このところ国会で首相の防戦一方の姿勢が目立つ。
二階前幹事長が多額の政策活動費を受領していたことについて野党から「二階前幹事長に確認を取ったか」と問われ「確認するまでもない」を繰り返していた。
野党は勿論国民の多くも額面通りには受け取っていない。
なんかの理由で首相は前幹事長に確認すら取れない、いや取りたくないだろうからこんな心にもない回答になってしまう。(笑)
総裁の権利権限を行使することすら出来ない自民党のガバナビリティの欠如を国民は思い知らされるのだ。
統一教会との窓口役になっている盛山文科相が新たに教会側と書面を取り交わしていたことが明らかになった。
文科相は「書面もあまり読まずにサインしていた」などと情けない弁明を行っていた。
これはダメだろう・・・。
それでも首相はや野党からの罷免要求を退け続投させる旨言明していた。
これでも「適材適所」と強弁するのかねぇ・・・。
こんないい加減な対応を行っていては遠からず政権は崩壊するのではないかと危惧するものだ。
折角「火の玉」なんて口にしたのだから思い切って前幹事長に電話くらいしたらどうか、文科相は旧自派閥の議員交代させられないのかねぇ・・・いやはや政治の世界は分からないことだらけである。