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【荒川静香】現役引退、プロ転向

2006年05月07日 23時12分53秒 | スポーツ
 トリノ五輪フィギュアスケート女子金メダルの荒川静香選手(24)=プリンスホテル=が7日、横浜市内のホテルで会見し、「2010年バンクーバー五輪、来年の世界選手権に出場しません。本日をもちましてアマチュアの競技生活から引退します」と、プロへの転向を表明した。今後はアイスショーなどで活動していく。

 会見で荒川選手は「以前から満足いくまでやれば、やめるつもりだった。トリノ五輪の結果で気持ちは固まっていた」と理由を説明した。同五輪後は3月下旬の世界選手権出場を辞退し、来季のグランプリ(GP)シリーズも欠場する意向を表明していた。

 荒川選手は東京都生まれ。5歳でスケートを始め、宮城・東北高を経て早大を卒業した。97、98年全日本選手権優勝。98年長野五輪13位。02年ソルトレークシティー五輪出場は逃したが、04年世界選手権で伊藤みどりさん、佐藤有香さんに続く日本人3人目の優勝を飾った。今年2月のトリノ五輪ではアジア人初の優勝を飾り、日本選手団唯一のメダルを獲得した。


<荒川静香>現役引退を発表 今後はプロに転向

 やはり荒川は競技に対する情熱はすでに冷めていたようだ。

 トリノオリンピック以降の活動からすれば、いずれ現役引退というのはわかっていたような気がする。

 少なくともトリノオリンピックで日本のメダルゼロという危機を救った功績は大きい。日本中に夢と希望を与えてくれた彼女に明るい未来があることを期待したい。とにかくご苦労様。

 フィギュアスケートというのはプロに転向=現役引退というのが決まっているようだが、プロのまま競技を続行するのは不可能なのだろうか?

 「第二の荒川選手を目指す子どもたちの強化育成のため、チャリティーショーを開く」などの今後の活動はまさに一人でフィギュアスケート界を背負っていくくらいの覚悟が感じられて、さすがは金メダリストの風格と感じる。


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