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【楽天】プロ初完封の一場、2勝目

2006年04月08日 10時47分01秒 | プロ野球
<楽天13-0ロッテ>◇7日◇千葉マリン

 一場靖弘投手(23)がプロ初完封で、野村楽天の連敗を4で止め、チームの勝ち星と同じ今季2勝目を挙げた。大量13点の援護を受けたが、昨季の日本一ロッテを4安打8奪三振の131球で零封した。2年目のチームで、完封投手は昨季の有銘に続き2人目。不安な制球も、この日与えた四死球は2つで、右肩痛で長期離脱の可能性もある岩隈に代わる新エースに、一躍、名乗りを上げた。

 ロッテの打者が、首をかしげて凡打を繰り返した。ノーワインドアップから、素早く上げた左足を前にスーッと伸ばす。一瞬のためとテンポを意識しながら、カツノリのミットめがけて、投げ込む。9回2死、131球目でベニーを遊ゴロに仕留めた。千葉マリンのスコアボードに、最後の「0」がしるされた。

 ベンチに戻ると、笑顔の野村監督とがっちり握手した。「完封は意識しないようにしました。いつもより直球のスピードが遅かったけど、カツノリさんとうまく組み立てられた結果です。チェンジアップもうまく使えた」。5-0とした2回裏。四球で先頭打者を出し、安打と、死球で2死満塁のピンチを招いた。しかし、チェンジアップで塀内を三振に打ち取った。8回には連打を浴びたが、三者を三振で、流れは渡さなかった。

 打線は、先発全員安打で今季最多となる16安打13得点で援護した。野村監督は「2回の4点で、一場も楽になったでしょう。回を重ねるごとによくなった」と評価した。開幕直前のオープン戦で打ち込まれた一場は、野村監督に「フォームに欠点がある」と指摘された。ためがなく、打者との呼吸が合ってしまうと説明された。「1、2、3」から「1、2、の、3」。そのためとテンポが、4連敗中で1勝9敗の嫌なムードを断ち切った。

 昨季チーム最多の9勝を挙げた岩隈が、右肩痛で長期離脱の可能性が出ている。春季キャンプで、一場はその岩隈と意識的に行動を共にした。2人だけで焼き肉店に行き、野球談議した。エースから学んだのは「余裕」だった。キャンプの雑踏の中で財布を落とした人に、岩隈だけ気付いたことがあった。余裕が「観察力」を生む。「昨年は周りを見る余裕がなかったですから…」。ルーキーイヤーの昨季、期待されながら2勝に終わった。しかも、いずれも完封ペースの8回に失点。この日は余裕で完封した。

 開幕前、岩隈に「イチ、今年は任せたよ」と声を掛けられた。昨季、千葉マリンでの開幕戦で、岩隈は新球団の歴史的1勝を挙げた。同じ場所で、一場が新エースとしての第1歩を刻んだ。


プロ初完封!一場で楽天2勝目

 今シーズンの一場はオープン戦から調子がよかった。

 この調子で低迷する楽天を救って欲しいところだ。

 それにしても、WBCに多くの選手を出したロッテがチームとしての調整不足が原因なのか、低迷しているのが気になる。


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