妙楽寺を後にして次に神宮寺に向かいました。車で10分もかからない距離です。「神宮寺」という
まさに神仏習合を現す寺名ですが、創建は奈良時代の和銅7年(714)に遡るとされ、鎌倉時代に
同地の若狭彦神社の別当寺となり神宮寺と改称されました。このお寺は東大寺二月堂の修ニ会のお水取りで
二月堂ご本尊の観音さまに献ずるお香水の水源の井戸があるお寺としても有名で毎年3月2日には
東大寺二月堂のお香水の井戸である若狭井へ水を送るというお水送りの行事が行なわれます。
ぽつんと立つ仁王門は鎌倉時代末の建築で重要文化財です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d8/c9c8d6b87c4c1834b6d3b944c00c3c67.jpg)
同じく鎌倉時代末期作の仁王さま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f6/082be894efddad478d4ea530072c56a8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b1/1bf18481c497ee6383bb09fbbd185cfc.jpg)
仁王門をくぐると芝生の参道があり、その先に境内があります。横は畑ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2a/cb34b143f8a3b2b41448ad0f276f90db.jpg)
神宮寺本堂。室町時代末の建築で重要文化財。入母屋造桧皮葺の屋根です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/49/b92176c073a73f1dd53ecaf8b89b25e8.jpg)
堂内は外陣と内陣が格子戸で完全に仕切られています。ご本尊は薬師如来で伝奈良時代~鎌倉時代の
仏像・神像が多く安置されています。外陣で般若心経や普門品などを読経していたら内陣でお供え物を並べていた
ご住職?副住職?が「なにかご祈願されてるの?」「いいえ、特には・・・」「いや~お経を読んではるし、
もうお坊さんになったらええのに?」「い、いやそんな( ̄▽ ̄;)」などというやりとりした後に
「内陣に入ってお参りください」とラッキーにも内陣に入れてもらえて仕切りなく間近で尊像を拝観しました。
苔が美しく秋には紅葉も見どころのひとつとなるそうです。藁葺きのお茶屋も風情あり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/8d/8d17dbcdc017a74200beb887dbb79b29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6a/f86d8bb4fad978d17a528e9bb6a7bcc5.jpg)
境内の隅にある「閼伽井戸」(あかいど) 東大寺二月堂へのお水送りの水源の井戸。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a1/0fe3956dcd8e5df18d8da0d666e11d11.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d3/5ca647123a9d7b31b619a011ed63faf5.jpg)
毎年3月2日にこの井戸の霊水を神宮寺から約2km離れたところにある遠敷川の鵜の瀬という場所に流し込み、
(これがお水送り)10日間かかって東大寺二月堂の若狭井に湧き出て、その霊水を汲み上げて二月堂ご本尊の
十一面観音にお香水として献ずる(これがお水取り)というものです。
「黒駒思いのままの記」←こちらも見てやってください。
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まさに神仏習合を現す寺名ですが、創建は奈良時代の和銅7年(714)に遡るとされ、鎌倉時代に
同地の若狭彦神社の別当寺となり神宮寺と改称されました。このお寺は東大寺二月堂の修ニ会のお水取りで
二月堂ご本尊の観音さまに献ずるお香水の水源の井戸があるお寺としても有名で毎年3月2日には
東大寺二月堂のお香水の井戸である若狭井へ水を送るというお水送りの行事が行なわれます。
ぽつんと立つ仁王門は鎌倉時代末の建築で重要文化財です。
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同じく鎌倉時代末期作の仁王さま。
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仁王門をくぐると芝生の参道があり、その先に境内があります。横は畑ですね。
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神宮寺本堂。室町時代末の建築で重要文化財。入母屋造桧皮葺の屋根です。
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堂内は外陣と内陣が格子戸で完全に仕切られています。ご本尊は薬師如来で伝奈良時代~鎌倉時代の
仏像・神像が多く安置されています。外陣で般若心経や普門品などを読経していたら内陣でお供え物を並べていた
ご住職?副住職?が「なにかご祈願されてるの?」「いいえ、特には・・・」「いや~お経を読んではるし、
もうお坊さんになったらええのに?」「い、いやそんな( ̄▽ ̄;)」などというやりとりした後に
「内陣に入ってお参りください」とラッキーにも内陣に入れてもらえて仕切りなく間近で尊像を拝観しました。
苔が美しく秋には紅葉も見どころのひとつとなるそうです。藁葺きのお茶屋も風情あり。
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境内の隅にある「閼伽井戸」(あかいど) 東大寺二月堂へのお水送りの水源の井戸。
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毎年3月2日にこの井戸の霊水を神宮寺から約2km離れたところにある遠敷川の鵜の瀬という場所に流し込み、
(これがお水送り)10日間かかって東大寺二月堂の若狭井に湧き出て、その霊水を汲み上げて二月堂ご本尊の
十一面観音にお香水として献ずる(これがお水取り)というものです。
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