巨人は21日、ロッテの小坂誠内野手(32)を金銭トレードで獲得したと発表した。年俸は2000万増の1億1000万円で、背番号は2。小坂はこの日、東京・西新宿のロッテ本社でトレードを通告され、その直後に東京・大手町の巨人球団事務所で入団会見という、異例の電撃移籍。巨人にとっては2年越しの“恋人”だったが、突然のトレードに小坂は動揺を隠せなかった。
午後3時半、巨人球団事務所で会見に臨んだ小坂の表情は、明らかにこわばっていた。横で満面の笑みを浮かべる清武球団代表とは対照的。「突然のことで、心構えができていない状況です…」と、ぼう然だった。
それもそのはず、トレードを通告されたのは入団会見の3時間半前。小坂は午前11時に契約交渉に臨むつもりだったが、時間が午後3時、正午と2度も変更になった。揚げ句に瀬戸山球団代表と会うと「すぐにトレードを言われた」という。
「来季もロッテと契約するために今日を迎えたし、判を押すつもりだった」と困惑の小坂。泣く泣くトレードを了承し、2000万増の1億1000万円でサイン。その契約は、巨人が引き継ぐことになった。
ロッテは今季、若い西岡が台頭したものの、小坂も118試合に出場し打率・283、26盗塁の成績を残していた。瀬戸山代表は「ことし3球団から(小坂を)譲ってほしいと話があった」と明かす。結局、交換要員で折り合わずトレード不成立と思われた。
ところが、最終的には巨人との金銭トレードと、小坂獲得を目指していた他球団が歯がみしそうな結果に。瀬戸山代表は「この先、逆に巨人軍から力を貸していただくこともあると思います」と“貸し”を強調。一方で清武代表は「1年以上、獲得を目指してきた逸材」と満足げだった。
「打撃でも走塁でも守備でも基本は足。足を使ってなんぼ」と、抱負を述べた小坂。しかし、最後まで釈然としない様子だった。
ロッテ小坂が巨人へ電撃移籍
巨人はいつになったら自前で若手を育てようとするのだろうか?確かにロッテの小坂は盗塁もできるし、守備もうまく、即戦力として申し分ないが、これではますます若手にチャンスが回ってこなくて、若手育成ができなくなってしまう。
内野手のレギュラー争いを激化させる目的もわかるし、盗塁できる選手が欲しい気持ちもわかる。しかし、なぜ若手を育てようとしないのか?盗塁なら鈴木を鍛え上げればいいと思うのだが。
午後3時半、巨人球団事務所で会見に臨んだ小坂の表情は、明らかにこわばっていた。横で満面の笑みを浮かべる清武球団代表とは対照的。「突然のことで、心構えができていない状況です…」と、ぼう然だった。
それもそのはず、トレードを通告されたのは入団会見の3時間半前。小坂は午前11時に契約交渉に臨むつもりだったが、時間が午後3時、正午と2度も変更になった。揚げ句に瀬戸山球団代表と会うと「すぐにトレードを言われた」という。
「来季もロッテと契約するために今日を迎えたし、判を押すつもりだった」と困惑の小坂。泣く泣くトレードを了承し、2000万増の1億1000万円でサイン。その契約は、巨人が引き継ぐことになった。
ロッテは今季、若い西岡が台頭したものの、小坂も118試合に出場し打率・283、26盗塁の成績を残していた。瀬戸山代表は「ことし3球団から(小坂を)譲ってほしいと話があった」と明かす。結局、交換要員で折り合わずトレード不成立と思われた。
ところが、最終的には巨人との金銭トレードと、小坂獲得を目指していた他球団が歯がみしそうな結果に。瀬戸山代表は「この先、逆に巨人軍から力を貸していただくこともあると思います」と“貸し”を強調。一方で清武代表は「1年以上、獲得を目指してきた逸材」と満足げだった。
「打撃でも走塁でも守備でも基本は足。足を使ってなんぼ」と、抱負を述べた小坂。しかし、最後まで釈然としない様子だった。
ロッテ小坂が巨人へ電撃移籍
巨人はいつになったら自前で若手を育てようとするのだろうか?確かにロッテの小坂は盗塁もできるし、守備もうまく、即戦力として申し分ないが、これではますます若手にチャンスが回ってこなくて、若手育成ができなくなってしまう。
内野手のレギュラー争いを激化させる目的もわかるし、盗塁できる選手が欲しい気持ちもわかる。しかし、なぜ若手を育てようとしないのか?盗塁なら鈴木を鍛え上げればいいと思うのだが。