広島を訪問したオバマ大統領のスピーチを聞いて、胸が熱くなった人は多いのではないでしょうか・・・。
「71年前、とてもよく晴れた朝、空から死が降ってきて世界は変わりました」から始まり、「無言の泣き声に耳を澄ませる・・・」。
原爆投下により亡くなった方々の多くは、子どもたちだったそうです
「私たちはいま、この広島の真ん中に立ち、原爆が落とされた時に思いを馳せています。子どもたちの苦しみを思い起こします。子どもたちが目にしたこと、そして声なき叫び声に耳を傾けます。」
原爆が投下された広島の地で、71年前の景色がよみがえってくるようでした。そして亡くなった一人一人の方々にも語りかけているようなスピーチでした。
核兵器、そして戦争は、最大の環境破壊です。大切な一人一人の人間の命を奪い、夢や希望、未来を奪い、自然を焼き尽くしてしまいます
1972年、国連人間環境会議で採択された「人間環境宣言」には、こう書かれています。
「人とその環境は、核兵器その他のすべての大量破壊の手段の影響から免れなければならない」
オバマ大統領のスピーチの後半にあった、
「私たちは、そのような苦しみを繰り返さないためにはどうしたらいいのかを自問しなければなりません」「”一つの家族の一部である”という考え、これこそが、私たちが伝えていかなくてはならない物語です。」
私たち一人一人が、核兵器・・・そして戦争をなくしていくにはどうしたら良いのか、考え、行動していかなくてはならないのですね。私にできることは何だろう?と考えた一日でした (浅羽)