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マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

印パ紛争の再燃に思う

2025-05-08 10:17:42 | 国際政治
インド北部カシミール地方がまたまたキナ臭くなってきた。
先月下旬にインド人観光客他26名がカシミール内インド実行支配地域でパキスタンのテロ活動で殺害された(インド側発表による)。
今度はインド政府がパキスタン側にあるテロリスト拠点9か所、発電施設にミサイル攻撃を行いその結果8人が死亡、33人が負傷した(パキスタン側発表による)。
その後パキスタン軍はインド軍戦闘機5機を撃墜した、としているがまさに報復合戦だ。
元々この両国は元々仲が良くない。
以前から紛争を繰り返してきたのだ。
しかし今回のロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ乗っ取りなどが引き金になってはいないだろうか。
どうも世界全体が軍事力を行使した一方的な制度変更を容認する風潮になっているような気がしてならない。
米国が世界を統制する役目を放棄したことも大きい。
とにかく「やった者勝ち」の社会はよくない。
やっぱり国際機関がもっと力を持たないといけないがこれには米中の代替わりを待たなきゃいけないのかねぇ・・・(嘆)。

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アップルのi-phone生産基地変更に思う

2025-05-04 10:35:47 | 国際政治
先日アップルがi-phone の生産を従来の中国からインド、ベトナムに移すと公表していた。
それにしても米国企業の動きは速い。
米国の対中国関税税率は決まったわけでもないし対インド、対ベトナムの税率も未だ交渉以前の段階なのにねぇ・・・。
この生産基地変更でどこが損失を被るのか?
先ず第一に中国の経済だろう。
ただでさえ経済成長鈍化に悩む中国がi-phone の生産や輸出の低下でさらなる追い打ちを受けることになるからねぇ。
当の米国だってi-phone の生産を他国に依存しているので関税の税率次第では米国で入手することは困難になる。
i-phone の生産をインドやベトナムに移せばそれで一安心かと言えばそんなことはない。
異例の早い決断を行ったアップル自体もさぞかし気がかりなことだろう。
もしかしたらインド、べトナムは「漁夫の利」を得ることなるのかもしれない。(笑)
やっぱりトランプ氏も習氏も実のところ頭を抱えているんだろうね、表面上は平静を装っているが・・・。




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米中関税最終戦争に思う

2025-04-12 11:19:24 | 国際政治
米国・中国間の関税報復合戦が世論を賑わせている。
100%を超える税率になればこれはもう輸入元への多少の値下げ要請などで済む話ではない。
かといって輸入に頼らず内製化するのも容易ではないだろう。
先だってもフォードの完成車を分解して調べたらカナダ、メキシコ、韓国、日本からの部品が使われていたとのことだ。
これらを全て変更するとしたら時間とコストがいかほど掛かるのか、設計段階から考え直さなければならない。
体制がようやくできたと思ったらトランプ政権は終わっていたってことになりかねないぜ。(笑)
中国は中国で早速ハリウッド映画の上映を取りやめた、と言っていたがこれも簡単に中国製映画で代替できるものではないと思う。
映画ファンのストレスは溜まるだろうねぇ。
結局今になって貿易を全て否定することは双方にとっていいことはない。
トランプ政権内でもいろんな動きが出始めている。
トランプ自身は例によって強気の姿勢を崩していないが内部崩壊する可能性も全くないとは言えないと思う。
日本の対米特使も17日に米側と交渉を持つと言われているが変に対抗したり言いなりになる必要はない。
時間を味方に付けることを考えたらいいと思う。
こんな関税戦争はもう最後にしよう、いや終わりになるだろう。






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どれだけの米国国民がトランプを支持しているのだろうか

2025-02-14 11:04:33 | 国際政治
最近のトランプ大統領の所作を見ていると一体どれだけの米国国民が彼を支持しているのだろうかと思ってしまう。
メキシコ湾の名称をアメリカ湾に変えたり、グリーンランドの購入申し込みをしたり、あたりはまだ良しとしよう。
しかしガザの後処理方法は看過できない。
あれはイスラエルと手を組んでガザ地区を掠め取ろうという考えに違いない。
パレスチナ難民は周辺のアラブ諸国に押し付け肝心のガザ地区は「中東のリビエラ」にするって?・・・一体何を考えているのだろう。
これではロシアのウクライナ侵攻と同じではないか、いや自らの手を下していない分さらに悪辣ともいえるのではないか。
戦争終結は単に戦闘行為の終了だけではなく当事者や周辺国の意向をくみ取り極力中立・公平かつ永続的な平和につながるものでなくてはならない。
しかしあのプランではただ怨念を募らすだけの最悪の戦後処理になってしまう。
パリ協定の破棄、化石燃料の大増産(些細なことだが紙ストローの否定など)も世の中の動きに逆行している。
MAGA(Make America Great Again )もいいがそれは世界あってのことだろう。
もはや一国だけが栄えるという構図は描けないし描くべきでもない。
果たしてどれだけの米国国民がトランプを支持しているのだろうか? ・・・あらためて妙な思いにふけってしまう今日この頃である。




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トランプ次期大統領の超ド級暴言に呆れる

2025-01-10 11:34:47 | 国際政治
トランプ米国時期大統領の超ド級暴言委に呆れるばかりである。
それも単なるジョークではなくマジにそう考えているのだから怖い。
カナダに対しいきなり「米国の51番目の州に」というのは「属国になれ」ということだからロシアがウクライナに対してやっていることと全く同じことではないのか。
いやしくも独立国に対し一方的に宣言することではない。
いくらカナダが政治的に、経済的に混乱していても、だ。
今のままではメキシコに対しても同じことを言いだすのではないか、と危惧している。
単にメキシコ湾をアメリカ湾と呼ぼうという以前に。
グリーンランドについても金銭あるいは軍事的手段を使ってでも併合の構えを見せている。
デンマーク首相は早速「グリーンランドは売物ではない」とのコメントを出していたが当然だろう。
おおよそトランプ次期大統領は何事についても乱暴すぎる。
国際ルールの何たるか、もご存知ないらしい。
「アメリカ・ファースト」のスローガンもここまで度を起こしたら開戦布告に等しい。
現政権のブリンケン国務長官は冷静に応対しているが共和党の次期国務長官はどうなんだ?
共和党としても理性の開陳あるいは政権のスタンスを明示すべき時だ。
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