レイニ-サイド ハ-パ-ズパブ

金属弦ケルティックハ-プ奏者「坂上真清」の演奏やCDの情報、またこれまでの音楽の動画などを中心に紹介しています。

「クラルサッハ」から Wild Geese ~ Piper's Dance

2022年02月24日 | 1stソロ 「クラルサッハ」

 

 

  

 

今日2月24日は初のハープソロCD

クラルサッハ の発売日。

(クラルサッハはゲール語でハープの意味)

 

アップしたこの曲は18世紀に

アイルランドのハーパーから曲を集め出版した

エドワードバンティングの楽譜から

ワイルドギース と パイパーズダンス のセット。

 

ちなみにワイルドギースとは

17世紀前後ヨーロッパ大陸で活動した

アイルランド人傭兵の事で

自国が不利になっても他の国に渡り

イングランドに抵抗した彼らは

今では英雄と称えられています。

 

これもそんな彼らの事を思って作られた曲で

古くからアイルランドのハーパーにも

演奏されていたらしく

長調なのに物悲しいという

アイリッシュが持つ特性を感じる音楽です。

 

 

個人的にもこの頃は人生で最も

伝統的なケルトのスタイルを目指していた

時代でもあり装飾音など今聴くと新鮮  😮

 

そしてCDで使用した

現存する最古のケルティックハープの1つ

15世紀クイーンメアリーハープの

レプリカの典雅な響きもお楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 

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スカパー鉄道チャンネル "SL日和6" でクラルサッハの曲が使用されました

2016年11月10日 | 1stソロ 「クラルサッハ」

 

 

 

     

 

 

 

スカパーの鉄道チャンネルで

12日(土)10:00に放送される

"SL日和#6"という番組内で

自分のCD クラルサッハ の曲が

全編使用されるそうです。

 

ほっこりノスタルジックな

SLドキュメンタリー番組なので

視聴可能な方、また最近

やや鉄分不足の方は良かったらご覧下さい。

 

21日(月)には再放送、また今後数か月間

リピート放送されるという事です。


 
鉄道チャンネルHP 

http://tetsudo-ch.com/program/1623.html

 

 

 

 

 

 

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1stCD「クラルサッハ」ホームページ開設

2013年09月26日 | 1stソロ 「クラルサッハ」

 

 

    

 

 

1stCD クラルサッハ を制作した事務所が

ホームページを作りました。

 

HPにも載っていますが

このCDは日本が世界に誇る

音職人 小鐵 徹さんに

マスタリングをやってもらいました。

(サザンとかやってる人です) 

 

そして発売は今は無きパイオニアLDC


当時は結構電気メーカーが

レコード会社をやってたんですね 。

(何とあのNECなんかも)


今は不況もあってレコード会社も

随分と減りました・・

 

クラルサッハ ホームページ

            

このハープは5年がかりで

スコットランドのハープ職人

ティム・ホブロウ 

という人に作ってもらいました。


スコットランドに現存する

15世紀最古のハープである

クイーンメアリー ハープ 

のレプリカでポティには見事な

ケルト彫刻が施されています。


アイルランドのシンボルや

ギネスのマークになっている

ブライアンボルーのハープと

まったく同じ形、大きさのハープです。


木の材質も15世紀当時と

同じ柳で作られていて

弦も最も伝統的スタイルである

チェンバロと同じブロンズ弦。

 

今は音量や取扱いの問題もあり

ほとんど弾く事は無いですが

いつかまた出来たらとも思います。

 

またこの機会に14年目にして初めて

クラルサッハからの曲を

You Tubeにアップしました。

 

アイルランドのハープ音楽収集家

エドワード・バンティング

"The Ancient Music of Ireland"より 

Wild Geese / Piper's Dance / Wild Geese (Reprise)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アイルランド詩人ヌーラさんの本「ファラオの娘」に参加

2008年01月20日 | 1stソロ 「クラルサッハ」

 


 

 

     


 

この本はアイルランドの女性詩人

ヌーラ・ニー・ゴーノルの詩集である。

2001年に出版されたものなので

もう7年前という事になる。

 

ヌーラの詩はすべてゲール語によって

書かれ女性からの視点が多い。

 

またその内容は

アイルランド神話的なものから

現代的なものまで多様な作風を持っている。

 

彼女のゲール語の詩を日本語として

置き換えてみるというのがこの本の趣旨

という事で結局文字だけでなく音として

本にCDが付けられる事になった。

 

それにはヌーラ自身によるゲール語の朗読と

女優の壇ふみによる日本語訳の

詩の朗読が収録されたのだが

音楽も必要という事で自分の1stCD

クラルサッハ

から2曲がオープニングとエンディングに

収録されている。

 

CDを作った事務所が

本の出版に関係していたので

白羽の矢がたったらしい。

 

ハープの音がだんだんと

消えてゆきヌーラによる

ゲール語の詩の朗読が聞こえてくると

何かよりケルト的な

雰囲気が盛り上がってくるようだ。

 

まだ入手は可能かも知れないので

興味を持たれた人は

是非聴いていただけたらと思う。

 


当時彼女は1度来日し

出版記念のコンサートを

ティアラこうとうで行っている。

 

自分も詩人の佐々木幹郎、高橋睦郎両氏

と共に参加させていただいた。

 

 

クラルサッハから何曲か演奏したのだが

1曲彼女の歌で

Aird Ui Chumhaing  を一緒に演奏したのが

一番の思い出かな。

 

トラッドシンガーとしても

素晴らしいと思ったら

地元でも時々歌っていると言っていたので

つくづく1曲だけじゃ勿体無いと

思ったのを覚えている・・・

 

もしかしたら今読んでいる人で

見に来ていた方いるかも知れませんね。



       

 





 

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