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【SoftBank】量販店偏重?

2007年02月09日 14時09分14秒 | SoftBank
 ソフトバンクが2月8日に開いた2006年4~12月期の決算説明会で以下の説明があった。

 「誰にでも分かりやすい究極のプラン」と孫社長が自賛するホワイトプランは、1月16日から約3週間で計105万加入(新規ユーザー:21万件、既存ユーザーの買い換え・プラン乗り換え:84万件)あったといい、新規ユーザーは8割がホワイトプランに加入した計算だ。端末を割賦販売する「新スーパーボーナス」も人気で、8割のユーザーが利用しているという。

 ブラッド・ピットなどを起用したCMや量販店店頭での存在感向上の効果も出た。同社の推計によると、1月の家電量販店での販売数量シェアは昨年8月の2倍以上、30%を超える水準に向上した。


ITmedia D モバイル:「携帯はもうかるビジネス」 ソフトバンク4~12月期、営業益7倍に

 新規の8割が「ホワイトプラン」で、8割のユーザーが「新スーパーボーナス」を利用しているという。

 ソフトバンクからすれば、100%「新スーパーボーナス」にしたいところなのだろうが、2割のユーザーはあえて非「新スーパーボーナス」を選択しているようだ。今後ソフトバンクは非「新スーパーボーナス」の端末価格の値上げなどで、さらに「新スーパーボーナス」比率を高めようとするようだ。

 もう一つ気になる点は「1月の家電量販店での販売数量シェアは昨年8月の2倍以上、30%を超える水準に向上した」点だ。以前からの社長の発言通り、家電量販店など重視の施策が着々と進行している感じだ。これは小さな販売店の切捨てという意味のようだ。販売拠点が減るという意味で、それが本当にユーザーのためになるのだろうか?とても疑問だ。

 12月から1月にかけて、一部の量販店などだけでボーダフォンロゴ端末の非「新スーパーボーナス」販売による新規1円や機種変更1円販売が行われていた。これもこの施策の一つだったのかもしれない。大量に販売できる販売店だけ優遇して、そうでない販売店には「新スーパーボーナス」販売のみを強制する。その結果、必然的に量販店にお客が集中して、さらに売上が集中する。そして、販売店淘汰が進むというのがソフトバンクの目論見なのかもしれない。

dynaboys BLOG 【SoftBank】気になる販売施策

 販売拠点の減少はサービスの低下につながる。残された販売店にお客が集中することになって、ますます売り場が混雑するという事ではないだろうか?すでに週末などはかなり店頭が混雑している光景を目にするが、それが改善されるどころか、ますます悪化する事になりそうだ。

 販売効率ばかり追求して、効率の悪い販売拠点は切り捨てる・・・ソフトバンクがそういう姿勢ならば、顧客満足度の悪化はあっても、向上は不可能に近いのではないだろうか。


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