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マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

相模原市の山火事延焼予測シミュレータ開発に思う

2025-04-01 10:26:07 | 自然災害
相模原市が山火事延焼予測ができる3Dシミュレータを開発し今夏から運用するとのことだ。
本システムは地形や建物のみならず樹木や植生なども反映させており出火点や風向、風速、湿度などをインプットすれば1時間ごとの被害状況が表示されるという。
今多くの地域で山火事が起きているがその際に火勢よりも一歩先を行く消火活動が実現できれば被害の極小化に繋がるのではないか。

筆者は3月3日のこのブログで山林火災ハザードマップの整備を提唱したが上記のような延焼予測シミュレータも重要な要素だ。
しかし山火事は一旦出火し点から線、面へと広がりを与えれば完全鎮圧は至難になる。
やっぱり一刻でも早く出火を検知し、あるいは未然に防止することが肝要だ。
そのための啓蒙材料としても山火事災害ハザードマップの整備が急務だと考える。
そして作った後のアップデートもね。


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山林火災対策の抜本的強化が必要になってきた

2025-03-03 14:43:34 | 自然災害
今年初めにこのブログで「今年は自然災害は豪雪(災害)で始まった」と記した記憶がしているが今ではこの投稿もすっかり陳腐化してしまった。
言うまでもないことだが全国各地で山林火災が頻発しているからだ。
とりわけ三陸・大船渡で発生した規模はここ数十年例を見ないものだ。
未だに完全鎮火に至っていないというのも山林火災の恐ろしさを物語るに十分だ。
そういえばハワイやハリウッド近郊でも起きていたねぇ・・・。
もしも一連の山林火災が(昨今取り沙汰されている)気候変動と関わりのあるものとしたら我々はその被害防止対策に全力投球しなければならない。
日本列島は山地山脈で出来ているから対象地域はとてつもなく広い。
ゆえに先ずは危険地域をキチンとマークすることが重要だ。
①人家との近接性②森林樹種、地被類の特性③(乾燥・強風などの)気象条件④消火活動の難易度、等を考慮した山林災害用ハザードマップを整備したらどうだろう。
その後は該当地域個別に体制整備とシミュレーションだ。
そうそう、住民に対する注意喚起対策も忘れてはならない。
とにかく「災害は忘れたころにやってくる」だから、ね。
大船渡から学ぶ点は多いと思うよ。
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巳年の自然災害は豪雪から始まった

2025-01-08 11:27:49 | 自然災害
昨日青森県知事は県兄10市町村を対象に災害救助法を適用したと発表していた。
対象地域では昨年来獲り平年の3倍から4倍の積雪に見舞われ日常生活を脅かされる状況を招いている。
除雪中の事故などで多数の死傷者が出ているほか除雪が出来ていない生活道路も多く残されており状況は予断を許さない。
そう、2025年の自然災害は地震でもなく、水害でもなく、雪害から始まったのだ。
雪害は地震や水害と違って突発的な変化はないかもしれないが除排雪が遅れるとその被害は拡大、甚大化することが予想される。
これからさらに降雪が続けばなおさらだがこれこそが自然災害の怖さである。
気象庁によれば青森県以外にも今後北日本、西日本の広い範囲で大雪が予想されるという。
日本各地は新たに豪雪被害対策を講じておかなければいけない宿命、というか宿題を背負ってしまった。
これもやっぱり遠因はCO排出問題かねぇ?
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台風10号から学ぶこと、やるべきこと

2024-09-02 08:14:45 | 自然災害
それにしてもあの台風10号は特異な存在だった(と、過去形にしていいのか迷うところだが)。
あの奄美あたりに長くウロウロしていたのがそもそもの始まりだ。
全く「いつまで居座るんだ」という感じだったねぇ。
その後今度は遠隔地に豪雨をもたらし「遠隔豪雨」などと言う新語を生み出した。
いい得て妙な表現だが感心している場合ではない。(笑)
そんな「台風10号」について一部の気象専門家の発言が気になっている。
台風の長期停滞性、影響圏広域化が今後の「ニュー・ノーマル」になるのでは、ということだ。
であれば日本の大動脈である東海道新幹線の台風対策強化をもっと進めなくてはいけない。
あんな降水量で計画運休するようでは話にならないぜ。
線路を支える堤防を弱い所からとにかく遮二無二固めていくべきだ。
もう1つは都道府県が管理している中小河川の防災対策だ。
1級河川などは国交省がそれなりに手を打っているが台風10号で顕在化したのが大垣市の杭瀬川であったり二宮町の葛川であったり、2級河川クラスの脆弱さだ。
まさに中小河川の脆弱さが市民生活を脅かしているのである。
しかし都道府県の中小河川防災対策は財政や人的パワーの点で疎かになっているのではないか。
ここは国交省がリーダーシップを取って手をつける優先度を決めたらいい。
そして危険度の高い河川から順にかつ速やかに手をつけようよ。
「全ての台風被害は人災である」と考えてもいいくらいだ。
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能登地域の復旧を考える

2024-06-07 07:36:55 | 自然災害

先日能登半島を地震第2波が襲った。

第1波は忘れもしない、あの元日だったからもう5か月以上も経ったのだねぇ・・・。

それにしてもその間どれだけの震災復興がなされたのかねぇ?

相変わらず輪島の朝市会場だった場所は焼け野原だし、未だに水道が復旧していない地域が広範囲に残されているという。

こんな時に政治家はよく「できることは何でもやる」と公言するがそれでもこの程度なんだから自然災害の復旧は難しいんだねぇ。

本当に予算をかけるというのならかなりのことが出来るはずだが・・・。

今でも3800人以上が避難生活を余儀なくされていると聞くが「いつ頃、どんな生活に戻れるのか」について(大雑把でもいいが)何か線表が個々に示されているのだろうか?

行政は「できることは全てやっている」と本当に胸を張って言えるのか、あらためて自身に問うてみて欲しい。

先行きがイメージできれば住民もまだ頑張れるのだ。

 

 

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