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★ネリネ★ヒガンバナ科

2012年10月08日 | ★花シリーズ★
ヒガンバナ科ネリネ属の総称。属名は「海の女神」の意味で、光る花の状態からダイヤモンドリリーの英名がある。アフリカ南部に31種分布する。外観はヒガンバナに似るが、茎に空洞がなく、花の寿命は長い。秋に開花するが、ハイブリダ系はヒガンバナより1か月遅れの10月中旬~11月中旬に開く。また、夏・冬に咲く特異な品種もある。花色は黄色を除く各色があり、最近の交配種には二色咲きなど、美麗なものがある。ボーデニー種は高性で、花弁は細く桃色。東京以西では露地で栽培できる。また、サルニエンシス種は本属中もっとも美しい品種である。ほかに、開花率が低いフレクスオサ・アルバ、遅咲き・多花性で淡黄白色花の園芸種であるマンシェリー種などの母種をはじめ、太茎の大形種もある。

切り花、鉢植え用で、8月下旬~9月上旬に球根を植え付ける。大球種で5号鉢に三球植え。用土は鹿沼土(かぬまつち)、砂、ピートモス、燻炭(くんたん)などを等分混合、とくに排水をよくする。根を切らないようにして植えるのがこつである。高山性の2、3種以外は耐寒力が弱く、短時間なら零下3度Cくらいまでは耐えるが、極寒期は保温を必要とする。肥料は、窒素の少ないものを早期にすこし施す程度でよい。






















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