マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

期せずしてエミール・ガレを愉しむ

2024-11-09 11:35:53 | 文化
昨日は横浜で水彩画展をハシゴした。
その1つの会場が中区山手にある岩崎ミュージアムだったのだがここはその名が示すように単なるギャラリーではなかった。
ギャラリー以外にファッション関連の資料展示や驚くことにフランス・アール・ヌーヴォ―期のガラス工芸品や装飾画が常設展示されていたのである。
これは意外、というよりも筆者の不勉強以外の何物でもないのだが期せずしてエミール・ガレやアルフォンソ・ミュシャの作品を堪能することが出来た。
これは何か得したような気分になったのだ。
まさか水彩画を観に行ってこんな展開になるとはねぇ・・・。
欲を言えばどうミュージアムの地下に位置する山手ゲーテ座も覗いてみて昔の面影を偲びたかったがこちらは果たせなかった。(笑)
それにしても人間って知らないことが多いんだねぇ、エミール・ガレがこんなに多く身近で展示されているなんて・・・つくづく感じたよ。
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あらためて「最低賃金1500円」を考える

2024-11-08 11:18:15 | 経済
最近いろんな場で「最低賃金1500円」が話題に上るようになった。
これはこれで結構なのだがちょっと気になることもなる。
1つは目標年次である。
時にこの最低賃金は明日にでも実現しないといけないのか、と思わせるようなトーンに遭遇する。
たしか当初は「2020年代中には」という話だったと思うが最近ではこの目標年次がどこかに行ってしまったように思う。
これは筆者だけの早とちりなのだろうか。(笑)
経済同友会は独自に「3年以内に」を目標に掲げているようだが中小零細企業を束ねる商工会議所はあまりのスピードに困惑しているようにも見える。
切りのいい「最低賃金1500円」だけが独り歩きしていることはないのか。
最低賃金は今年やっと1000円を突破に過ぎないのだからこの指標をもっと丁寧に扱おう。
そうそう、最低賃金は目標年次のほかに都道府県別とか職種別とか様々な要素を考慮する必要もある。
きめ細かく基準を設定することによってより早くスムーズに賃上げが進んでいくのではないか。
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マイナ保険証に死角はないのか

2024-11-07 10:33:17 | マイナンバーカード
保険証のマイナンバーカード一本化時期が迫ってきた。
未だに医療機関での使用率が2割前後と聞くがこれで本当に移行できるのか? ・・いささか心配だ。

先日も知人が診察で訪れた医療機関で「本人負担割合の変更がマイナ保険証の大元(原典)にリアルタイムで反映されていなかった」ことが判明し、あらためて紙の保険証でやり直したという話を聞いて考え込んでしまった。
とかく庶民はカネの話にはうるさい。
仮にもこんな話がわずかでも発生するようなことがあればマイナ保険証の定着は覚束ない。
デジタル相も厚労相も変わったということだから(笑)、保険証のマイナカード一本化について死角はないのか、もう一度デバグ(しらみつぶし)を行ったらどうか。
一本化に懸念を表明している医療関係者にもとことん耳を傾けたらいい。
多少なりとも改善点があれば早急に手を打つべきだ。
それともう1つ「医療機関間での患者情報の共有」だが筆者は本当に可能なのか、どの程度できているのか、確認したいと考えている。
この点もマイナ保険証の大きな狙いなんだから、ね。

マイナカードがスタートから躓くようなことがないよう、とにかく細心の注意を払って欲しい。

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首相指名選挙がヒートしている

2024-11-05 08:03:00 | 政治
11日によ予定されている首相指名選挙が熱を帯びている。
焦点は今般の総選挙で大躍進した国民民主党が決戦投票で野党第一党の代表である「野田佳彦」に投票するか、自党の代表である「玉木雄一郎」に投票するか、である。
いうまでもなく決戦投票になれば「玉木雄一郎」は候補者には残っていないだろう。
それでも立憲にくみしないのは与党である自民党と等距離を主張したいがためだ。
元々玉木代表は野党連合の一翼を担うという考えは持ち合わせていないと思う。
下手に迎合すれば何を言われるか分からないからねえ。(笑)
立憲民主党が国民民主党に秋波を送る気持ちはよく理解できるが今回はほどほどにしてもっと政権担当能力の涵養に注力した方がいい。
今回の立憲の伸長はいわば敵失によるものであって決して実力ではない。
立憲幹部諸兄には「舞い上がるな」「過信するな」「あわてるな」と言いたい。
ターゲットは来夏の参院選だ。
そこで与野党逆転が果たせれば自ずから道は開ける。
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自転車走行に伴う罰則規定に思う

2024-11-03 10:52:07 | 社会問題
この11月から自転車走行中の罰則が強化された。
スマホを見ながらのいわゆる「ながら走行」や「酒気帯び走行」が道路交通法で懲役または罰金刑が科される(こともある)とのことだ。
自転車走行は言うまでもなく免許は必要ないため「多少のマナー違反は・・・」なんて軽く考えていたら大変なことになるねぇ。
知らぬ間に法制化は進んでいたのだ。
昨今関連事故は増えているようだからやむを得まい。
いやむしろ遅すぎたと言っていいのかもしれない。
「酒気帯び自転車走行」はこの際一緒に取り締まろうということになったのかねぇ?(笑)

ともかく自転車は近年、原付きタイプや電動アシストなど様々な機能強化が図られそれに比例して危険も増している。
ゆえにその利用についてはより一層厳密な注意が求められると思う。
筆者は規制強化は前向きに評価している。
自転車の利用者は気をつけて、ね。



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