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九州総合釣行情報

玄界灘スッテゲーム 遭遇

2012-09-10 00:00:00 | 船釣り

9月8日  南南西6m 波2m 小潮

 

 

 

週末近くになり土日、日中は仕事や用事で釣りに行けないのは確定していたんで、どうにか行けないだろうかと時間での釣行を計画。

 

しかし天気は大雨ながら波もなんとか大丈夫。

 

寿裕の近藤船長へ御連絡。

 

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夜焚きへ出る事でしたので空きもまだありお声賭けした中で、当日早朝にグッポジさんより「今日は雨で仕事捗り、行けます!」と嬉しそうな声で電話があった。

グッポジさんは自己所有の船は持ってますが遊漁船での船釣り、スッテも始めてとの事。

道具も持ってましたので泳がせと兼ねて釣行決定。

 

 

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6名で出航、目指すは玄界灘。

 

 

この釣行が俺にとってと言うか乗船された方々、一生に一度あるかないかの遭遇に出くわします。

 

 

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午前中雨が酷かったが何とか晴れてくれて波も南西、北東へ走るので凪のようだ。

 

船内で仕掛けの準備。

 

 

今日もライトタックルでこれからの時期の葡萄烏賊狙い。

 

鉛スッテと浮きスッテのWスッテにて狙います。

 

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潮が走るのを想定して鉛スッテは15号、キーストン製ピンク白。

浮きスッテカラーは試作品を頂いたんで最初から試しで。

 

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暗くなってすぐくらいにポイント到着。早速準備で始めます。

 

意外に波が立ってます。 

 

 

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早速、浮きスッテにフォール中にきます。

 

いつもだと1投目から来るのですが3投目より釣れ始めた。 

水深60m前後、水深30m付近より魚の層がはっきり魚探に。

 

その上に固体で数個反応が出ている。 

 

フォールさせるとある層まで達したら何かの壁に当たったようなガスガスした伝わり方でゆっくりしかフォールしないようになる。

当然アタリと思いアワセても何も掛からない。

 

ボトムまで落として底で誘いステイにて3杯追加。

 

しかし今日の活性は普段と明らかに違う。 

 

表層にはバットマンごとき大型のムラサキタコの群れが回遊。

 

 

 

すると底5m付近で最初ちょっと絞めこむアタリ。

 

明らかに烏賊の引きなんだが葡萄イカや良型のヤリイカとはちょっと違う。

 

アオリか?

 

俺の反撃に出たときに絞めこむ引きが今までとは数倍に変った。

 

底へ底へと走り、と思いきや浮上しながら横へ走る。

 

一瞬、今までとは違う凄い引きに変った瞬間、浮きスッテのハリスチモトから飛ばされていた。

 

なんなんだろう・・・・。

 

これから船内、イカの反応と釣果が止まる。

 

 

胴突きでカゴ釣りされてる方にはイサキがよく釣れていた。

 

魚の反応を見たかったんでゲソゲーをやってみる事に。

 

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鉛スッテにハリスを出し、烏賊ゲソを付けてポイ!

 

  

 

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するとすぐに反応ありゲソゲーで上がったのはサワラ。

 

イカが掛かっても取り込むまでにボロボロにされるのは金フグやサワラ、ダツ、太刀魚などからやられてしまう。

 

グッポジさんにもスッテにサワラ、コレがボチボチ、サワラが釣れてくる。

 

コレじゃイカも釣れんかなと思ってたらグッポジさんに絞めこむアタリ。

 

さっきの例のヤツかもと思っていたら外れてしまった。

 

 

胴突きスッテを電動でやられてる方に烏賊の引きなんだが重々しいのが掛かって上がって来たのは・・・

 

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なんとソデイカのロリイカ(推定2.5kくらい)

 

 

 

まさかと思ったが俺はアオリかなと思っていたのがソデイカ。

 

デカイのは軽く10kgは超えるので掛かっても中々獲れない。

 

 

コレが船内でゴーンっとアタリ始める。 

 

葡萄イカはたま~に上がる程度になってきた。 

 

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普段とは違う状況なので居るんだろうが抱きが悪い。

 

地道に釣って釣果を上げるがソデイカのアタリがアレから3回、全て飛ばされる。

 

 

ドラグを調整でギリギリまで緩めても重いので上がらないし走ったら何処までもなんでジェット噴射で一瞬で飛ばされてしまう。

 

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また胴突きスッテの電動の方に3キロオーバーのソデイカが。

 

船内で数十回アタリがあるのだが2杯でコレくらいのサイズまでしか上がらない。 

 

デカイのはバレるか飛ばされる。

 

 

表層でソデイカの数杯回遊を目撃。

 

群れは1つだけじゃなく少しTOPから下にも影が。 

あわせてムラサキダコも一緒に回遊。 

 

何かを追ってるのかと思ったがゲソゲーにサバ子の20cm位のが掛かった。 

 

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海は結構、風と波が時間にて立ってきた。 

 

またグッポジさんに巨体のアタリ。 

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底から浮いてこなかったのが急に軽くなり

TOPまで浮くと船底にラインが入りグングン走り出す。

 

周りの仕掛けを巻き込んで逃げる体制バリバリのヤル気満々の相手。

 

数分格闘の末、寄せて来たのだが葡萄イカになんとムラサキイカが抱き込んで上がってきた。 

タモ入れしようとした時に放してしまい逃亡!残念

 

 

 

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中層くらいで誘いを入れると違う魚がアタッてくる始末。

 

 

 

ボトムで誘って落としてステイにて浮きスッテに抱かせるように。

 

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中にはパラソルも混じるのですが数は今日は皆さんダメでした。

 

 

ラスイチで最後のソデイカが掛かって中層まで浮かせたが話しにならないくらいデカ烏賊。

 

ライトジギングロッドは限界レベル、ラインもオカト違い。

 

ドラグ緩め格闘しようとしても相手は頭がいい。

 

自分で浮いて来て一気にジェットで底へ。

 

 

外されてしまう・・・。

 

葡萄烏賊、ヤリイカでやっとの思いで20杯ちょうど。

 

 

グッポジさんも健闘してました。

 

 

 

まだ夜焚きもいけるんですが、このような状況は滅多にない。 

ソデイカの群れ、一生にあるかないか。

 

まだ竿を折られた敵討ちは決着していない。 

船長に聞いたがアタリは今までにも数回はあったが釣りあがったのは今回が初めて。

しかもこんなソデイカの数とアタリがでるのは聞いたことも無いとの事。

 

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当たり前の事だが行かないと釣れないし遭遇もしない。

 

遊びだけど本気の遊び、そういうものだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

早朝5時近く帰って来たがグッポジさん朝から仕事だったな。

 

大丈夫だろうか