レイニ-サイド ハ-パ-ズパブ

金属弦ケルティックハ-プ奏者「坂上真清」の演奏やCDの情報、またこれまでの音楽の動画などを中心に紹介しています。

盲目の少女と2つの新曲

2014年08月10日 | 東京演劇アンサンブル「無実」

 

 

     

 

 

完成した「無実」のポスターには 

盲目の少女 アプゾルート 

そして不法入国者の黒人 

エリージオとファドゥール 

が描かれている。

 

芝居ではこの3人を中心に 

年老いた女性哲学者、

遺体処理の男、喋らない金細工師、

足を失った老女 

など様々な人間が登場して

複雑に絡み合いながら進んでいく

ロマンチックでグロテスクで

ユーモア溢れる話。

 

ドイツ戯曲と言うと難解なイメージが

あるかもしれないが決してそんな事は無い。

 

またこれらを演じる

役者の人達も皆とても魅力的。

 


特に個人的に思い入れのある

毎夜男たちの為にその服を脱ぐ

盲目の少女アプゾルートが

どんな風に演じられるのかとても楽しみだ。

 

 
今回2つの新曲を用意して

その中の1つは元々この

アプゾルートの曲として作ったが

今はこの芝居全体のテーマとしても

合う様な気がしている。

 

"悲しいけど決して悲しくない、、

明るいけど決して明るくない、、"

そんな仕上がりになったなら嬉しい。

 

 もう1つの方はまた違う感じの曲調で

"金細工" という言葉を頭の片隅に

入れながら作ったややトラッド風なメロディー。

 

他にも芝居に合いそうな今までの曲から

いくつか演奏するのでこちらもお楽しみに ♪

 


それと一応説明しておくと

演劇音楽と言っても

陰で演奏するのではなく衣装を着て

自分も舞台に出て演奏する予定です。

 

 

さて・・ どんな衣装になるのかな?  

 

 

 

 

 

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ブレヒトの芝居小屋へ伺った夏の一日 

2014年08月02日 | 東京演劇アンサンブル「無実」

 

 

 

    

 

 

東京演劇アンサンブルの

創立60周年記念公演Ⅱ「無実」の

読み稽古に伺った。

 

到着するとブレヒトの芝居小屋に

大きくかかっている看板が目に飛び込む。

 

1ヶ月前に初読みに行って以来の訪問で

まだ舞台を使っての稽古では無い

皆でテーブルを囲んでの読みが

1シーンずつ進められていく。

 

自分はただ後ろに座って

聞いているだけだったけど

本当に1つ1つのセリフを

演出家の人が考えながら

進めていくという

初めて見る劇団の稽古というもの

に少し驚いてしまう。

 

現在はまだ脚本の最後まで

稽古は進んでいないという事だったけど

自分が見学に行ったという事もあり

終わりには約2時間強かかる

脚本読みを通しでやってもらった。

 

そしてすでに作って渡してある

曲のデモ音源を実際の上演時には

すべて生演奏を予定の場面で

流していったので

何となく自分だけで

イメージして作ったそれらの曲に

実際の役者さんのセリフに重なりちょっと感動。

 

今後は稽古場所を舞台に

移していくと思うと本当に楽しみで

最初は中々掴めなかった各登場人物も

読み稽古を聞いているうちに

少しずつ理解出来るようになった気がする。

 

またこの日は衣装などの構想も

見せてもらったりもして

いよいよ上演に向けて

動いているというのも実感させられた。

 

 


終了後は劇団の方達と近くの居酒屋に行き

色々と興味深い話も聞けて、、

暑かったけどとても有意義な1日。

 

これからしばらくは

まだ連日読み稽古が続いていくそうなので

きっともっと磨きがかかった

モノに仕上がっていくんだろうなぁ。 

 


9月11日~9月21日 中1日休みの10回公演

もう前売りも開始されているので

良かったら是非観にいらして下さい。

 

またお知らせしていきます


http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/mujitsu/mujitsu.html

 

    クリック拡大

 

          

 

 

 

 

 

 

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