英語の動詞が一対一に対応しないものです。
「コミニカ英作法」
(1) あなたは、(ふだん)テニスをしてるの?
< ~は ドウする文>
① あなたは、~してるの? → Do you
② テニスをする → play tennis
(完成文) Do you play tennis?
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル 一般動詞 現在形
have a headache 頭が痛い
give a cough 咳をする
get a promotion 昇進する
get a scold 叱られる
get married 結婚する
take a rest 休憩する
take a break ひと休みする
一般動詞系列 現在形の意味 「現在の事実・習慣」を表す
【肯定形】 ※「テーブル」のGROUP-Aを使って
I have a headache 頭が痛い
I give a cough 咳をする
I get a scold 叱られる
I get married 結婚する
I take a rest 休憩する
I take a break ひと休みする
【否定形】 ※「テーブル」のGROUP-Bを使って
I don't have a headache 頭は痛くない
I don't give a cough 咳をしない
I don't get a scold 叱られない
I don't get married 結婚しない
I don't take a rest 休憩しない
I don't take a break ひと休みしない
【疑問形】 ※「テーブル」のGROUP-Cを使って
Do you have a headache 頭が痛いの?
Do you give a cough 咳をするの?
Do you get a scold 叱られるの?
Do you get married 結婚するの?
Do you take a rest 休憩するの?
Do you take a break ひと休みするの?
「コミニカ英作法」
(1) あなたは、頭が痛いの?
< ~は ドウする文>
① あなたは、~してるの? → Do you
② 頭が痛い → have a headache
(完成文) Do you have a headache?
【否定疑問形】 ※「テーブル」のGROUP-Dを使って
Don't you have a headache 頭が痛くないの?
Don't you give a cough 咳をしないの?
Don't you get a scold 叱られないの?
Don't you get married 結婚しないの?
Don't you take a rest 休憩しないの?
Don't you take a break ひと休みしないの?
「ひとまとまりの行為・状態論」での英作法は、今回の現在形の表現展開だけに留まらず、過去形、未来形、現在完了形、さらに進行形などの表現展開に続きます。
英語が話せるということは、「瞬間の英作」ができるということです。
英語のしくみが分かれば簡単に以下のような英作ができます。
実は、「コミニカ英語教材<基礎編>」やその改良版である「英語の九九 英会話発想トレーニング」は、中1の始めからこの英作法で英語を学んでいきます。
[教材購入の皆さんへ]
「コミニカ英語教材<基礎編>」は、一貫してファンクションフレーズと動詞フレーズを別個にとらえる学習法を展開しています。 ファンクションメソッドは、このようにとらえて学習を進めるから実際に使える語彙が確実に定着・蓄積していくことになります。
「しくみがわかる」ということと、実際の具体的な文の生産は別次元のことです。「英語の九九 英会話発想トレーニング」では、約3,400の英文の生産が、「コミニカ英語教材<基礎編>」ではそれ以上となっています。
これら2つの教材は「世界水準」で製作されています。
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【お知らせ】
※以下の右の項目は「DL-MARKETによる販売」によるものです。
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