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★海酸漿★ほうずき市

2012年07月11日 | ★イベント★
海酸漿(うみほおずき)

浅草寺四万六千日のご縁日にちなんで開かれるほおずき市に「海ほおずき」の屋台が出店していました。

アカニシ・テングニシ・ナガニシなど海産の巻貝類の卵囊(らんのう)。なぎなた状、軍配状など種々の形状があり、初夏のころ産卵され,海中の岩に群がりつく。ホオズキのように口の中で鳴らす玩具とする。

植物のホオズキと使用方法が似ており、かつての日本ではグンバイホオズキ等の卵嚢が、口に含んで音を鳴らして遊ぶ使い捨ての玩具として縁日や海辺の駄菓子屋で売られていた。

また、江戸中期(※すでに元禄年間には)頃には遊女が同様に使用していた様子も当時の風俗を記した絵巻などに散見される。古民具や骨董品の中には卵のうが持つ鼈甲や琥珀にも似た褐色半透明で弾力があり加工しやすい材質を利用して庶民の笄や簪の装飾材料としてそのままの形状や加工品に用いられたものもがまれに見かけられる。















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