マッシーの日本寸評

「日本を少しでも住みやすい国に」との思いから政治、経済、時事問題について感じたままを忖度なくコメントします。

公取の五輪談合企業刑事告発に思う

2023-02-28 18:46:37 | 社会犯罪

東京五輪を巡る入札談合事件で公取は電通など6社と五輪組織委員会元次長ら7人を独禁法違反容疑で刑事告発した。

国民的イベントである東京オリンピック・パラリンピックを食い物にし大きな汚点を残した罪は大きい。

司法関係者はキチンと裁き類似案件の根絶を果たしてもらいたい。

特に最大手企業の電通はこの五輪関連以外にもコロナ禍持続化給付金制度設計で関連業者に丸投げ、巨額税金の中抜きが発覚している。

ここまで来るともはや広告界のトップ企業は悪事に取り込まれていると言っていい。

電通は広告業界のジャイアントであり特定の分野によっては70%くらいの全国シェアを有しているという。

であればこれを機会に企業分割処分を断行しらどうだろう。

独禁法に排除には当たり前だが企業分割が最も有効で自然な措置だと思う。

かって大日本麦酒というビール会社があった。

何分古い話なので細かな経緯は知る由もないがこの企業が分割されて今のアサヒビールとサッポロビールに分割された。

この間隙を縫ってビール業界トップに躍り出たのがキリンビールだった。

その後アサヒビールがスーパードライをヒットさせトップの座を正々堂々と奪回した、それもサッポロビールとの一体化に頼ることなく。

広告業界でこんなフェアな競争が見たいものだ。

 

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ベラルーシ反体制派のロシア機爆破事件に思う

2023-02-27 16:14:42 | ウクライナ紛争

今日ベラルーシの反体制派によるロシアの早期警戒管制機爆破のニュースが入ってきた。

ロシアの数少ない友国であるベラルーシでロシアの軍用機が爆破されるなんてこと自体が驚きだが何といってもロシアの上層部に与えた衝撃も計り知れないと思う。

ただでさえ対ウクライナ軍事行動の成果が捗捗しくない。

そうなるとロシア国内でも反戦派がジワリ勢力をもたげてくる。

政府軍と民間軍事組織の間もぎくしゃくしてきた。

今回のベラルーシでの出来事は反戦、厭戦ムードに輪をかけるものになったのだ。

かってはプーチン大統領に絶対的な忠誠を誓っていたベラルーシのルカシェンコ大統領もこのところちょっとロシアと距離を置き始めていた。

ロシアの政権幹部の「怒り」もさることながら困っているだろうねぇ。

ウクライナの仕業なら更なる攻撃拡大の口実になるがそうもいかない。

公式コメントは未だ出ていないが出しようがないのかも?

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社会運動家バンクシーの果敢な行動力に思う

2023-02-27 09:48:16 | 世相

ウクライナで新しい切手が発売された。

図柄はあのバンクシーが描いたと目される小さな少年が柔道で大の大人を投げ飛ばす風刺画だ。

柔道と言えばロシア大統領のお気に入りのスポーツだから投げ飛ばされる方の大人がロシアやその大統領を暗示していることは疑いがない。

となれば投げ飛ばす方の少年はウクライナの分身だ、うーん、・・・なるほど、なるほど。

ところでこの風刺画はウクライナの首都キーウ近郊の破壊された建物の壁に描かれたものだという。

ということはバンクシーが現地を訪れて製作に励んだということだねぇ。

バンクシーは本当に構想力・行動力を兼ね備えた社会運動家である。

切手は世界中で売り出したらいい。

金銭的な支援のみならず精神的な絆の強化にもつながるものだ。

視覚のもつパワーは絶大だからねぇ。

 

 

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通り魔的殺傷事件の続発に思う

2023-02-26 14:46:59 | 世相

このところ嫌な事件が相次いでいる。

全国各地で通り魔的な殺傷事件が散発していることである。

路上で面識のない人々がナイフで刺されたり、バット類で殴打されたり、手口は様々だが被害者と加害者の接点はおおむね見当たらないのが特徴と言える。

金品などの強奪はないから生活困窮が直接の動機というわけでもなさそうだがそれだけに始末に負えない。

怨恨でもなく金品強奪でもないとしたらよく言われる「ムシャクシャしていたから」が原因なのだろうか。

もしそうだとしたら社会としても同類犯罪の防止は困難だ。

被害者としてはは思い当たる節はないし加害者は前科もない、衝動的な行動とあればどうすればいいのか?

古来、日本は安全な国だと言われてきたが近い将来看板を下ろさざるを得なくなるのではないか。

街頭の防犯カメラもまだまだ増えるのか、・・・嫌な世の中になったねぇ。

警察にももう少し頑張ってもらわなくては。

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日銀総裁候補の所信聴取に思う

2023-02-25 10:19:40 | 経済

次期日銀総裁候補が国会で所信聴取を受けていた。

まだ正式に総裁に就任したわけでもないのに国会で所信を表明、いや述べさせられたというべきか・・・、日銀総裁というポストも大変だねぇ。

所信表明の中で総裁候補は現日銀の金融緩和を継続しつつも必要に応じて現行の緩和策を修正していく意向もにじませた。

ただ金融政策の変更は効果が現れるのに時間がかかる、など予防線を張ることも忘れなかった。

先ずは無難なスタートと言っていいんじゃないだろうか。

政府側の顔を立て野党側にも無用な波風を感じさせず株価もそこそこ上昇したからねぇ。

確か副総裁候補の一人は日銀プロパー、あと一人は官僚出身者だったように記憶している。

学者出身の新総裁候補と3者で上手くトロイカを編成すれば理想的な金融舵取りが可能になるかもしれない。

首相人事の拙さも底を打ったかな。(笑)

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