神奈川県警は一昨日器物損壊容疑でビッグモーター社員を逮捕したとのことだ。
この社員は本社の環境整備推進委員を務めていた際数人と共謀し川崎店前の歩道上のつつじ6本の伐採を指示した(伐採行為も行った?)容疑で逮捕されたのだが同社で最初の逮捕者になった。
ここまで書けば察しのいい読者諸兄は筆者が何を言いたいか、もうお分かりだろう。
伐採指示は当該社員の発案ではなく上層部からの業務命令に違いない、ということだ。
だとすればこの社員だけの逮捕だけで終わるはずもないし終わってはいけないということだ。
この構図を見てふと昨今の自民党安倍派の議員(代表者)と会計責任者の関係を思い起こした。
前者のケースはまだ中間的な段階であっていずれ本丸の役員クラスに司直の手が伸びるのだろう。
後者のケースは残念ながら捜査・法的措置は一旦終了したようだ。
今後は検察審査会に引き継がれるようだが政治家対象と民間対象で社会不正・疑念に対する取扱いに随分差があるねぇ。
双方のケースが今後どう落着するのか、注視して行かなくてはならない。