レイニ-サイド ハ-パ-ズパブ

金属弦ケルティックハ-プ奏者「坂上真清」の演奏やCDの情報、またこれまでの音楽の動画などを中心に紹介しています。

東京演劇アンサンブル「無実」舞台写真 Part2

2014年09月23日 | 東京演劇アンサンブル「無実」

 

 

 

 

   

 

 

「無実」公演 無事千秋楽を迎えました。

 
まず観に来ていただいた方に

この場を借りてお礼を言わせて下さい。

 

ずっと音楽だけをやってきた

自分にとってとても刺激的な毎日でした。

 

疲れも勿論あったけど

それをはるかに上回る面白さがあり

劇団の皆が 読み~舞台と2か月近くも

時間をかけて稽古を続けていける

モチベーションの理由の1つが

分かった様な気がします。

 

10日間に渡って続く本番も

少しずつ形を変えていき

初日と最終日では随分と

違う場面もあったりして

あー こうやって芝居は出来上がっていくのか 

なんて感じたり

また漠然と思っていた劇団というのを

初めて中から見られたのがとても興味深く

今まで会ったことの無いタイプの

個性的な人もいて皆さん素敵でした。

 

ここで1つ1つの出来事を取り上げるには

あまりに多すぎてきりが無いけど

自分の音楽人生においても

きっと大きなエポックメイキング的な

経験だった様な気がしてます。

 

当たり前だけど客席から観る事の

出来なかった舞台全体の映像も

早く観てみたい。

 

そしていつかまた戻って来られたら

きっと楽しいだろうな。

 

 

東京演劇アンサンブル

「無実」舞台写真 Part2

 

 


アンケートの抜粋を

送ってもらったのでここで紹介します。

 

『無実』アンケートより

 

9/11 空間を上手く使えていて魅せられました。ケルティックハープもとてもよく合っていました。わたしたちはみんな無実でいたいのよ、という言葉が、人間らしくて印象的でした。

 

9/12 深く、リアルでした。自分にあてはめて、自分におきたこと、したこと、考えさせられます。(女性)

 

9/13 ブレヒトの芝居小屋に入ると、一気に自分の中の空気がかわり、何か心がビリッとする。これから目の前で起きる出来事に期待し、胸がふくらむ。そして今回も、たくさんの言葉と“生き方”が押し寄せてきて、頭はパンク状態。「わからない、わからない……」けれどその「わからない」ことが自分の今までの切ない経験と重ねあわせ、いろんなことを創造させてくれる。いつも小屋を出るとき、フッと新しい風と空気を感じて、新しくなった自分に気づかされる。かわったいきたい自分がいる。今回も素敵でした。ありがとうございました。(34男性)

 

9/15 セットを見た時、除染の砂袋とすぐつながりました。観始めてしばらくはストーリー的に結びつけようとしたけれどやめました。これは一人一人の人間の心の中であり、その人にとって何が幸福で何が不幸で喜びなのかはその人にしか分からないのだと思うと同時に、何か他人には分かり得ない切なさのようなものを感じました。(郡山在住・女性)

 

9/15 舞台の様子から「なんでフクシマの世界なんだろう?」と作品中も「?」がたくさん頭の上に浮かんでいましたが、アフタートークで公家さんやお客さんの話を聞き、やっと噛み砕くことができました。観終わったあとも、ズンーッと心の中に重みを残してくれ、「あれはどういう意味なのかな?」「これはどう考えていけばいいかな?」「自分はどうしていこうか?」たくさん考えさせてくれました。わたしが観た感想を話したら、母も急きょ観に行ってました。母とじっくり話し、アンサンブルが投げかけていることを深めていくのがたのしいです。

 

9/15 難しかった。そして救いがないと思う。誰ひとり救われなかった。その「救いがない」ということで、何を伝えたいのか、正直、一度見ただけではわからない。いや、何度見てもわからないのかもしれない。でも、そんな救いのない景色はどこかで見たことがある。今なお多くの人が苦しみ、先の見えない生活を送っている福島、生きる希望やしあわせが見出せない今の日本。それらにつながっている気がした。あと、「生」「生きる」っていうことをものすごく感じる作品だと思った。エラと殺された少女の父と母がすごく良かった。(19女性)

 

9/18 劇場と役者の雰囲気がとても好きでした。今回のお芝居は一生忘れません。(28男性)

 

9/19 各俳優さんの熱演が素晴らしかったです。ハープの生演奏にビックリ!! 次回の出し物が気になりますね!! 映像が美しかったです。(51男性)

 

9/20 セットがすごかったです。話が少し難しかったけど、とても楽しめました。(15女性)

 

9/20 話が進む度に内容が色んなこととつながっていくのが面白かったです。やくどう感がありました。(12女性)

 

9/20 印象的な台詞が多く、しかもそれらが凄まじい圧力をもって迫ってきて、文字通り圧倒されました。各々の登場人物についての話が重ねることで、言葉には表しにくいモヤモヤしたものが心に残りました。ありがとうございました。(32男性)

 

9/20 最初は不条理劇として見るのか、プロットごとのアフォリズムを楽しめばよいのかと思っていましたが、最後になってストーリーがつながって、意図するところが見えてきました。いろいろな見方のできる、大変おもしろい演出だったと感じました。長いとは全く感じられず、楽しませてもらいました。(男性)

 

9/20 個人的な話だが、トラウマと母親というテーマから拝見しました。余りにも濃い体験で、うまく言葉にできませんが、西田や西谷の哲学の限界からも読むことができるようにも。音楽、演出との関係がすばらしく感じられました。(女性)

 

9/20 救いのないようでありながら美しい。ラストシーンには圧倒されました。今回は本多さんの大統領がこれまた圧倒的においしい!(47男性)

 

9/20 今回もアート的に満足できる作品でした。セリフの長いところが少しむずかしかったですが、2時間20分、あっという間でした。(38女性)

 

9/20 台詞の一つ一つが胸に突き刺さってくる2時間でした。生きることが絶望的なのはわかり切ってることだけど、目をそむけずに向き合っていけば、そこに何かがみつかるのかも、そんな思いが残りました。わたしは神も運命も信じない、信じられるのは科学と人間の意志だけ――でも科学が人間を裏切り、人の意志がこんなにももろいものだとしたら、いつも罪の意識にさいなまれ、そこまで考えなくても良心の呵責で眠れない日が続くとしたら、でもそれでも牢獄のレンガを掻きつづけることができるのか…… 考えこんでしまいました。それぞれの人がそれぞれの人生と重ね合せて見ることができる、そんな芝居になってたと思います。(56男性)

 

 

 

 

 

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「無実」 舞台写真

2014年09月18日 | 東京演劇アンサンブル「無実」

 

 

   

 

 

東京演劇アンサンブル「無実」の

舞台写真が解禁されました。


9/18木 19時~

9/19金 19時~

9/20土 14時~

9/21日 14時~


@ブレヒトの芝居小屋

http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/unschuld/unschlud.html

 


ご都合の良い方は

是非この世界を体験しに来て下さい!

 


 

 

 

 

 

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「無実」アフタートーク 坂上真清 × 公家義徳 (演出家)

2014年09月16日 | 東京演劇アンサンブル「無実」

 

 

   

 

 

先日公演終了後に行われた

「無実」演出の公家義徳さんとの

アフタートークがフルバージョンで

アップされました。

 
この音楽をやる事になったきっかけとか

使用曲にまつわるちょっと不思議な

エピソードなどが聞けます。

 

また今回の公演のために書き下ろした

2曲のノーカット版の演奏入りです

 

ご覧下さい♪

 


 

 

 

 

 

 

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ブレヒトの芝居小屋 ステージ上のハープ写真集

2014年09月14日 | 東京演劇アンサンブル「無実」

 

 

      

 

 

東京演劇アンサンブル「無実」

ブレヒトの芝居小屋のステージ上に

セッティングされているハープ写真集。

 

劇団研究生で自分の輔佐を

してくれているきくえちゃんが

公演終了後に撮ってくれました。

    

何とも幻想的

 


16日の休演日を挟んで

21日までまだまだ続いています!

 

是非観にいらして下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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東京演劇アンサンブル「無実」 9/11 スタートします!

2014年09月10日 | 東京演劇アンサンブル「無実」

 

 

    

 

 

ゲネプロも終了し

いよいよ本公演スタートです。


日によって昼、夜と

時間が違っているので

どこかご都合がつく様でしたら

是非是非観にいらして下さい。

 

14日は公演後に演出家の人との

アフタートークも予定しています。


色々と面白い話になりそうですよ。

 

   

 

東京演劇アンサンブル 

創立60周年記念公演2 「無実」


デーア・ローアー/作
三輪玲子/訳(論創社刊『無実・最後の炎』より)
公家義徳/構成・演出

音楽/坂上真清 熊地勇太
舞台美術/池田ともゆき 
照明/大鷲良一 
映像/高橋啓祐
衣裳/稲村朋子
音響/勝見淳一
振付/菊地尚子
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/入江龍太
制作/小森明子 太田昭


2014年9月11日 (木) ~2014年9月21日 (日)
9月11日(木)19:00
9月12日(金)19:00★
9月13日(土)14:00
9月14日(日)14:00 
坂上真清(ケルティックハープ)=音楽×公家義徳=演出
9月15日(月)14:00 三輪玲子(ドイツ演劇研究)=訳×公家義徳=演出
9月16日(火)休演
9月17日(水)19:00★ 菊地尚子(舞踊家)=振付×公家義徳=演出
9月18日(木)19:00
9月19日(金)19:00
9月20日(土)14:00
9月21日(日)14:00

チケット料金
前売:一般3,800円、学生3,000円(税込)
★=Low Price Day=2,500円
当日=4,500円
東京演劇アンサンブルwebチケットセンター

会場 ブレヒトの芝居小屋


アフタートークのお知らせ
各日、公演終了後に行います。
チケットの半券をお持ちであれば、
どなたでもご参加いただけます。

9月14日(日) 坂上真清(ケルティックハープ)=音楽×公家義徳=演出
9月15日(月・休) 三輪玲子(ドイツ演劇研究)=訳×公家義徳=演出
9月17日(水) 菊地尚子(舞踊家)=振付×公家義徳=演出

 

出演
エリージオ (黒人の不法入国者) 大多和民樹
ファドゥール(黒人の不法入国者)  小田勇輔
アプゾルート(盲目のダンサー)  永野愛理
ミセス・ハーバーザット(身寄りのない女)  志賀澤子
フランツ(遺体処置係)  尾崎太郎
ローザ (その妻)  奈須弘子
ミセス・ツッカー(ローザの母)  真野季節
エラ (老いゆく女性哲学者) 原口久美子
ヘルムート(その夫、金細工師)  篠澤寿樹
殺された少女の父 竹口範顕

殺された少女の母 町田聡子
自殺者1 篠原祐哉
自殺者2 熊谷宏平
若い男の医者 三木元太
大統領 本多弘典

東京演劇アンサンブル
TEL:03-3920-5232
FAX:03-3920-5232
tee@tee.co.jp

 

 

 

 

 

 

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