マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

突然の軽石襲来に思う

2021-10-31 15:31:46 | 社会問題
沖縄地方の突然の軽石襲来は地域経済や社会生活に大きな激震を与えている。
海底火山の噴火などは結構頻繁に見受けられるようだが「なぜ今回に限ってこんなこと?」という気がしないでもない。
しかし現実に起きていることだから受け止めざるを得ない。
政府もまずは遅滞なく関係部門への注意喚起を行っていたのでその点は評価したい。
今後政府は実際に被害にあわれた自治体や漁業関係者、海上輸送業者、観光産業は具体的にどのような措置を取ったらいいのか、可及的速やかに道筋をつけなければいけない。
軽石除去作業は具体的どのような方法で進めていくのか、は時間との勝負だ。
ここでも専門家の知恵やノウハウを借りなければいけない。
財政出動も必要だ。
コロナ禍ほど全国的な規模にならないにしてもまた長期戦になる可能性もあるようだ。
全く「一難去ってまた一難」だねぇ。
ただ軽石襲来は相手が見えることだし時間だってある程度読むことが出来ることから被害を最小限に抑え込むことはできるはずだ。
そのためにも政府は衆知を集め早く動くことが必要だ。
ゆめゆめ選挙を言い訳にしてはいけないと思う、自然は待ってはくれないからねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙期間の1シーンに思う

2021-10-29 11:29:01 | 政治
昨日所用で横浜に出かけた。
横浜駅頭が随分な人だかりだったので何かと覗いたら何と菅前首相が自身の選挙演説の真っ最中だったのだ。
その人だかりは尋常ではなく運動員がかろうじてローピングで一般通行者の通路を確保している状況だった。
いやはや、辞めたとはいえ前首相の看板は凄いんだねぇ・・・。
所要を済ませて1時間後に現場に戻ったらその跡形は見事に無くなっていた。
そしてそこから少し離れた場所で今度は立憲民主党候補がやはり自身の選挙演説会を開催していた。
筆者が通りかかった時は元文科次官だった前川氏が応援演説を行っていたところだった。
こちらは聴衆も50人程度だっただろうか、ソーシャル・ディスタンスもきちんと取れていた。(笑)
もう一人の応援弁士であったいわゆる「ハマのドン」の名前を見てつい数か月の前の横浜市長選を思い出していた。
今回の横浜市長選の勝者は数期務めた前市長でもなく、菅首相の支援を受けた前閣僚でもなく、「ハマのドン」の支援を受けた政治には無縁の大学教員だったのだ。
前首相が知名度で再選されるのか、それとも横浜の未来に命を懸けるという「ハマのドン」の支援を受ける野党系新人候補が勝つのか?、なかなかに興味深い。
街頭演説会の人出だけでいえば前首相の圧勝なのだが・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外交官の回顧録を読んでみた

2021-10-28 08:57:57 | 政治
40年間日本の外交交渉に関わってこられた藪中三十二氏が回顧録を出版されたので読んでみた。
氏はTBSの情報番組「サンデーモーニング」にも準レギュラーで出演されているのでご存じの方も多かろうと思うが温和で良識ある実務家、現在は大学等で後進の育成に尽力されていると拝察している。
本書は氏の40年にわたる外交官生活を回顧するものだがいくつかの外交交渉の舞台裏が垣間見えて興味深い。
言うまでもないことだが交渉の秘訣は必ずしも固定的、永続的ではない。
A国に通用したことがB国でもうまくいくとの保障はない。
数年前に成功した方法が今も通用するかと言えば必ずしもそうとは言えない。
外交交渉は相手が生身の人間だし周りの環境も変化するのだ。
氏の回顧録はそんな現実を穏やかに教えてくれる。
外交を目指す若者はもちろんだが数々のネゴシエーションに直面する多くのビジネスマンにとっても格好の読み物、教科書になるのではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セ・リーグのヤクルト・スワローズの優勝に思う

2021-10-27 09:38:48 | スポーツ
ヤクルト・スワローズが今年のセ・リーグのペナントレースを制覇した。
ヤクルトといえばここ2年間セ・リーグの最下位に甘んじ弱小チームのイメージが定着していた。
今シーズンだって最近までまさか優勝するなんて予想もしていなかった。
それだけあのラストスパートが凄かったということだ。
まさしく優駿の見事な差し足を見た思いである。
高津監督はいつごろから優勝の2文字を意識し始めたのだろう。
いつごろからか監督直筆の「絶対大丈夫」と書かれたタオルがスタンドで目に付くようになった。
なかなか巧妙な雰囲気づくりである。
試合開始前のベンチでは塩見が、中村が、・・・・それこそ日替わりで気勢を上げていた。
キャプテンは山田だがその他の全員が副キャプテンだだそうだ。
なかなかやるねぇ、ヤクルト。
あの乳酸飲料を飲んでみるか。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内閣官房副長官の定例会見に思う

2021-10-25 11:34:07 | 政治
従来から毎日朝夕内閣官房長官が記者会見を行うのが常であったがこのところ筆者が見る限り内閣官房副長官が代理を務めている。
あれは解散直後の記者会見だったと記憶しているが官房長官が選挙区に帰っているということで内閣官房副長官が会見に応じていた。
官房長官が不在ということで一部マスメディアから「首相、官房長官がともに官邸を留守にしていいのか」という疑問が投げかけられていたがその時はさほど問題にはならなかった。(注:首相は東日本大震災被災地の視察の最中だった)。
しかしあれ以来官房長官ではなく副長官が記者会見を行っているのはどういう訳なんだろう?
まさか官房長官が「オレは選挙活動で忙しい。副長官は参院議員で今回選挙の洗礼はないのだから代理をやっといてくれよ」てなことで今日に至っているなんてことはないでしょうね。(笑)
ところで副官房長官の会見対応だが多少の言い間違いや常套フレーズの多用などはあるもののまずは無難にこなしている。
いやいや、台本通りでちょっと自信無げな官房長官の受答えよりもよほど歯切れがいいのだ。
こんなことなら「官房長官より副長官の会見の方がいい」と首相も思っているのではないか思うほどだ。
今後どうなるのかねぇ・・・。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする