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【巨人】好調の野村楽天にも負ける

2006年06月17日 14時08分54秒 | プロ野球
【楽天7-3巨人】野村監督の顔は実に晴れやかだった。「照れくさいな」。そう切りだした試合後の会見。現役時代からライバル心をむき出しにした巨人相手の白星は格別な味だった。

 「辛いかもしれないけど試合内容は80点。監督がだいぶ足を引っ張ってしまった。(スクイズ失敗は)余計なことをしたかと思ったけど、選手がよくカバーしてくれた。失敗を重ねて小技がうまくなればいいんだ」

 「弱者の戦略」がはまった。本来なら中4日でグリンの先発が濃厚だったが、今季先発が1度の有銘を指名。13、14日の阪神戦(フルスタ宮城)で中継ぎ登板した左腕を中1日で先発させる“奇襲”だった。試合前練習後に先発を伝えられた有銘は「打たれるのはいいと考えていた」。開き直って5回1/3を3安打2失点、無四球の力投で応えてみせた。有銘は5月21日の巨人戦に先発したが、1回3四死球2失点で降板している。「3回もてばいいと思っていた」と話した野村監督の予想を上回る内容。同じ相手に反骨心を抱かせつつ、それ以上のパワーを引き出させる。“再生術”が有銘をよみがえらせた。

 それだけじゃない。1軍昇格即先発の29歳ルーキー草野が4回にプロ初打点となる中越え適時二塁打。8回には代打・山崎武が試合を決める5号2ランを叩き込んだ。

 東京ドーム連敗を8でストップ。これで11球団の本拠地すべてで勝利して6月はリーグトップタイの8勝6敗だ。「巨人戦となると特別な何かがある。王、長嶋の時代に生きてきたからな。(東京)ドームに来ると引き締まる」と野村監督。悩みが深い原巨人に競り勝った。快進撃はまぐれじゃない。

 <巨人 覇気なく…Bクラス危機>ふがいない敗戦だった。連敗を8で止めてから一夜、投打に覇気なく再びの黒星だ。「時には無言っていうのはどう?ダメ?」。原監督の試合後の会見は歯切れが悪い。「(連敗中と)同じような展開になってしまったね。ここ一番、打撃においても守る野球においてもね」

 1点を追う6回。パウエルが先頭打者として左中間二塁打。二岡の左前打で同点のホームを踏んだ。だが7回に力投の右腕を緊急交代させた。緊急降板の理由について原監督は「(故障は)あったとしても言えない」。尾花投手総合コーチも「続投のつもりだった。故障は足?どこかは言えません」としたが、何らかのアクシデントが生じた可能性がある。

 その後を受けた久保、林が踏ん張れず終盤の3イニングで5失点。腰痛の阿部が不在の打線も8安打で3点に終わった。4位ヤクルトとは0・5差。17日にもBクラス転落の危機を迎えた。


楽天初G倒!6月パトップタイ8勝目

 故障者続出で悪循環の原巨人に対して、好調の野村楽天。完全に勢いの差がそのまま出てしまった。

 原監督が焦り過ぎて、勝利の方程式であるべきリリーフ陣を酷使し、その疲れが出て失点するパターンがこのところは多い。

 それとは対照的にやっとチームとしてのまとまりが出てきた野村楽天。「6月はリーグトップタイの8勝6敗」というのは驚きだ。3カード勝ち越しの勢いのままに東京ドームに乗り込んできた。このままで行くと4カード勝ち越しも夢ではないかもしれない。(巨人がそれでは困るのだが・・・)

 野村監督の地道なチーム改革がやっと実を結ぼうとしているようだ。これだけの戦力でよくここまできたものだ。さすがは野村監督だ。もっともまだシーズン途中なので、不調にも陥るだろうが、明らかに今の楽天は自力をつけてきているようだ。


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