【今日の学習】
主教材「イメトレ英語学習法」より記事の抜粋
CHAPTER 3 VO感覚、VOO感覚の動詞フレーズについて
●何年も英語を学んで、どうして「getする」と叫ぶのか?
最近、若い人たちの間で,「何かを get する」といった表現が流行って いる。あるいは「何かを catch する」「何かを open する」「何かを help する」「何かを make する」など。私はこのような表現を耳にする と、滑稽というよりも悲劇的な感じすら受ける。
これが何年も英語教育を 受けてきた成果だとすれば、日本の英語教育とは何だったのかと心が痛 む。どうしてこのような変な日本語が流行るのか考えてみると、興味ある 事実が浮かんだ。
●「漢文」の発想が根底に流れる !?
下にあげたのは学生時代に誰もが学んだ5文型の表だ。この表の「カ ナ」の部分を見ていただきたい。第3文型における be 動詞の部分の「デ ス」をのぞいて、すべての文型で動詞部分に「スル」というカナがふられ ていることに気づかれると思う。
(1) S + V She drinks. ~ハ ~スル
(2) S + V + O She drinks milk. ~ハ ~スル ~ヲ
(3) S + V + C She is happy. ~ハ ~デス ~ナ
(4) S + V + O + O She gives me milk. ~ハ ~スル ~ニ ~ヲ
(5) S + V + O + C Milk makes me happy. ~ハ ~スル ~ヲ ~ニ
これは、実は漢語の熟語に「スル」という言葉をつけて日本語にとけ込 ませた工夫と同じものだ。 調査する 読書する 考慮する 学習する 探検する getスル catchスル helpスル openスル kissスル 「調べる」「読む」「考える」「学ぶ」「口づけする」といった和語以 外に、当時の先進的な漢語を使うために生み出したのがこれだ。
和語はプ ライベートに、逆に「スル」をつけた漢語はちょっと襟を正した表現であ ることは言うまでもない。当時の中国(漢)という先進文化へのあこがれか ら、漢語に「スル」をつけて表現したことと、若い人が英語へのあこがれ から「getする」などと表現する流行はあまりにもよく似ている。 「getスル」と叫ぶ若い人たちは、英語を使っているような錯覚をして いるが、実はこれは英語とは無関係な、漢文伝来の手法に従っているだけ なのだ。
●「somethingをget する」から「get something」へ
このことについては後で詳しく説明するが、大切なことなのでここで少 し述べておく。
たとえば、「somethingを get する」ではなく、単にget somethingと いう英語発想を持てば、簡単に英語世界に身をおくことができる。
(日本語の発想) → (英語の発想)
something をgetスル → get something
それこそ身の回りには、「getしたいもの」はいくらでもある。単にそ れを get something という語順にするのはそれほどむずかしいものでは ないと思う。
たとえば、テレビ番組では「一等賞をget!」「若い女性を get!」「お 金を get!」「風船を5つ get!」などと言っているが、それをget something にするだけで,英語になるのだ。
get something
↓
get the first prize、 get a young girl、 get money 、get five balloons
これらを相手に命令口調で言えば、「~しなさい」と命令文となり、逆 に、I will や I want to やI am sure toとか、 You must などのファンク ションフレーズを前につけると「~するつもりだ」とか、「~したい」と か、「きっと~する」「~しなければならない」という意味となる。
ここではget the first prizeだけの展開例をあげとおくが、他のものも まったく同じだということは言うまでもないだろう。これがとっさにでき たら。あなたは完全に英語発想に身をおいている。
I will get the first prize. I want to get the first prize. I am sure to get the first prize. You must get the first prize.
また、「やったぜ」と意味を表したければ、現在完了形にすればいい。
I have just got the first prize.
英語の発想に身をおくというのは、
実は簡単なことなのだ。
次ページの【イメトレNo.31】から【イメトレNo.39】まで、VO感覚 の動詞フレーズをあげておいた。この内【イメトレNo.39】をのぞい て、すべて「よく働く動詞」、get, do, have, take, make, give, keepなどで、いかにさまざまな表現に使われているかを確認できるだろ う。
Just go and get a young girl.
【イメトレNo.31】 VO感覚の動詞フレーズ getの動詞フレーズ(1)
(1) You had better get some aspirin.
あなた、鎮痛剤をもらった方がいいよ
(2) You can get a burn if you are not careful
あなた、注意しないとやけどすることがあるよ
(3) Can I get a blanket?
毛布をもらえますか?
(4) We can't afford to get a new car.
私たちは、新車を買う余裕がありません
(5) I think I'm getting a cold.
私、風邪をひきそうだよ
(6) I've got a flat.
(車のタイヤが)バンクしちゃった
(7) Have you got English grammar perfectly?
あなた、英文法は完全にものにしたかい?
(8) Be careful not to get hurt!
ケガをしないように気をつけなさい!
(9) They couldn't get his joke.
彼らは彼のジョークがわからなかった
(10) Can I get some more beer?
もっとビルをもらえますか?
※ (2)のcanは「可能性」を表す。 (4)のcan't afford to ~は「~する余裕がない」の意味。 (8)の be careful not to ~は「~するのに気をつける、注意する」の意味。
【イメトレNo.32】 VO感覚の動詞フレーズ getの動詞フレーズ(2)
(1) Do you get me?
あなた、私の言っていることがわかりますか?
(2) I can't get you.
私、あなたの言ってることがわかりません
(3) I got you.
私、あなたの言うことがわかりました
(4) Boy, did we get him!
うわーい、やつをとっちめたぞ!
(5) "Do you get it?" -"I got it." .
「わかりましたか?「わかりました」
(6) Now I get it.
ああ、それでわかった
(7) I've got it!
わかったぞ!/そうだ!
(8) You've got it!
その通りだよ
(9) You('ve) got it!
はいよ、(今渡すよ)!
(10) I'(ve) got it!
もらったよ! /よしきた! (手にする前に用いる)========================
PART 2 表現の屋台骨となる 動詞フレーズのしくみ
CHAPTER0 パターンで知る動詞フレーズのしくみ
CHAPTER1 V感覚の動詞フレーズについて
イメトレ14 rainの動詞フレーズ
イメトレ15 V感覚の動詞フレーズ (1)
イメトレ16 V感覚の動詞フレーズ (2)
CHAPTER2 VC,VOC感覚の動詞フレーズについて
(1)方位副詞を使って
イメトレ17 VC感覚の動詞フレーズ(1)
イメトレ18 VC感覚の動詞フレーズ (2)
イメトレ19 VOC感覚の動詞フレーズ
(2)前置詞+名詞を使って
イメトレ20 VC感覚の動詞フレーズ(1)
イメトレ21 VC感覚の動詞フレーズ (2)
イメトレ22 VOC感覚の動詞フレーズ
(3)形容詞を使って
イメトレ23 VC感覚の動詞フレーズ(1)
イメトレ24 VC感覚の動詞フレーズ (2)
イメトレ25 VC感覚の動詞フレーズ (3)
イメトレ26 VC感覚の動詞フレーズ (4)
イメトレ27 VOC感覚の動詞フレーズ
(4)形容詞を使って
イメトレ28
VC感覚の動詞フレーズ
イメトレ29 come out の動詞フレーズ
イメトレ30 VOC感覚の動詞フレーズ
CHAPTER3 VO,VOO感覚の動詞フレーズについて
イメトレ31 get の動詞フレーズ(1)
イメトレ32 get の動詞フレーズ(2)
イメトレ33 do の動詞フレーズ
イメトレ34 have の動詞フレーズ
イメトレ35 take の動詞フレーズ
イメトレ36 make の動詞フレーズ
イメトレ37 give の動詞フレーズ
イメトレ38 keep の動詞フレーズ
イメトレ39 その他の動詞フレーズ
イメトレ40 VOO感覚の動詞フレーズ
▲当オンライン講座の3つの主教材九九のように覚える英会話、オウム返し英会話学習法、イメトレ英語学習法」を動画にしたのは、書かれた記事とネイティブによる音声を関連させることにあった。これら3つの主教材はU-Tubeの「限定公開」で受講者の方には閲覧可能です。
スマートホンでも受講していただけます。
▲英会話学習の世界標準は、ワンフレーズから英文を生産することを学ぶことだ。
いわゆる「片言」でも言葉は通じるというのは、日本語でも共通することだ。
今回から始まるオンライン講座のSTEP3の「イメトレ英語学習法」は、このワンフレーズから英文を生産するプロセスに焦点をあたものだ。
この「イメトレ」という言葉は、出版界で使われたのは私のこの本が始めてだ。
▲私の著書である「イメトレ英語学習法」は、韓国の出版社に版権を買っていただいた。
言うまでもなく韓国は日本統治の時代に、日本の教育文法で学び、最近まで「ウリナラが英語が話せないのは日本の植民地政策」によるものだと言っていた。
しかし最近韓国人のトーフルの成績がアジア諸国第9位になったそうだ。
一方、私の著書であるオウム返し英会話学習法」も台湾の出版社に版権を買っていただいた。
彼らは、日本統治の時代に与えられ、それが台湾人が英語を話せないとは私は耳にしていない。
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私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGooogle Chromeのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
ファンクションソッド「世界標準の英作法」講座以下の教材を購入いただいた方には、無料で講座の受講ができます。教材を鵜入頂いた方には、同時に「ユーザー名」「パスワード」をお送りします。ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座(登録料),日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき),,ファンクションメソッド英語・英会話独習テキストHTML版.ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版・音声つき),日常英会話必須基本16動詞&ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版・音声つき) ,英語の九九 英会話発想トレーニング HTMLコミニカ中学英語<基礎編>Bセット,版,コミニカ中学英語<基礎編>団体使用,,コミニカ中学英語<基礎編> Aセット,ENGLISH-TREKKING教材」Vol.1~Vol.5現在以下の教材を購入された方に「電子出版本「話すためのたったこれだけ英文法」を無料進呈しています。
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