オンラインで、川口のごみとリサイクルに関する環境講座を実施しました。例年、多くの市内小学3・4年生が朝日環境センター・リサイクルプラザに見学に来ていましたが、新型コロナウィルスの影響で見学が出来なくなったため、オンライン環境講座として実施しました。
実施日時:2021年5月27日(木) 10:50~11:35 [1時限]
実施校:青木中央小学校 4年生 170人
教科名:社会科
単元名:くらしとごみ
授業計画:川口市内で収集されたごみが、どのように処理されているか学ぶ。
講師:NPO法人川口市民環境会議
実施方法:各教室のディスプレイに接続したパソコンと、川口市地球温暖化防止活動推進センターのパソコンをオンラインでつないで実施。
---------------------------------------------------------------------------
はじめに、川口の家庭ごみの分け方・出し方について学びました。
川口市内から運ばれた「一般ごみ」は、どのように処理されているのでしょうか。ボランティアガイドの方が見学案内をしている動画を見てみましょう。
ごみを、とても大きなクレーンでかき混ぜています。
このシーンは、子どもたちに大人気です!
ごみを高温で燃やしている様子は、中央監視室のモニターで見ることができます。
燃やしたごみの中から、金属などまだ使えるものは回収され、再利用されています。
再利用することが出来ないものは、埋め立てられます。
川口市内には、埋め立てることができる場所(最終処分場)がありませんので、遠くまで運ばれて埋め立てられています。どこも自然が豊かな場所です。
みんな一人ひとりが、ごみをへらすようにしたいですね。
次に、リサイクルできるものについて一つ一つ、何にリサイクルされているのかお話しました。
ペットボトルは…
このようなフレークやペレットと呼ばれるものになり、
最後に、プラスチック製品や洋服などに生まれ変わります。
講師の方が来ている服も、ペットボトルから出来たものです!
リサイクル出来るのに「一般ごみ」として捨てられているもの…一番多いのは「紙類」です。きちんと分ければ、また紙に生まれ変わります。
最後の「質問コーナー」では、各クラスから質問してもらいました。
授業に合わせて、先生から「ごみまるが教える7つのポイント」のパンフレットを子どもたちに配っていただきました。
授業後、ペットボトルをリサイクルして出来た「フレーク」「ペレット」「洋服やボールペン」などを学校にお貸ししましたので、子どもたちにゆっくり見てもらうことも出来ました。
担当の先生からのメッセージ
「子どもたちは、ゴミ収集車が到着して、ゴミがクレーンで運ばれるところ(映像)で盛り上がっていました。”もっと見たい!”と言っている子もいました。今回の学習で、ごみのゆくえや自分たちにできそうな事のイメージができましたので、今後に活かしていきます。」
---------------------------------------------------------------------------
ごみは、出したら終わりではありません。
ごみを減らすための3つのキーワード「3R」は、「リデュース(ごみを減らす)」「リユース(何回も使う)」「リサイクル」。
この中で一番大切なのは、「リデュース(ごみを減らす)」です。どうすれば減らすことができるか、一人ひとり考えて、取り組んでください。
それから、ものは買うときもお金を払っていますが、処理するときにもお金がかかっていることを忘れないでいて欲しいと思います。(関延子)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます