W-ZERO3[es](WS007SH)はW-ZERO3ユーザーに不評だった点のかなりが改善されていて、高く評価できる。
・W-ZERO3では電池カバーを外さないと押せなかったリセットキーが[Fn]キーの上に配置された(写真)
・W-SIMモジュールは本体上部に入り、着脱も電池カバーを外さずに行えるようになった
・W-ZERO3では、データ通信中に音声通話の着信ができないという制限があったが、esではデータ通信中に電話がかかってきても、電話に出ることができるようになった。
・スタートページで、実行中のプログラムが何件あるか表示できるようになった。画面中央の「実行中のプログラム」または右下のICチップ風アイコンをタップすると、実行中のプログラム一覧が表示され、一括で終了させることができる。
・着信関連の設定画面が新しくなり、着信メロディはプリインストールされているものを使えるほか、本体メモリに保存したWMAファイルも指定できる
・日本語入力システムとして、ジャストシステムの「ATOK」を採用。予測変換にも対応し、これまでのウィルコム端末各種に比べて、変換効率が格段に向上している
・Webブラウザは、Internet Explorerに加えて「Opera Mobile」を標準で搭載。タブを切り替えながら表示できるほか、Flash Player 7.0にも対応し、たいていのPC向けサイトが表示できる
・初代W-ZERO3では、メール機能はPocket Outlookに統合されていたが、esでは「W-ZERO3メール」というメールソフトを搭載した。ユーザーは初期設定時に、Outlookを使うか、W-ZERO3メールを使うかを選択できる。
・W-ZERO3メールでも、Pocket Outlookと同様に、ライトメール/pdxメール/通常のEメール(POP3/SMTPメール)の送受信が行えるが、細かい部分が若干異なる。メールの自動振り分け、メールの送受信後に自動的に接続を切る機能、新規メールを作成したあと、いったん送信トレイに保存せずにそのまま送信する機能など、Outlookにはなかった機能が追加され、片手操作がしやすいようになっている
・W004SHにはなかった新しい機能として、実行中のプログラムが何件かを表示する機能があり、スタートメニューに表示されるアイコンをクリックすると、実行中のプログラムの一覧が表示され、不要なものは選んで終了できるようになった。
・バックアップツールもバージョンアップされ、miniSDカードに対応し、「My Documents」「PIM」「W-ZERO3メール」「ライトメール」「Javaアプリ」「ATOK辞書」をminiSDカードにバックアップできるようになっている。3つ目はW-SIM内のデータと、本体メモリのデータをインポート/エクスポートできるようになったこと。W-ZERO3(WS003SH/WS004SH)は対応していないが、“TT”や「nico.」を持っている場合は、W-SIM内のアドレス帳データをesにインポート/エクスポートできる。
・esではカメラにマクロ切り替えスイッチが搭載され、QRコードの読み取りも行えるようになった
写真で解説する「W-ZERO3es」
相当数の改良が施され、かなり使いやすくなっているようだ。これは買いだ!!これらの改良点を聞いただけでも、現行のW-ZERO3ユーザーから乗換えを検討する人もかなり出てくるのではないだろうか。
また、USBホスト機能がついたことで、USBマスストレージクラス対応のカメラ付き携帯の写真が読み込めるはず。
ということはAF付き2Mや3Mカメラ搭載の携帯との組み合わせで、もっと高精細な写真もメールに添付して送信できることになる。それならいっそのこと、007に廉価版のカメラなしモデルを用意してもいいのではないだろうか?
ミニSDカードで写真をやりとりする方法もあるが、ミニSDカードには無線LANモジュールを入れて、USBで写真を読み込むという技もできそうだ。
当初は値崩れするであろう初代W-ZERO3と007で迷うかもしれないと思ったが、これだけの改善がされているとなると、初代W-ZERO3を買う気持ちは薄れてきて、ますます007に心が傾いてきた。
・W-ZERO3では電池カバーを外さないと押せなかったリセットキーが[Fn]キーの上に配置された(写真)
・W-SIMモジュールは本体上部に入り、着脱も電池カバーを外さずに行えるようになった
・W-ZERO3では、データ通信中に音声通話の着信ができないという制限があったが、esではデータ通信中に電話がかかってきても、電話に出ることができるようになった。
・スタートページで、実行中のプログラムが何件あるか表示できるようになった。画面中央の「実行中のプログラム」または右下のICチップ風アイコンをタップすると、実行中のプログラム一覧が表示され、一括で終了させることができる。
・着信関連の設定画面が新しくなり、着信メロディはプリインストールされているものを使えるほか、本体メモリに保存したWMAファイルも指定できる
・日本語入力システムとして、ジャストシステムの「ATOK」を採用。予測変換にも対応し、これまでのウィルコム端末各種に比べて、変換効率が格段に向上している
・Webブラウザは、Internet Explorerに加えて「Opera Mobile」を標準で搭載。タブを切り替えながら表示できるほか、Flash Player 7.0にも対応し、たいていのPC向けサイトが表示できる
・初代W-ZERO3では、メール機能はPocket Outlookに統合されていたが、esでは「W-ZERO3メール」というメールソフトを搭載した。ユーザーは初期設定時に、Outlookを使うか、W-ZERO3メールを使うかを選択できる。
・W-ZERO3メールでも、Pocket Outlookと同様に、ライトメール/pdxメール/通常のEメール(POP3/SMTPメール)の送受信が行えるが、細かい部分が若干異なる。メールの自動振り分け、メールの送受信後に自動的に接続を切る機能、新規メールを作成したあと、いったん送信トレイに保存せずにそのまま送信する機能など、Outlookにはなかった機能が追加され、片手操作がしやすいようになっている
・W004SHにはなかった新しい機能として、実行中のプログラムが何件かを表示する機能があり、スタートメニューに表示されるアイコンをクリックすると、実行中のプログラムの一覧が表示され、不要なものは選んで終了できるようになった。
・バックアップツールもバージョンアップされ、miniSDカードに対応し、「My Documents」「PIM」「W-ZERO3メール」「ライトメール」「Javaアプリ」「ATOK辞書」をminiSDカードにバックアップできるようになっている。3つ目はW-SIM内のデータと、本体メモリのデータをインポート/エクスポートできるようになったこと。W-ZERO3(WS003SH/WS004SH)は対応していないが、“TT”や「nico.」を持っている場合は、W-SIM内のアドレス帳データをesにインポート/エクスポートできる。
・esではカメラにマクロ切り替えスイッチが搭載され、QRコードの読み取りも行えるようになった
写真で解説する「W-ZERO3es」
相当数の改良が施され、かなり使いやすくなっているようだ。これは買いだ!!これらの改良点を聞いただけでも、現行のW-ZERO3ユーザーから乗換えを検討する人もかなり出てくるのではないだろうか。
また、USBホスト機能がついたことで、USBマスストレージクラス対応のカメラ付き携帯の写真が読み込めるはず。
ということはAF付き2Mや3Mカメラ搭載の携帯との組み合わせで、もっと高精細な写真もメールに添付して送信できることになる。それならいっそのこと、007に廉価版のカメラなしモデルを用意してもいいのではないだろうか?
ミニSDカードで写真をやりとりする方法もあるが、ミニSDカードには無線LANモジュールを入れて、USBで写真を読み込むという技もできそうだ。
当初は値崩れするであろう初代W-ZERO3と007で迷うかもしれないと思ったが、これだけの改善がされているとなると、初代W-ZERO3を買う気持ちは薄れてきて、ますます007に心が傾いてきた。