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【巨人】工藤42歳11カ月勝利!セ界新

2006年04月06日 10時25分00秒 | プロ野球
 <巨人9-2ヤクルト>◇5日◇神宮

 工藤はすごい! 42歳11カ月の巨人工藤公康投手が、40歳8カ月の古田兼任監督が指揮する新生ヤクルト打線を7回114球の熱投で、4安打6奪三振の2失点(自責1)に抑え、今季初先発で初勝利を挙げた。セ・リーグでは最年長の勝利記録で、実働25年も単独2位。まさに、スーパーおじさんが、V奪回を目指す原巨人をけん引する。

 114球を投げても、スピードは衰えない。最後の球はこん身の143キロ。7回2死。工藤は、古田を内角直球で二飛に仕留めた。試合後、酒井からウイニングボールを差し出されたが「いいよ」と一言、酒井に返した。広島北別府に並ぶ通算213勝。歴代単独2位になった実働25年目。記録男にとっては、特別のことではない。

 沸き上がる工藤コールが心地いい。「20代の投球をしたいなと、思いながら毎回投げています。皆さん、喜んでいただけたでしょうか」。ヒーローの言葉に神宮が、また沸いた。7回を4安打2失点。4回は失策絡みで、自責点はわずか1点。この日は試合直前まで小雨が降る悪天候だった。気温は9・8度。左手に息を吹きかけながらのマウンドだった。それでも直球で押し、変化球で打ち損じを狙う。力と技の投球だった。「コントロールが良かった。見逃しとか、ファウルとか打たせて、(村田の)配球がうまくいった」と満足そうに振り返った。

 競争に打ち勝って神宮のマウンドに立った。昨季はチーム最多の11勝をマーク。それでも、原監督が掲げる実力至上主義に例外はなかった。あくまでチーム内競争に勝った者だけが、先発ローテーションの一員に入ることができる。開幕直前には「励みになったよ」と話していた。

 オフの間から競争は想定内だった。新年早々、恒例の米アリゾナ自主トレをスタートさせた。同地で「今年は競争して、先発の枠を勝ち取らないといけない。経験があるから大丈夫ということはないが、若い連中に負けるつもりはない」と、巨人投手陣の中心に立つことを誓っていた。20歳前後の3Aの選手らと坂道ダッシュも繰り返した。「こっちの連中は負けず嫌いなんだ」と、20歳ほど若い相手とムキになって競争した。

 この日の朝は、祝いタイで出陣した。「母ちゃんが買ってきた。魚屋さんでは売っていないって言っていた」と、両手を広げ大きさを示した。「(初勝利は)タイを買ってきた母ちゃんのおかげかな」。70センチ大のタイを用意してくれた夫人に感謝した。ただ「マウンドに立っている時は、若いとか年寄りとか関係ない」と続けた。最高のスタートを迎えた25年目。まだまだ、老け込むつもりはない。


巨人工藤42歳11カ月勝利!セ界新

 昨シーズンの工藤の投球にも感心したが、今シーズンもその投球は衰えるところを知らない。

 今年も投手の柱として頑張って、若手投手陣を引っ張って欲しい。


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