村田和人自身のプロデュースによる3作目がこの作品。
前2作のプロデュースを山下達郎のプロデュースに委ねていたが、
そのときに学んだプロデュースやアレンジの手法を実際に発揮して制作したとライナーにはある。
アルバムが発表されたのは1984年。当時村田は山下達郎のツアーメンバーとして参加しており、
僕もコンサート会場で目にしている。とても多忙な時期だったようである。
村田は自らのライブ用バンドを持っており、このアルバムはそのバンドを核にして作られている。
PIPERの山本圭右らがいたバンドにはかの小室哲哉も参加していたというのがちょっと意外だ。(アルバムには参加していない)
1曲目の「We Love You」がもう骨太なアメリカンロック。
ウエストコーストという括りの音楽から連想されるさまざまな引き出しが試されていおり、
「あの波をつかまえて」のようなハモンドオルガンをフィーチャーしたロッカバラードも楽しい。
そして、竹内まりやとのデュエットで知られている、隠れた名曲「Summer Vacation」も収録されている。
山下達郎が自分の番組で自らのヴォーカルに差し替えたものを披露したりしていたが、
ウェットな達郎よりも村田和人の声のほうが竹内まりやのヴォーカルにはよく合うような気がする。
とにかくディストーションの効いたサウンドからは煌く陽光がさんさんと降り注いでくる。
乾いた誇りっぽい蜃気楼のハイウェイ。その向こうからやってくるのが村田和人の歌声だ。
前2作のプロデュースを山下達郎のプロデュースに委ねていたが、
そのときに学んだプロデュースやアレンジの手法を実際に発揮して制作したとライナーにはある。
アルバムが発表されたのは1984年。当時村田は山下達郎のツアーメンバーとして参加しており、
僕もコンサート会場で目にしている。とても多忙な時期だったようである。
村田は自らのライブ用バンドを持っており、このアルバムはそのバンドを核にして作られている。
PIPERの山本圭右らがいたバンドにはかの小室哲哉も参加していたというのがちょっと意外だ。(アルバムには参加していない)
1曲目の「We Love You」がもう骨太なアメリカンロック。
ウエストコーストという括りの音楽から連想されるさまざまな引き出しが試されていおり、
「あの波をつかまえて」のようなハモンドオルガンをフィーチャーしたロッカバラードも楽しい。
そして、竹内まりやとのデュエットで知られている、隠れた名曲「Summer Vacation」も収録されている。
山下達郎が自分の番組で自らのヴォーカルに差し替えたものを披露したりしていたが、
ウェットな達郎よりも村田和人の声のほうが竹内まりやのヴォーカルにはよく合うような気がする。
とにかくディストーションの効いたサウンドからは煌く陽光がさんさんと降り注いでくる。
乾いた誇りっぽい蜃気楼のハイウェイ。その向こうからやってくるのが村田和人の歌声だ。