長期間、英文を聞き流したら英語が話せるようになるのでしょうか。
英文を丸暗記するなんて人間業じゃありません。セリフをいくら覚えてもしょせんはセリフでしかないのです。
ことばといったものは始めは「片言」で覚えていくものです。これが世界の常識です。
その「片言」をどのようにして英語発想で話せるようにするかを学ぶのが英会話学習なのです
英文は、ファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの順列・組み合わせで成り立っています.
主語と時制、あるいは情緒などを表すファンクションフレーズと補語・動詞フレーズを独立してとらえることによって英文を前から前からフレーズごとにとらえることがが可能です.
これにわよって英語発想を身につけることができSpeaking, Listening, Writing,そして直読直解のReadingができることになります。
特に動詞フレーズでは、一つ一つの動詞に着目し、同じパターンのものを攻略することによってその動詞の守備範囲と応用範囲を身につける、これが使える語彙力の効果的で、効率的な増強法です。
【今日の学習】
英語は、be動詞系列と一般動詞系列の2つで成り立っています。
比較表現もこの2つの系列があります。
「コミニカ英作法」 be動詞系列
(1) 彼は、私より速く走ります 中2配当
< ~は ナニだ文>
① 彼は、~です → He is
② 私より速く走る → a faster runner than I
(完成文) He is a faster runner than I.
「コミニカ英作法」 一般動詞系列
(1) 私は、私より速く走ります 中2配当
< ~は ドウする文>
① 彼は、~ → He
② 私より速く走る → runs faster than I
(完成文) He runs faster than I.
そしてこの表現は以下のような表現へと拡大していきます。
教育文法では英語が話せませんが、他の国の人たちは3年間も英語を学べば簡単にこれくらいのことは英語で話せます。なぜ日本人だけがこんな簡単な転換ができないでしょうか。
確かなことは、日本人だけが明治時代の英文読解のための教育文法にしがみついているからです。
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
run faster than I | running faster than I | ran faster than I |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
run(s) faster than I | run faster than I | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VO感覚(動詞+目的語) | 私より速く走る |
※印は、教育文法での用語。
(2) 彼は、私より速く走る ※比較級
< ~は ドウする文>
① 彼は、~より速く走る → He runs faster
② 私より → than I
(完成文) He runs faster than you.
(3) 彼は、私より速く走った ※一般動詞過去形
< ~は ドウする文>
① 彼は、~より速く走った → He ran faster
② 私より → than I
(完成文) He ran faster than I.
(4) 彼は、私より速く走るでしょう ※一般動詞未来形
< ~は ドウする文>
① 彼は、~だろう → He will
② 私より速く走る → run faster than I
(完成文) He will run faster than I.
(5) 彼は、私より速く走るかもしれない ※助動詞
< ~は ドウする文>
① 彼は、~かもしれない → He may
② 私より速く走る → run faster than I
(完成文) He may run faster than I.
(6) 彼は、私より速く走るようです ※to不定詞
< ~は ドウする文>
① 彼は、~ようです → He seems to
② 私より速く走る → run faster than I
(完成文) He seems to run faster than I.
(7) 彼は、私より速く走りたがっている ※to不定詞
< ~は ドウする文>
① 彼は、~ようです → He wants to
② 私より速く走る → run faster than I
(完成文) He wants to run faster than I.
(8) 彼は、私より速く走らねばならない ※to不定詞
< ~は ドウする文>
① 彼は、~ねばならない → He has to
② 私より速く走る → run faster than I
(完成文) He has to run faster than I.
(9) 彼は、私より速く走ることを恐れている ※動名詞
< ~は ドンナだ文>
① 彼は、~恐れている → He is afraid of
② 私より速く走る → running faster than I
(完成文) He is afraid of running faster than I.
(10) 彼は、私より速く走ることを期待している ※動名詞
< ~は ドウする文>
① 彼は、~期待している → He looks forward to
② 私より速く走る → running faster than I
(完成文) He looks forward to running faster than I.
(11) 彼は、私より速く走ったことがある ※現在完了形
< ~は ユウする文>
① 彼は、~かってユウする → He has ever
② 私より速く走ったことを → run faster than I
(完成文) He has run faster than I.
(11) 彼は、一度も私より速く走ったことがない ※現在完了形
< ~は ユウする文>
① 彼は、~ユウしない → He has never
② 私より速く走ったことを → run faster than I
(完成文) He has never run faster than I.
英語が話せるということは、「瞬間の英作」ができるということです。
英語のしくみが分かれば簡単に以下のような英作ができます。
実は、「コミニカ英語教材<基礎編>」やその改良版である「英語の九九 英会話発想トレーニング」は、中1の始めからこの英作法で英語を学んでいきます。
[教材購入の皆さんへ]
「コミニカ英語教材<基礎編>」は、一貫してファンクションフレーズと動詞フレーズを別個にとらえる学習法を展開しています。 ファンクションメソッドは、このようにとらえて学習を進めるから実際に使える語彙が確実に定着・蓄積していくことになります。
「しくみがわかる」ということと、実際の具体的な文の生産は別次元のことです。「英語の九九 英会話発想トレーニング」では、約3,400の英文の生産が、「コミニカ英語教材<基礎編>」ではそれ以上となっています。
これら2つの教材は「世界水準」で製作されています。
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