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【携帯販売ランキング】6月26日~7月2日

2006年07月08日 13時44分33秒 | ケータイ
 ドコモは、相変わらず「SH902iS」が強い。連続首位記録はこれで5週めで、着々と販売数を伸ばしている。

 しかし、ほかの902iSシリーズはどうも冴えない。「D902iS」は前回6位から7位、「P902iS」は前回と変わらず9位と、かろうじてランク圏内に留まるが、前モデルのD902i、P902iより順位は下。「N902iS」は前モデルより売れていないばかりか、今週はランク圏外に落ちてしまった。「F902iS」に至っては登場以来、一度もトップ10圏内に入っていない。そういえば「SO902iWP+」も6月30日に発売されたが、ランクインは果たせなかった。

 このことは、端末価格が高いとユーザーが判断していることが理由ではないかという見方もできる。

 そもそもドコモのハイエンド新機種は、ほかのキャリアのそれと比べると高価となる傾向だが、今回の新機種の新規価格もD902iSが3万円後半、D902iSが3万円半ば、N902iSが3万円後半、P902iSが3万円半ば、SH902iSが3万円半ば、SO902iWP+が4万円前後となかなか高価だ。継続使用期間が10カ月以上となる既存ドコモユーザー向けの機種変更価格も新規価格と大きく差はない。

 対して、2006年7月現在もドコモショップや量販店にかなりの在庫がある902iシリーズなどの旧モデルが、902iSシリーズより安価に併売され、KDDIやボーダフォンの新機種も概ね2万円前後で販売されている現状を、ユーザーはどのように感じたのだろうか。

 今回の夏モデル新機種投入時期は夏ボーナス時期と合致するため、購入を促すタイミングとしては決して悪くはないはず。しかし価格や機能を見比べたユーザーは旧モデルを選んでいるのが現実だ。


 前回初登場でトップを獲得した「ウォークマンケータイ W42S」は、つかの間の玉座だったようだ。

 ウォークマンケータイ W42Sをトップから蹴落とし、再び返り咲いたのは「W41CA」。au2006年春モデルで最も人気を集めた機種だ。先週は一時的にトップを奪われたものの、それでも2位を維持していた。W42Sも勢いは初登場週より落ちたとはいえ2位に入り、今回も販売数を伸ばしている。

 続いて3位にワンセグ+アナログテレビチューナー搭載の「W33SA II」、7位に今回初登場となるBluetoothワイヤレスミュージック機能搭載「W44T」、9位10位にauの夏モデルで最も早期に登場した「W42K」「A5521K」がランクインし、auの夏モデルはおおむね順調にトップ10圏内に入っている。

 予想外だったのは、6月29日に九州・沖縄地区で、30日に関東・関西地区含めたすべての地区で発売された「G'zOne W42CA」がランクインしていないこと。今回は集計期間が3日分ほどしかなかったためと予想されるが、2005年のG'zOne TYPE-R登場時に「WIN版のG'zOneならすぐ買うのに」と述べていたユーザーが、今回それほど騒いでいないという話も聞く。ともあれ次回のランキングでどのような結果になるか注目したい。


 ボーダフォンも、旧王者「AQUOSケータイ 905SH」(写真)が2週ぶりにトップへ返り咲いた。

 前回、前々回でトップだった「705SH SLIMIA」は勢いがやや鈍り、2位に落ち着いた。ボーダフォン端末にいわゆる“薄型”のものが少ない中での投入だったため、スリムなボディの端末を望む買い換え層に人気が出た格好だ。

 1日より倖田來未さんを起用する広告展開を開始したミュージックコンソール付きの音楽携帯「705T」。効果が早くも出たのか、先週10位から、7位にランクアップした。

 ボーダフォンの夏モデルは、ノキア製「804NK」、東芝製「V304T」、シャープ製「V201SH」の登場を控えている。


902iSは高すぎる?──前モデルが売れる現象顕著なドコモ

 DoCoMoはFOMA902iSシリーズが3万円以上という値段にもかかわらずよく売れている方だと思う。当然それよりも安い902iシリーズが売れるのもうなづける。両者でベスト10中の7機種を占めているのは人気の高さを物語っている。auやボーダフォンに対して割高感があるにもかかわらず売れていて、機能豊富なFOMA90xシリーズは依然として人気が高いのが裏付けられている。

 そのDoCoMoに対抗して、auは値下げで勝負をかけてきている。夏モデルの登場でW41シリーズあたりも安くなっており、夏モデルも特殊なケースではかなり安く販売されている。人気モデルだったW41CAも新規1円とかで在庫処分にはいっており、割安感から再び人気が再燃した可能性がある。auは機種ごとに機能を絞る傾向にある(おサイフケータイ見送りなど)が、その分値段で勝負している印象で、それはそれでユーザーに受け入れられて売れているようだ。

 DoCoMoはauよりも割高感があるためか、先月もauに月間シェア首位の座は奪われてしまった。FOMA902iSシリーズが出た直後にauに首位を取られたのはDoCoMoには大誤算に違いない。今月はボーナス商戦ということもあり、今後DoCoMoが値下げでauに対抗してくる可能性もあり、販売合戦が過熱するかもしれない。

 ツーカーは六月末で新規受付を終了し、今回の販売ランキングが最後となるはずだ。ベスト10中7機種がプリペイドという傾向はそのままに、一つの区切りを終えた。次はいつ停波(サービス終了)のアナウンスがあるのかを待つばかりとなった。

 ボーダフォンは一部の店で最新ワンセグ端末の905SHを値引き販売したりして拡販に努めた結果、905SHが首位に返り咲いた。2位はSLIMIAとシャープの1-2フィニッシュとなっている。
 ボーダフォンもベスト10中7機種が3Gと、3Gへの世代交代が進みつつある。というか、PDC(2G)はラインナップも少なく、在庫もとても絞られていて、選択の仕様がない状況にPDCユーザーは追い込まれ、半ば強制的に3Gを買うか、機種変更せざるをえなくなっている。PDCからPDCへの機種変更がしにくい状況がかえってユーザー離れをうまないか、不安でならない。

 今月下旬に発売されるW-ZERO3[es](WS007SH)の売れ行きが気になる。というのも、新規で3万円を割る価格設定から、価格帯が完全にFOMA902iSシリーズと競合する。それどころかむしろ安いぐらいだ。初代W-ZERO3はケータイよりもPDAという風貌だったし、価格的にも約4万円と高価だった。しかし、007は風貌もケータイに近づき、値段もほぼ並ぶところまできた。今後はDoCoMoの902iSシリーズはauの夏モデルだけでなく、007とも競合することとなり、ひょっとしたらウィルコムに多少食われてしまう可能性もありそうだ。

 特に今月末の販売合戦は熾烈になりそうな気がする。





NTTドコモ au ツーカー ボーダフォン
1SH902iSW41CATK51(*)905SH
2N702iDW42STK41(*)705SH SLIMIA
3P902iW33SA IITK41803T
4SH902iA5517TTT51V502T
5F881iESW43TTK40(*)904SH
6D902iW41STT41(*)804SS
7D902iSnewW44TツーカーS(*)705T
8N902iA5518SATS41V403SH
9P902iSW42KTK31(*)V604SH
10P701iDA5521KTT51(*)804SH
(*)表記は「プリケ―セット」対応端末


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