【新庄】新しい記録よりも新しい記憶？

　パ・リーグの中村審判副部長は７日、日本ハム球団に対し、新庄が６日の楽天６回戦で着用した黒と赤２色の立ち襟アンダーシャツの今後の使用禁止を通達した。

　中村副部長はユニホームから出ている部分に２色が使用されていることを理由に挙げた。新庄は６日の試合終了後に球団幹部と話し合って、使用禁止を了承している。

　新庄は４月３０日のソフトバンク戦でも襟付きアンダーシャツの着用を問題視され、その後禁止された。一連の“アンダーシャツ騒動”に関し、新庄は「選手が新しいことや、いろんなことにトライする気持ちがないことに寂しさを感じる。ファンのためには、選手個々がいろんなことを最初にやる勇気を持ってほしい」と球団広報を通じてコメントした。

　また日本ハムの高田ゼネラルマネジャー（ＧＭ）は、各選手の服装を正すよう促す文書が球団に配布されたことを明らかにした。試合前練習で各自が異なる練習着を着用していることなどを問題視したもので、高田ＧＭは「全体に乱れがあるので、襟を正せということ」と語った。

新庄の襟付きシャツ禁止　今度は配色が問題

　新しい事に挑戦しようという新庄の気持ちはわかるが、あくまでもルール守っての上だろう。

　新庄は「記録よりも記憶に残る選手」と自ら言っていたが、実力では新しい記録とかが残せないのでルールすれすれのところで新しい記憶をファンに残そうとしているようにしか見えないのが残念だ。