マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

不審訪問ビジネスの横行に思う

2024-07-14 14:51:34 | 世相

つい先ほど見知らぬ若者が我が家を訪れこう宣った。

「近くで汚水槽の修理工事をやることになった。ついては悪臭が発生するかもしれないので事前に理解とご協力をお願いします。」とまぁ、こんな切り出しだった。

ここまでは何も問題はなかろう、問題はこれからだ。

「ついでに貴宅の設備も無料で点検しますが如何でしょうか?」と続いたからだ。

この瞬間になぜか胡散臭いものを感じたので即座に断った。

全く油断が出来ない世の中になってしまった。

社会全体がモラルを失ってきているからねぇ。

理由はいろいろ考えられる。

1つには若者層を中心に貧富格差が広がっていることだ。

これは小泉政権の時代に端を発した派遣労働の分野拡大が主因ではないか。

学校教育の中身についてはどうだろうか?

「『社会道徳』の基本を教えるカリキュラムが疎かになっている」との指摘を聞いたことがあるが昨今「知識教育」に偏していることはないのか。

卑近な例では自民党の「政治とカネ」に関するあの収拾、処理の仕方も気になっている。

あれでは誰も「明るい日本の将来像」をイメージできない。

どうも日本は「将来に期待はできないので自分なりに自衛策を講じている」大多数と「好き勝手(悪事を含め)やって刹那的に生きよう」と考える少数の2グループに分化しつつあるのではないか、という気がしてならない。

無論こんなことがあってはならない・・・、誰かが日本を生まれ変わらせなければいけない。

不審業者の訪問があってあらためて日本の将来を考えてしまったのだ。

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若者の就職意識の変化に思う

2024-05-12 20:20:03 | 世相

このところ若者を中心に就業・就職意識の変化が進んでいるような気がする。

一言で言えば「働く」という意味合いがあまりにも希薄になっているように思うのだ。

一例だが、・・・入社したその日に退職する新入社員が少なからずいるということだ。

いくら何でも1日では何も分からないと思うのだが何が彼らをそうさせるのだろうか?

仮に「会社の勤務条件が聞かされていた内容と違う」とか「寮施設の環境が劣悪だった」とかいうように明らかに会社側に非があると思われる場合は問題の所在を公表し当該企業にある種の社会的な制裁を与えればいいのかもしれない。

問題は会社側の自覚がないところで過剰な労働流動性が発生していることだ。

もしも若者側に「堪え性がない」とか「勤労意欲が低い」「人間関係維持が苦手」という意識が顕在化しつつあるとしたら社会全体で何らかの手を打つ必要があるのではないか。

それとも今後マクロ的に人手不足が進行していく中で過剰流動性は当たり前のシャッフル行為として定着していくのだろうか・・・。

言うまでもなく社会経済的にはもう少し落ち着いた方がいいと思うのだが。

無論熟慮した結果転職するとか、起業するとかは別だが。

 

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今年を表す「一語」は?

2023-12-30 19:57:26 | 世相

先般発表された今年を象徴する漢字一文字はたしか「税」だったような気がするが漢字一文字ではなく一語にしたらどうなるんだろうね。

筆者が無理やり選ぶとした国内では「モラルハザード」だ。

「闇バイト」はその最たるものだ。

僅かのカネのためにいとも簡単に重い犯罪に手を染めてしまう例が後を絶たなかった。

自民党派閥の裏金疑惑もその類の出来事だ。

こちらはまだ進行形であっていかほどの規模なるかも分からない。

世界に目を転ずればやっぱり「戦争」だ。

ロシア・ウクライナ間もパレスチナ・イスラエル間の出来事もきっかけは侵略・越境テロだったが今や被害が深刻な戦争と言っていい。

残念ながら両戦争とも未だ出口が見つからない。

それ以上に同様の戦争がほかでも起こりかねない誘発リスクさえ拡大させているとは言えまいか。

「モラルハザード」「戦争」、どちらも嫌な言葉である。

さて来年はどんな年になるんだろうねぇ・・・。

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「NYでリアル書店復活」ニュースに思う

2023-03-06 22:12:59 | 世相

今日日経紙を見ていたら興味深いニュースが目に付いた。

何とNY でリアル書店の人気が復活し、店舗数が急増しているということだ。

ついでに「バーンズ&ノーブル」という米国最大のリアル書店チェーンの名前も久しぶりに接することが出来た。

まだ生き残っていたんだねぇ。(笑)

ネット販売の巨人であるアマゾンが最初に事業に着手した分野が書籍の小売りであった。

そしてアマゾンの伸長と反比例して急速に衰退していったのがリアル書店だったのだ。

それがこのコロナ下での読書ブームでリアル書店が急増ってねぇ・・・?

在宅勤務が増えて書籍を求めるというのは分からないでもないがネットでリアル書籍を買うのではなくリアル店舗でリアル書籍を求める習慣が復活したということか・・・。

人間は常に効率一辺倒ではなく意外と無駄も楽しみたいのかもしれない。

私が時々利用しているリアル書店は併設カフェで新刊書籍の試読することが可能である。

やっぱり人生、「遊び」「ゆとり」もなくっちゃあね。

 

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中学校で起きた無差別殺傷未遂事件に思う

2023-03-01 22:28:08 | 世相

僅か4日前にこのブログで無差別殺傷事件の頻発を取り上げたばかりだったがすぐに類似事件が起きたことに驚いている。

白昼に若者が中学校の教室を訪れ包丁だかナイフを振り回し教員たちに取り押さえられたのだ。

未成年の暴漢は「誰でもよかった」と言っていたようだ。

全く困ったものだ。

やっぱり背景にはたまりにたまった社会への不満があるのではないか。

これも1つの政治課題と言っていいだろう。

警察だけに「頑張れ」と言っても限界がある。

ただ「自衛力の強化」とはあまり言いたくないねぇ。

社会不安が比例して増していくからだ。

そんな社会には正直言って住みたくないよね。

米国なんかは頻繁に銃乱射事件が起こっている。

それに比べると日本まだマシかもしれない、・・・・やれやれ。

 

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