マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

内閣支持率、発足後最高に思う

2022-05-30 09:02:34 | 政治

日経新聞・テレビ東京の先週末の世論調査によれば岸田内閣の支持率は66%と内閣発足後最高となったようである。

発足直後に高支持率を得ることはままあるが岸田政権の場合は10月に発足後半年以上たっているのでいわゆる「ご祝儀相場」ではない。

この調子が続けば来る参議院選挙は自民安泰ということになるだろうし一方で野党は頭を抱えているかもしれない。(笑)

この高支持率はどこからきているのだろうか。

意外と首相の低姿勢ぶりが奏功しているのかもしれない。

どんなに攻撃されてもまずは謙虚に受け止める態度は一強時代を謳歌した前々首相やその後継を標榜した前首相ではついぞ見られなかった。

それでも先般来日した米大統領対応では台湾有事や拉致家族問題でそれなりの結果を引き出していたので国民はひとまず安堵したのだろう。

さて要は経済対策である。

「新しい資本主義」なる政策を楽しみにしている。

間違いなく成果が出そうだと思わせるような中味や全貌がお目見えするのか?

とかく国民は「女心と秋の空」同様移り気だからねぇ・・・・、油断は禁物だ。

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衆院議長のセクハラ疑惑その後に思う

2022-05-28 10:31:07 | 政治

衆院議長が週刊誌のセクハラ報道に苦慮している。

先週発売された週刊誌に衆院議長のセクハラ疑惑を報じる記事が掲載されたのだが同氏の出版社への抗議にも関わらず今週発売号にもその続報が紙面を飾っている。

つまり抗議文もそして「訴訟を検討している」との警告も全く効いていないということだ。

もし自身に全くやましいところがなければキチンと記者会見して事実関係を明らかにすれば疑惑も晴れようと思うのだがそれもできないようであれば「もはや勝負はあった」と断ぜざるを得ない。

同氏は今意気消沈しているとの報道もあるがやはり説明責任の方が先だと思う。

同氏についてはセクハラ疑惑以上に別途選挙制度に関する国会決議案を軽視した発言もある。

立法府としての権威を汚すものとしてをこちらの方がさらに罪が大きい。

衆院議長職としての資質を問われるのは当然だと思うが如何だろう。

 

 

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そもそも領土問題は根が深い

2022-05-27 17:23:51 | 国際問題

昨日のこのブログでロシアが排除されたダボス会議について触れたが焦点のポスト・ウクライナ侵攻問題に関わる議論が熱を帯びている。

今となっては懐かしい名前だが米国のキッシンジャー元国務長官がオンラインで参加し「ロシアとウクライナとの国境は(2月24日の)ロシア侵攻以前の状態が望ましい」と発言したようである。

これに猛反発したのがウクライナのゼレンスキー大統領以下現政権メンバーで「2014年のロシアのクリミア併合以前」を頑として譲らない。

ウクライナ側の心情はよく理解できるがさすがにここまでロシアが譲るのは調整に時間がかかりそうだ。

いやはや、領土問題の解決は難しいものだ。

そもそもどこまで遡れば当事者双方が納得できるのか、そんな基準やルールなどない。

今から思うとイスラエルなどがよく今の土地で建国できたのか、奇跡みたいなものだ。

出来ることなら中国の新疆ウィグル民族や中東のクルド民族に固有の安住の地が確保されればいいと思うのだがまるで見通しは立っていない。

いつまで経っても領土問題は根深い問題である。

 

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ロシア排除のダボス会議に思う

2022-05-26 09:47:55 | 国際問題

世界経済フォーラム年次総会(通称ダボス会議)が今年はウクライナ問題一色の様相を呈している。

これは自然の成り行きだ。

エネルギーにしても食糧にしてもウクライナ問題が世界経済に及ぼす影響は大きいからねぇ。

ウクライナのゼレンスキー大統領がオンラインで参加しているほか閣僚クラスも直接会議に参加しているようだがウクライナの復興(まだ紛争が終結したわけではないが)は喫緊の課題である。

一方でロシアに参加は認められていないという。

懲罰の意味があるのかもしれないがここは出席したいというのならそれを許して彼らの言い分を聞いたらどうだろう。

たとえ平行線で終わってもそれはそれで意味があるだろう。

ロシアの代表団にウクライナの窮状を理解させればいいと思う。

対話や説得の機会さえ閉ざしてしまうのはあまりに勿体ない。

ロシア側がボイコットするというのならそれはそれで上等なのだが。

 

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米大統領の台湾有事対応発言に思う

2022-05-25 09:33:01 | 国際問題

先日米大統領が我が国首相との共同で記者会見を行っていたがその中で記者からの「台湾有事に際に米国の介入はあるのか」という質問に対し即座に「イエス」と応えていたことが印象に残った。

というのも約3か月前、ロシアのウクライナ侵攻直前に自信たっぷりに(?)侵攻を予言し更にその場合も米国が直接介入することはない旨を言明していた。

結局この発言がプーチン大統領の背中を押したとの見方が世界の大勢を占めているように思う。

それが米大統領のトラウマになって今回の「イエス」発言につながったと見るのは穿ち過ぎだろうか。

日本の政治家だとここは「仮定の話にはお応えしない」とか言ってお茶を濁すのが常だが米大統領は決して逃げないねぇ。(笑)

それにしても「ウクライナは傍観しても台湾は座視しない」と言う背景には何があるんだろう。

同盟国日本に対する思いやりだとしたらすごいリップ・サービスだ。

 

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