全米でテスラ車や関連施設に対する抗議、反対活動が吹き荒れている。
単にリアル物体や構築物への放火のみならずテスラ車所有者の住所などをを公表しているサイトもあるようだ、いやはや・・・。
これも、それもテスラ社CEOのイーロン・マスク氏の荒っぽい政治主導が引き金になっていることは疑いの余地がない。
トランプ大統領はこれらの反テスラ活動を「国内テロ行為」と断定しているが一般的なデモ活動との峻別は難しい。
火炎瓶の使用はたしかにちょっと過激だが大統領が主導あるいは黙認したあの議会乱入と大差はないと思う。
それともあの議会乱入は平和的なデモ活動の範疇内とでもいうのであろうか?
いずれにせよ現状を放置すれば米国内の政治的分断はますます拡大するだろう。
さてここからが本日の言いたいところである。
インターネットの発展でだれもが真偽に関わらず自由に情報発信することが出来るようになった(無論発信力の強弱は発信者の力量や内容の大義度合いにもよるだろうが)。
結局昨今米国で起きているこの現象は日本でも起きることなのだ。
言うまでもなく社会的分断は望ましいことではない。
国民全体が「正しく恐れる」「常に冷静に判断する」、場合によっては「周囲を諫める」ことが重要だと痛感する次第である。
さもなくば反テスラ活動の類似事案如きは日本国内で続発するであろう。