【SoftBank】２月はどれだけ増えたのだろうか？

　１月は新プラン「ホワイトプラン」効果で大幅純増となったが、どうも２月のソフトバンクにはその勢いは感じなかった。

　１月末の時点で、ソフトバンクの大幅純増のデータがインターネットでリークしていたが、２月の純増データのリークはなかった模様。これはリークできるほどの純増ではなかった証拠ではないだろうか？と推測する。

　「新スーパーボーナス」の端末２年ローンをユーザーが敬遠しているのが原因のような気がしてならない。そもそもローンが嫌いだったり、２年も機種変更できないというのはユーザーにとってかなり気が重い縛りに思える。

　仮に機種変更のサイクルが２年だとしても、分布の具合にもよるが、半分弱はそれよりも短いサイクルで機種変更している可能性が高い。そのユーザーにとって、２年間機種変更できないという制約はマイナス要因にしかならない。

　１月の大幅純増にしても、あまりに大きかったので、かなり法人需要があった気がしてならない。それが一巡してしまい、法人需要がさっぱりになってしまうと、２月の微増にとどまってしまう可能性も高い。

　ＤｏＣｏＭｏやａｕが値引き合戦していた２月末も、ソフトバンク売り場は閑古鳥が鳴いていたし、月初こそ盛り上がるのかと期待していたが、土曜日の新宿の量販店を見ても、そんなにソフトバンク売り場は盛り上がっていなかった。

　めぼしい新機種の発売がなかったこともあるだろうし、ほとんどのユーザーが「新スーパーボーナス」を敬遠していたり、他社と比べて端末価格が割高に感じる点がマイナス要因になっている気がしてならない。

　とにかく今週には発表される２月の純増シェアが出れば、各社の明暗がハッキリするだろう。