マッシーの日本寸評

「日本を少しでも住みやすい国に」との思いから政治、経済、時事問題について感じたままを忖度なくコメントします。

停戦協議の行方に思う

2022-03-31 10:32:19 | 国際問題
ロシア・ウクライナ間の停戦協議が断続的に行われているがその落着先はなかなか見えてこない。
一部に「歩み寄れる見通しがついた」というような楽観的な報道も見られるが筆者は全く見解を異にする。
もともと双方の要求内容に差があり過ぎる。
「とりあえず停戦を」という気持ちは分かるがあくまでゴールは停戦ではなく終戦でなくてはいけない。
ウクライナ側の自主独立は譲れないだろうしロシア側だってそれを認めたら何のためにここまで戦火を拡大したのか分からなくなってくる。
それにしても以前にもこのブログで記したがプーチン氏はやり過ぎてしまった。
焦土と化した市街の復興や400万人を超えた越境避難民をどう扱うか、どのように帰還させるのか、直ちに停戦するといっても戦後処理の見通しが全く立っていないのである。
ウクライナによる自主再建が可能なのだろうか。
答えはNoだ。
ロシアだって国土破壊の責任を取って生活環境をもとに戻すなんていう選択肢はないだろう、とにかく経済制裁への対応で手一杯なのだから。
結局米国・EU(場合によっては中国も交え)が手を携え仲介・支援する以外に解決はないのではないか、長き年月を要するかもしれないが。

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自民党政調会長の「1人当たり5000円の給付案」白紙化発言に思う

2022-03-30 14:36:48 | 政治
昨日自民党政調会長がテレビカメラの前で政府・与党内で出ていた年金受給者らへの1人当たり5000円の給付案について一旦白紙に戻してゼロベースで議論すると述べていた。
この政策については筆者も今月16日付けブログで記したように費用対効果上異議ありと考えていたのでまさに「やっぱり、か」である。
首相のコメントも15日に自公両幹事長から法案を受けった時には「しっかりと受け止めて検討したい」と前向きだったが28日の参院決算委では「本当に必要かどうかしっかりと検討したい」と後退した。
「しっかりと検討したい」とのフレーズは共通だが2週間前と直近ではスタンスは大違いだ。
それにしても公明党政調会長の「公明党としてそもそも(この給付案を)考えていたわけではない」との釈明は理解に苦しむ。
いかにも責任を回避したい気持ちがありありだ。
自民も公明ももう少し入口のところでチェックする意識なり体制なりが重要だ。
これもやっぱり「驕り」「緩み」がなせるワザだろう。
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日本維新の党の「野党第1党を目指す」に思う

2022-03-28 21:16:03 | 政治
日本維新の党が先日党大会を開き野党第1党を目指すとの方針を明確にしていた。
随分大きく出たもんだという気がしないでもないがとにかく去年の衆院選でも当選者数が改選者数の4倍と大躍進だった為まんざら有り得ないことではないとも思ったものだ。
1つ心配なのは日本維新の会の伸長が自民・公明の牙城を切り崩すのではなく立憲民主などの票を食ってしまわないか、との恐れである。
もしも日本維新の会が自公の支持票ではなく他野党の支持票の多くを獲って野党第1党になったとしたら関西弁でいう「一体なんのこっちゃ」ということになるのではないか。(笑)
いくら日本維新の党が野党台1党になったとしても立憲民主との連立はないだろうしねぇ、・・・野党同士が張り合うだけでは政権交代もないし二大政党制も生まれない。
結局自公政権が続くだけになりはしないか? ・・・なかなか上手くいかないねぇ。(笑)
日本維新の党の単独政権というのも考えにくい。
あるとしてもまだまだ先の話だろうからねぇ。


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お江戸日本橋点描

2022-03-27 15:24:49 | 世相
昨日は野暮用で久しぶりに東京は日本橋に足を延ばした。
所用を済ませた後いくらか時間があったので付近をブラブラしてみた。
日銀横の江戸桜通りの桜は見ごろだったねぇ。
驚いたのはデパート駐車場入場待ちの車列の長さだ。
昨日は土曜日の午後だったせいなのだろうか、天候(曇天だったが今にも振り出しそうだった)のせいなのか、それともいつもこういう状態なのか、詳しいいきさつは知る由もないがとにかく長い行列で、整理する係員も並ぶことを諦めるような看板を手にしていたほどだ。
小売業が来店客を捌ききれないとはねぇ・・・・。
筆者は「百貨店冬の時代」を痛感していたのでちょっと意外だったが都心の旗艦店はやっぱり別格なのだろうか。
それはそれで結構なのだが我が街横須賀の地場百貨店は存続すら危ぶまれている。
同じ日本とはいえ景気はまだら模様なんだねぇ。
貧富の格差も脳裏をかすめたものだった。
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22年の球春到来に思う

2022-03-26 08:34:13 | 日記
いよいよ今年のプロ野球が開幕した。
今年は観衆数の制限が外れたということだから野球ファンにとってはひとまず安心だ。
もっともマスク着用や大声自粛などの制約はあるのだがこちらも晴れて解除される日を待ち望もう。
それにしても昨日の各ゲームはどこか新鮮だったなぁ。
クローザーだけでも巨人の大勢、阪神のケラーなど初めて見た。
監督としては日ハムのBIGBOSS、中日の立浪などが初見参か。
それに選手諸君が一生懸命にプレーしていたことが特に印象に残った。
中日のラストバッターがピッチャーゴロを打たされてファーストにヘッド・スライディングしていたがこんなシーンは最近は高校野球でもお目にかかれないよ。(笑)
まだまだプロ野球も捨てたモノではない。
東京ドームでは飲食、グッズ販売等の完全キャッシュレス化を実施するというがこちらの反響も気になっている。
行儀よく(感染対策を施して)応援しオミクロン新規株とやらを吹き飛ばそうじゃないか。


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