マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

暗雲立ち込める「大阪万博」に思う

2024-02-03 08:28:46 | 関西万博

先日テレビを視ていたら石川県の馳知事が能登半島地震の復旧状況についてインタビューを受けていた。

その中で地震被害からの復旧と同時並行で建設が進められている大阪万博の開催について質問があった。

インタビュアーの意図は「大規模工事のバッティングで復旧の妨げになることはないか」と理解したが知事はそんなことには一顧だにせず大阪万博の建設工事も全面的に支持、開催時には能登半島のことも紹介していただきたいと応じていた。

しかし本当にインタビュアーの抱いたような危惧はないのだろうか。

地震被害の復旧はとにかく最優先で「経費に制限はつけない」との首相の言質を取っているから知事の方は安心だが他方で大阪万博の方は経費がすでに予算オーバー気味だからもしも両者がリソースの点でバッティングするとしたら後者の旗色は悪いぜ。

その心配はないのかねぇ・・・ただでさえ工期は詰まっているのにねぇ。

そういえば大阪万博のサポーターとなるべき松本人志も博覧会アンバサダーの座を降りそうだ。

「前売りチケットを大量購入した」と笑顔でPRしていた西村前経産相もその座を降りた。

閣僚の1員である高市経済安保相が大阪万博の延期を首相に進言したとも聞く。

大阪万博の見通しは今一つである。

350億円の経費をかける木造リングが巨大な墓標にならなければいいが・・・。

 

コメント
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