穏やかな水曜日

本日３度目のブログ更新です。（笑）

午前中やるだけのことをやって、よーし午後からは大好きなバイクを磨いたりして、ゆっくりお休みできるかなあ・・・と思い家に帰ると・・・・。

なんとうちの奥様、草取りを始めているではないですか！！！



こりゃぁ、無視できませんです。。。季節柄草さんたちも非常に元気がよろしい。

で、ふたりで仲良く？？？？草取りを始めました。



で、思ったんです。

こういう時間って、いいなぁーーーって。

仕事も家庭も一緒のぼくら夫婦。でもだからかどうか、業務連絡みたいな会話はたくさんあるんですけど、しみじみ話をするなんて、実はあんまりなかったりする。こうして並んで草取りをしながら、ご近所の話し、子供の話し、どーでもいいような（笑）いろんな話をしました。でも、その他愛のない言葉一つ一つがしみじみ伝わってくる。

そういえば５月２８日は結婚記念日。１９歳でおつきあいを始めて２５歳で結婚してもう４５歳。確かに昔みたいなわくわく感はなくなったけれど、（笑・汗）こういう共通の時間って、いいですね。

どうでもよろしいお話しでした。

ではまた。

おさむ

雑感

こんなお話しは、少々違和感を感じる方もいるかもしれません。

先日お見積書を提出させていただいたお客様から、こんな言葉をいただきました。

『このお見積書でけっこうです。北澤さんにお願いします・・・ところで、、、この金額が適正か安いのか高いのか、素人の私たちではわからないですよね。相見積もりとかとって比較する人も多いですけど、それでも数字の比較はできても、、、、結局わからないですよね。北澤さんを信じるしかないんですよね・・・・・』

家づくりという仕事を通して、この『信じる』にフォーカスして雑感を少々。

世間では相見積もりをされる方は多い。でもぼくは先のお客様と同じような心境ではないかと思う。『結局わからない』と。完成された『製品』ならともかく、プロセスを経る『工事』となると、比較は困難。というか、ムリ。

鉄骨とツーバイフォーと在来工法とローコスト住宅と間取りも仕様も収納の数も扉の数も面積も屋根勾配も何から何まで違うものを金額で比較するなんて、ムリ。まして、リフォーム工事で壁の中の見えない対象に対する施工方法なんて千差万別。釘のサイズ・材質からからそのピッチから・・・比較なんてムリ。人造大理石のキッチンですっていったって、星の数ほどの人造大理石が存在する。国産の無垢の杉材ですといっても、産地から樹齢から乾燥から伐採期に渡るまですべて金額に反映する。

そこで、わからないから『信じる』がでてくる。

近所や友人の評判を信じる。お父さんお母さんの推奨を信じる。ネットで調べた情報を信じる。これらはすべて他者中心的生き方。依存的生き方と言ってもいい。『信じる』という言葉がでたとたんに『信じたい』というお客様の切なる思いがぼくには伝わってくる。もっと突っ込めば、『信じられないから信じる』という言葉になって表現される。なぜなら、真に信じていたら、信じるという言葉は生まれ得ないと思うから。

昨今この『信じる力』が一般的に弱っているように感じられてならない。信じる力が弱いから『作為的』な関係性を構築したりする。

ぼくはこう在りたい。『あなたの全てを信じることはできないかもしれないけれど、あなたを信じる私自身を信じている』

こう在ることができれば１００％自己完結の世界。どんな結果であろうと自分の選択したものに満たされる。

家づくりの仕事を通して感じた、雑感でございました・・・。

ではまた。

おさむ

昨日のブログ

昨日のブログで書いた『うれしいお客様』なんですが、見ていただいている方や社員からも、『その大工さん、すごいっすね！！！』と度々言われました。

通常、というかこれまで１００％、大工さんが工務店に来たときには、『仕事が減っちゃったんで、なんか仕事あったら、まわしてもらえませんか』という用件に相場が決まっている。

ところが先日の大工さんは違った。『せっかく教わった技術を生かしたい』という思いでいらっしゃった。

さらにすごいなぁと思ったのは、お名前は聞いたのですが、住所も連絡先も伝えていくことをしなかった。純粋に北澤工務店の仕事に興味を持ち、取り残されてしまった感のある在来工法の大工として、もう一度前進しようと来てくださったのだ。

現場は施主様のみならず、数限りない多くの方の目に留まっている。これからもいい仕事、していきます。

ではまた。

おさむ

うれしいお客様、＆・・・。

昨日事務所で打ち合わせ中にお客様がいらっしゃいました。

『あぁ・・・、北澤工務店さんですよね・・・。会社のパンフレットとかあったらいただきたいんですけど・・・・・。』と。

お！新しいお客様だ。

・・・・・お話を伺っていると、、、どうも違う。。。。。。ここから２０㎞ほど離れたところの大工さんでした。５０歳過ぎのたいへん真面目そうな大工さんです。技術屋のその大工さんは昨今の流れに乗れず受注は減少傾向。在来工法はすばらしいと思うのだけれど、『文化住宅』を作らざるを得ない状況。久しぶりに新築工事を受注したのだけれども、このままじゃいけない。も一回家づくりを考え直したい。どうも龍ヶ崎で、木づくりのすごい家を造っている工務店があるらしい・・・・・・そんなことでお見えになったのでした。

いやいやぼくはうれしくってですね！！以前からも会社見学のような業者さんはいらっしゃるのですが、すべて『営業面』でした。カタロ通信とかカタロの企画とか、『森で遊ぼう』とか、甘味cafe空～くう～とか。。。。。今回は『お家』そのもの。柱や梁が見える真壁づくりとか、しっくい仕上げとか、建具や造作仕事についてなんです。

しばらく歓談の後、『いっくらでも情報提供しますよ！！』とお約束しました。『自分の代で大工は終わりだけれど、せっかく覚えた技術が（といって手を見つめていた）このまんまじゃもったいない』

とても前向きで明るい、誠実な棟梁の姿を見ました。

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リフォーム工事中のＹ様、昨日床張り工事が完了しました。Ｙ様、とってもとっても喜んでくださっています。



今日からキッチンの組み込み。諸工事を経て間もなく完了です。

そのＹ様のすぐそばで新築工事をさせていただいているＳ様邸。いい感じで進行しています。



Ｓ様邸は今日から屋根工事です。山梨からあの！？ふるやさん一行三人衆が来てくれます。今ごろ八王子あたりまで来ているかな？？？

家づくりの仕事って、すばらしい。

ではまた。

おさむ

ミニミニ見学会＆・・・

昨日はまたじつにいいお天気でした。ちょっと風の強い時間帯もありましたが、窓を開けて運転していてもとっても気持ちがいい！！『春』を実感する一日でしたね。

そんな折の、自称『ミニミニ見学会』

取手市で新築工事を計画されているＥ様ご夫婦、新築工事中のＯ様ご夫婦と共に、先日お引渡しをさせていただいたＫ様邸を見学させていただくことに。



外構工事も終わって、実にすばらしいお家に完成しました。生活されての実感諸々ブログに書いてくださっていますので、ぜひぜひご覧ください。

無垢の木で心地良い家を作る

http://mukunoie4040.blog.fc2.com/

その出来栄えはこれまで何度もこのブログでもご紹介してまいりました。お二組様とも大変参考になられたようです。

でその後、Ｋ様とこうたくんもお誘いしてＯ様の現場へ。



何度も登場してもらっているこうたくんは日に日に成長していて、工事現場が大好き！　だってこの笑顔、見てやってください（笑）



ぼくは最近、こうしてお客様同士の情報交換を積極的におすすめしています。ネットの情報も素晴らしいのですが、ナマの体験談以上に真実を語るものはありませんから。そしてなにより、北澤工務店の（ぼくの？）いいところもそうでないところも丸ごとひっくるめて知っていただきたいですし、自分たちの改善点も明確になったりします。

その後Ｅ様と事務所で打ち合わせをした際、『いかがでしたか？』って質問したんです。するとＥ様、

『みなさん、すごい笑顔ですね！びっくりしました。』

ぼくにとって最大級の評価です。すごくうれしい。

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さてさて、物置小屋になんだかへんてこなサンプルが置かれていました。監督長澤と河崎建具さんがまた何やら画策しているようです。（笑）



家づくりの仕事って、おもしろい！！

ではまた。

おさむ

Ｙ様邸リフォーム工事

３日前から始まったＹ様邸のリフォーム工事。初日はこんな感じでした。



床下の独立基礎が、経年により思っていた以上に変形してしまっていたため予定よりも日数がかかってしまいましたが、昨日床暖房工事ができるまで完了しました。



いつもながら思うのは、生活しながらのリフォーム工事のたいへんさです。

とにかく施主様の心理的な負担は大きい。職人の出入り。突然発せられる作業音や舞う粉塵。充分に想像できる『工事』ですが、それでも実際には想像以上。

加えて、工事期間中の不便さ。玄関や通路は養生され、キッチンも使えない。狭い部屋に閉じこもらざるを得ない・・・。

『工事』としては仕方のないところです。ただ施工する側の自分たち・職人は、常にお客様がそういう状況であることを意識することを忘れちゃならない。特に昔から接点のあるぼく自身がちゃんと顔を出して、工事の進行とお客様の状態を見守ることが大切だな。

家づくりの仕事は、ハードとソフトの両面が大事！！！

朝のつぶやきでした。

ではまた。

おさむ

最後のご入金

先の震災により屋根瓦が大きく崩落してしまったＳ様。ご近所に北澤工務店のＯＢ施主様がいらっしゃってご紹介いただき、昨年のお盆前に工事が完了しました。ご高齢でお一人暮らし。いろいろ工夫したものの、工事代金は６０万円に上りました。

『きたざわさんにははずかしいけどよぉ、さいしょにすこしはらうから、そのあとねんきんがねんまつにおりるのと、４がつにていきがまんきになるから、、、、いいかなぁ・・・やねもこのまんまじゃしゃーねぇし。。。』

家づくりというこの仕事を通して、日々いろいろな体験をさせていただいている。特に今回の震災の復旧に当たっては、様々な人間模様を体験させていただいた。いいことも嫌なこともたくさん起こった。

そのＳ様、本日最後のご入金です。なんだかすごくうれしい。なにかおいしいもの買って、おじゃまして来ようと思います。

ではまた。

おさむ

行徳哲男先生 芳村思風先生

人間って、ほんとうにすばらしい。

人間大好き。

人間万歳！！！

声がなぜかガラガラな私ですが（笑）、深く深く、そう感じている。

ではまた。

おさむ

お客様との会話で・・・。

近年、高齢者の方のお家のリフォーム工事をさせていただくことが増えています。

その時に必ずと言っていいほどお話になられるのが、

『リフォームしたってもうあと何年でもないんだけどねぇ（笑）』

そして、

『いまの日本は、「あんまり長生きしないでぽっくり死んでください」って言わんばかりの世の中だから・・・。（笑）』

そうおっしゃる方が非常に多い！！！

いろんな要素がある。ぼくが云々言うつもりもない。

ただ、なんともなんとも、寂しい空気を感じる。

だからせめてぼくはこう言っている。

『リフォームしたって何年でもない、なんておっしゃるお客様のお家は、お断りさせていただいているんですよ！！（笑・笑）リフォームして明るく元気に生きるんだ、って。気持ちよく快適にして前向きに生きていくんだって、そういうリフォーム工事やりましょうよ！！（笑・笑）』と。

ぼくは家づくりという仕事を通して、社会を見、世界を見ているんだ。

ではまた。

おさむ。

Ｙ様邸リフォーム工事はじまる。

市内Ｙ様邸のリフォーム工事が始まりました。

部屋の荷物を移動しながらのリフォームとなります。



キッチンも取り外しました。（株）フジコーの面々。



ご相談をいただいた当初から気になっていたのが床の傾斜です。通常床暖房工事や床の張替工事は、『重ね張り』をします。今回はバリアフリーにしたいとのご要望と、その傾斜が気になるため、床を全部解体することになっています。

一部解体したところ、床の傾斜の原因がわかりました。



柱のあるところや壁となっている部分が一般的な『布基礎』ではなく、ピンコロに土台が乗せられています。そのピンコロが経年により沈下したため、壁ごと床が下がってしまっています。ジャッキアップでできるだけ上げたいと思います。

一時間もするとこんな感じに・・・。



シロアリ対策をて、明日には下地材が施工されることになります。

家づくりはやっぱり、奥が深いです。

ではまた。

おさむ

あっという間の一日。

増築および耐震リフォーム工事をされる、２２年前に新築工事をされたＯＢ施主様のＨ様ご夫婦をショールームにご案内。

明日からリフォーム工事が始まるＹ様邸訪問打ち合わせ

２７年前に新築工事をされたＯＢ施主様のＫ様邸内装工事打ち合わせ

２年前に新築工事をされたＯＢ施主様のＨ様邸エクステリア打ち合わせ

かっつかつの一日のお仕事が、あっという間に終わりました。

今日も実に、いい一日でした。

ではまた。

おさむ

温水ソーラー

昨日のつくば市を襲った竜巻、その猛威は報道の通りです。北澤工務店のＯＢ施主様宅のすぐ近くでもあり、心配で心配でとにかく現場に直行しました。

向かう途中、車が凹んでしまうのではと思うほどの激しい雹（ひょう）に遭遇しました。現場に近づくと停電しているのがわかる。信号が消え、コンビニも真っ暗。消防車やパトカー、東京電力の車がサイレンを鳴らして走り回っていました。倒壊した建物、吹き飛んだ小屋、屋根をもがれた家々・・・。心配だった新築工事中のＯ様邸、そして２年前にご入居されているＯ様邸は無事でした。１キロメートルと離れていない場所を竜巻が通過した様子。とにかく、ほっとしました。

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『雨漏りがする』と相談をいただいた市内のＩ様。さっそく屋根に上ってみると・・・・温水ソーラーパネルが設置されていました。





ばっちり割れておりました。。。



温水ソーラーの重さに耐えず割れてしまった瓦を修復するのはこれで２度目。なもので、ちゃちゃっと段取りよく・・・。

①　上りのバルブを閉め、タンク内の温水を空にする。

②　架台を固定している支線を緩める。

③　力ずくで架台ごとソーラーパネルを持ち上げ、瓦を差し換える。

④　バルブを戻し、通常作動するか確認。

はい出来上がり！！



まぁそんなにカンタンにはいきませんけれども、こんな感じです。松葉君と二人で１時間がかりでした。（汗）

今回の原因は、１ｔ近い重さを支える架台の下敷きの材木を固定するビスが貫通していたのでした。それが先の地震で『ドン！』と下から突き上げられて割れたと思われる。松葉君が発見してくれました。設置した業者さんも気づかなかったのでしょうね・・・・・・。



家づくりの仕事は、深く、おもしろい。

ではまた。

おさむ

つくば市 Ｉ 様邸

つくば市で新築工事中のＩ様邸の工事状況を書きたいと思います。

ここのところの雨続きで外壁の漆喰工事が思うように進みません。ハウスメーカーが『湿式』と呼ばれるこのような左官工事をなくしていったのはこのためなんですね。『工期短縮』『工期厳守』が至上命令の中にあって、天気に左右されるような工法は選択肢から除外するほかない。だから工場生産された『乾式工法』が主流となっているわけです。それが画一化された味わいの少ない家づくりになっていった。



内部も左官工事の準備が進められています。『湿式』はこの養生もたいへんです。

でもそれにしてもＩ様邸、『明るい！！！！！』この状態でこれだけの明るさですから、漆喰を塗ったら日中は照明いらず、間違いないですね。明るすぎて逆光となり、写真が暗くなってしまうほど！！







中2階に『コンテナルーム』があります。玄関から吹き抜けになっている部分です。圧迫感を出さないために様々な工夫がされているのですが、それはまた完成した折にご紹介させていただきます（笑）



実は昨日、長女みきを現場に連れて行ってお手伝いをしてもらいました。外部の養生シートの多くが、最近の強い風で破れたりヒモが切れてしまって飛んでいたんですね。それをやってほしいと。

ということは、単管足場に乗ったり屋根に上るわけで・・・。むすめ、よくやってくれました。



ではまた。

おさむ

美しく清々しい朝焼け

ここ数日お天気に恵まれませんでしたが、今朝は昨晩の雨のおかげか、ものすごく空気が澄んで気持ちのいい朝焼けでした。うす雲の底辺が金色に染まる美しさは、例えようのないほど。



神様がいるかどうかわからない。ただ、明らかなのは、人間の力ではどうにもできない『大いなる自然』の中に、ぼくらは生きている。

『大いなる自然』　それは、

ブラウン管の中ではなく

外国にではなく

特別な観光地にでなく

日常の中に、在る。

感じることさえすれば、いたるところにそれは、在る。

・・・・・・美しく、清々しい朝焼けでした。

ではまた。

おさむ

つくば市Ｏ様邸

つくば市で新築工事中のＯ様邸、いい感じで進んでおります。一昨日前、妻と共に現場を拝見してまいりました。

まずはそとん壁。詳しくは製造元の高千穂さんのＵＲＬで。

http://www.takachiho-shirasu.co.jp/products/soton/

今回は『三条大波』という仕上げをしています。あいかわらず左官職人の吉岡さん、いい仕事してくれています。



室内は階段が設置されました。図面では表現しきれない微妙な調整・工夫が千尋棟梁の気配りでなされています。特に今回は小屋裏部屋へ梯子でなく階段を設置するため、階段周りだけで１０日もかかったとのこと。細部に渡ってすばらしい出来栄えです。



その小屋裏へ続く階段。



『小屋裏』といっても、明るく風通しも良く相当使い勝手の良い空間です。高さは法令により1.4ｍです。



技術の極みを発揮してＯ様邸の木工事をひとりでがんばってくれている千尋棟梁。その仕事ぶりに頭が下がります・・・・

・・・・・・？？？？？あれあれ、その仕事に厳格な彼、むちゃくちゃうれしそうな笑顔でうちの奥様とピースサインなんかしちゃったりして・・・・。



ではまた。

おさむ