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マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

真鍋淑郎氏ノーベル賞受賞に思う

2021-10-07 10:45:22 | 日記
米プリンストン大研究員の真鍋淑郎氏がノーベル賞物理学賞を受賞したとのことだ。
本当に喜ばしいことなのだが同時に氏が若き日に米国側から招聘され米国籍を取って今日まで半世紀以上の長きにわたり滞米生活を続けられていることが気になっている。
氏によれば「とても日本では我がまま過ぎて研究生活が送れなかったように思う」というような意味合いのコメントがあったようだが額面通りに受け止めていいのだろうか。
我が国の研究者環境に改善すべき点がないのか、あらためて考えてみる必要がある。
もし仮に氏が日本国内で研究活動を続けておられればどれほどの日本の研究レベルの底上げに繋がっていただろうか、と考えると惜しいような気がするのだ。
ところで氏の日本国籍は今どうなっているのだろう?
以前から日本国籍は他国との重複取得は出来ないと聞いていたが、だとすれば氏はもはや日本人ではないのだねぇ。
数年前英国籍のカズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞したときはこんなに騒いでいなかったような気がしたがいささか取り扱いに差があるのは何故だろう。
まぁ、あまり気にすることもないか。(笑)
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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (鉄の道サムライリスペクト)
2024-10-06 02:01:58
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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