エコライフ in かわぐち

~川口市地球温暖化防止活動推進センターのブログです~

環境出前講座「地球温暖化と私たちの暮らし」in 民間団体

2021-12-28 14:51:32 | センターの活動報告

12月19日、埼玉土建川口支部神根東支部 主婦の会から依頼があり、環境出前講座「地球温暖化と私たちの暮らし」を行いました。

 

実施日時:12月19日(日)午前10時~11時30分

依頼団体:埼玉土建川口支部神根東支部 主婦の会

講師:NPO法人川口市民環境会議

場所:神根東公民館

 

まず、「地球温暖化の基礎知識」として、地球温暖化とは何か、また、その現在と将来の影響についての話がありました。

難しい説明の後には、「体操(これから音頭)」と「環境コント」を行いリフレッシュしました。続いて、「作ってみよう、新聞紙でエコごみ袋」の話を、実演を交えながら行いました。

休憩後、「地球環境と私たちの暮らし」の話をしました。今回は、私たちに特に身近な問題の「食」を中心にとりあげました。

まず、「なぜアマゾンの森は燃えているの?」の動画を上映した後、「アマゾンで起こっていることと私たちのつながり」についてお話しました。続いて、「食べ物と地球環境問題」についてのお話をしました。

最後に、これまでの話を踏まえて、「もったいないゼロ、自己診断テスト」を行いました。皆さん、とても環境に良い暮らし方をされていました。

講座は以上で終了しましたが、1時間30分という長い時間だったものの、とても熱心にお聞き頂き、また体操等に楽しくご参加いただき、あっという間に終了となった感じでした。

参加者からは、

「とても充実した講座で楽しかったです。」「とてもわかり易く、楽しく学べました。」「体操も人気でした。」「食品ロスには驚きでした。」「エコライフは難しそうですが、まず気がついた小さな事、できる事から実践すること・・・みんなが行えば温暖化防止になる事を学びました。」「紙を使った袋づくり、不要品を使ったバックや小物づくりなど取り組めたらいいネ・・・という声も出ました。」

…等のご評価をいただくことができました。(斎藤)

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SR鳩ヶ谷駅の駅舎に、ソーラー発電イルミネーション点灯中(~12月28日)

2021-12-23 16:32:00 | イベント情報

現在、埼玉高速鉄道「鳩ヶ谷駅」の駅舎に、ソーラー発電によるイルミネーションが点灯しています。

 

このイベントは、「埼玉スタジアム線開通/鳩ヶ谷駅舎開所 祝20周年」を記念して、NPO法人鳩ヶ谷協働研究所が企画・実施しています。

太陽光により発電した電気は、駅舎に設置された蓄電池にためられ、きれいに光り輝いています。

今回、川口市地球温暖化防止活動推進センターもこのイベントに協力し、再生可能エネルギーやSDGsのパネルを展示しています。

今回は、埼玉県を含む九都県市が実施し、川口市も周知等に協力をしている

「みい電」のパネルも展示ました。

んなで っしょに 自然の気」(=みい電)とは、

自宅で使う電気を再生可能エネルギー由来の電気に共同購入しましょうというものです。

 

自宅に太陽光パネルを設置出来ないご家庭でも、電気の契約を変えるだけで自宅の電気を「自然の電気」にすることができるので、おすすめです。

「みい電」については、詳しくは「こちら」をご覧ください。(お申し込みは1月31日まで)

 

イルミネーションを見ながら、再生可能エネルギー、地球温暖化、自然について考えるきっかけになりましたら嬉しいです。(浅羽)

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川口市民大学のご報告(第2回)「白くまから見えてくる地球温暖化」

2021-12-23 14:52:13 | センターの活動報告

川口市民大学の第2回目は、自然写真家の丹葉暁弥氏による「白くまから見えてくる地球温暖化」でした。

以下、戸塚西公民館の館報から許可をいただき引用して掲載します。

*****

「第 2 回目の講師は白くま(ホッキョクグマ)写真の第一人者である自然写真家の丹葉暁弥氏です。カナダのマニトバ州にあるハドソン湾近くの町チャーチルに長年通い、白くまの写真を撮影してきた丹葉氏から、まるで人間のように様々な表情を見せる白くまの写真とともに、白くまの生態や取り巻く自然環境についてお話を伺いました。 


 ハドソン湾は毎年秋になると数百頭の白くまが集まる世界的に有名な白くまスポットですが、最近はその数が減少しています。白くまの大きさも以前より小さくなっているそうです。 
原因は地球温暖化によりハドソン湾が凍結する期間が短くなったこと。

 

チャーチル近くのハドソン湾海岸に集まる白くまは、湾が凍結すると凍った海の上を移動しアザラシを捕え栄養を蓄えますが、それが難しくなってきています。丹葉氏も数年前まではそこら中にいた白くまが、最近はなかなか見つからなくなり、白くまの減少を実感しているそうです。 
 地球温暖化は白くまなど動物たちの生存にも深刻な影響を及ぼしています。地球温暖化を防止し、白くまや私達の未来を守るために何をするべきか、改めて考えさせられる講演でした。」

*****(引用ここまで)*****

 

丹葉様には、昨年度、安行小学校4年生の子どもたちにもオンラインでお話していただきました。

今回も、丹葉様の白くまに対する深い愛情が伝わってくる写真ばかりで、白くまもそのことを感じるのか、とても優しい柔らかい表情をしていました。

しかし・・・

 

最後に、小学校の授業では使っていなかった1枚の写真に、大きな衝撃を受けました。

それは、おなかが空いた何頭もの白くまが、町のゴミ(特に人間が食べ残したもの)をあさっている写真。白くまの目は、それまで見せていた優しい目とはまるで違っていました。

白くまがお腹を空かせるようになった原因をたどっていくと、地球温暖化につながります。のままだとあと30年でいなくなってしまうと心配されている白くま。

胸に響くご講演でした。丹葉先生、どうもありがとうございました。(浅羽)

※開催にあたり、川口市地球温暖化防止活動推進センターは、講師との連絡調整、会場設営、運営等のお手伝いをしました。

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霜柱立つ

2021-12-20 18:40:00 | 川口市内のエコ情報

朝日環境センター周辺霜柱が立った

 

今日12月19日(日)                           すっきりと晴れた冷え込んだ朝の環境センターシンボル煙突

この日は気温がグーンと下がり、川口市内・朝日環境センター周辺にも霜柱が見られた。

 

 

 

朝日環境センターの植え込み(バス停の) 石垣でできた植え込みの霜柱

 

近年、都会ではとんと霜柱には縁がなくなった?

地球温暖化のせいも?あるかもしれませんが、土が都会になくなった点も大きい。

霜柱は冬の季語。私の少年時代は、サクッ、サクッと霜柱を踏んで足のふわーとした感触や、聞こえる音律、冬の一つの楽しみであった。

今はほとんど都会の生活で、道もアスファルトで、土の庭が自由に堪能できるよほど広い邸宅でない限り、霜柱の踏む楽しみもほとんどなくなってしまいました。

霜柱はご存じのように、地中の水分が、毛細管現象により凍り、地中から氷の柱が土を押し上げてできるもの(上の写真)。

畑や、田んぼ、林道などの柔らかい土の層が広がっている場所では、毎冬見られるのですが、川口の都会?舗装道がほとんどの所は無理と言えます。

日本全国で見られる光景ではないようです。東日本や、火山灰が降り積もった土壌のように土の粒子が影響しているようです。

寒さで、凍ってもそれだけでは霜柱はできません。写真(氷と霜柱)のように土の中の水分が凍って次々と押しあがって氷の柱になっていきます。 外気も地中の温度も氷点下にならないと出現しません。

ともかく12月19日の朝の寒さは厳しかった、ですが素晴らしい自然環境の演出で、久しぶりにカメラマン?の悦びが味わえました。感謝!(輝さん)

 

 

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川口市民大学のご報告(第1回)「地球温暖化(影響と対策)」

2021-12-16 16:46:32 | センターの活動報告

10月から開催した「川口市民大学」の全4回が終了しました。

開催にあたっては、当日も会場設営や運営などのお手伝いをしました。

 

第1回目は、埼玉県環境科学国際センターの本城慶多氏による「地球温暖化(影響と対策)」でした。

以下、戸塚西公民館の館報から許可をいただき引用して掲載します。

 

10 月 16 日(土)、川口市民大学後期講座「環境講座~地球のこれからについて考えよう~」を開催しました。本講座は、地球温暖化を中心とした環境問題の現状を学び、これからの生活のあり方を考えるきっかけになることを目的としています。

全 4 回で開催する講座の第 1 回目は埼玉県環境科学国際センター地球温暖化対策担当の本城慶多氏に講師をお願いしました。(本城慶多氏)
講座では、20 世紀後半の気温の上昇が人間活動が原因であると見て間違いないこと、このまま温室効果ガスの排出が進むと今世紀末までに地球の平均気温が約4°C上昇する見込みであることな
ど、地球温暖化の現状についてお話がありました。

その上で、今後、一定の気温上昇は避けることはできず、それに適応していく必要性や、温室効果ガス削減のために様々な分野で行われている取り組み、これからの課題などについてとても分
かりやすくお話いただきました。

 

私も後ろでお聞きしていましたが、印象的だった言葉をいくつか書きたいと思います。

「16世紀から17世紀にヨーロッパで描かれた絵には、湖の氷がカチンコチンに凍っている絵が多いですね(今とは違う風景です)。」

「埼玉県の温室効果ガス排出量の特徴として、家庭部門と運輸部門の排出量が大きい」

「温室効果ガス削減方法として、(1)電源の脱炭素化 →(2)電化 →(3)カーボンオフセット」

「温室効果ガスの排出枠は、今後、取り合いになってくるでしょう。」

二酸化炭素排出量を 何トン削減するか(低炭素)ではないんです。今後、どうやってゼロにするか(脱炭素)ということなんです。

 

特に、最後の言葉はとても印象的でした。本城先生、どうもありがとうございました。(浅羽)

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