H 様邸引渡し式

ほんとに、、、いいお引渡し式でした。文章にするのが難しい。。。。。

まずは、玄関のカギ開けです。マスターキーを差し込むと、工事中に使っていたカギが使えなくなります。また、今回は話題の　『カザスキー』　です。







実は職人って、自分のやったところしかわからなくて、完成した現場ってあまり知らないんですよ。





施主様と職人、そして北澤工務店が共に力を出し切ったといっても過言でない、すばらしいお家が完成しました。

でも、それ以上のものがあるんです。見えないものですが。

それは施主様のお言葉の中にあるような気がします。引渡し式が終わって、職人が帰った後でのこと、

『いや～、職人の魂（たましい）みたいなものが、そっちこっちに感じられますねぇ！！！！！』

式の中で職人が一人ひとりあいさつをする時にも、感極まって言葉につまる職人もいました。引渡し式が終わっても、なかなか帰ろうとしない職人もいました。

ぼくたちがつくる　『自分の娘に振り袖を着せたような家づくり』　が形になりました。それは、『家（いえ）』　という　『モノ』　以上のなにかが詰まっている。

実は、たぶん、この引渡し式で一番感じ入っていたのは、監督長澤だと思います。（ぼくかもしれませんが・・・）　彼はこの数ヶ月、水曜日の定休日返上で頑張っていました。今までにない彼のアイデアも、施主様は快く取り入れてくださいました。先ほど事務所に帰ってきて、『おつかれさん。ほんとうにいい仕事やってくれた。』　と握手を交わすと、彼の胸のうちに熱いものがこみ上げてくるのがわかりました。



家づくりの仕事って、ほんと、いい仕事です。

ではまた。

おさむ

見てしまいました。。。

見てしまいました、嫌なものを。

北澤工務店の現場近くの、やはり新築工事中の他社の現場。

昨日基礎工事の立ち上がり部分にコンクリートを流し込みました。そしたらなんと今日はもう材木が運び込まれている。な、なんと、明日土台が敷き込まれるのだという。

これって、とんでもないことです。コンクリート強度を保つための養生期間がまったくない。

そしたら偶然にもその基礎工事業者は北澤工務店も知っている職人さんでした。監督長澤も気になって話しかけたところ、

『いや～、上からの指示だからしょうがないよ。ほんとはこんな仕事はやりたくないけど・・・・』　とのこと！！！！！！！

まだあるんですね、こんなこと。というか、知られていないだけでけっこうあるのかも。とてもじゃないけどお客様を馬鹿にしているとしか思えない。仕事の質より金！ってことか。かといってぼくがその元請に対してしゃしゃり出るわけにも行かないし・・・。

怒りを超えて、悲しくなってきました。。。

今日はこれからＨ様の引渡し式です。きっと、感動的な時間と空間になることでしょう！！楽しみ楽しみ。

ではまた。

おさむ