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【au】CDMA 1Xの料金プランを11月で受付終了

2007年08月27日 19時06分12秒 | au
 KDDIおよび沖縄セルラーは、現行のCDMA 1X料金プランの受付を11月11日で終了し、12日からCDMA 1X WINと共通の統一プランを提供する。

 CDMA 1Xの料金プランは、従来、関東および中部エリアのプランとその他の地域で異なっていた。11月12日以降はCDMA 1X WINと同じ料金プランが用意され、既存の料金プランの受付は11日で終了する。11日までに申し込めば現行料金プランも継続して利用できる。

 ただし、中学生以下と60歳以上のユーザーを対象とした「ワイドサポート」向けの料金プランとなる「サポートプラン」のみ12日以降も申し込める。また、統一に伴ってCDMA 1X WIN向けの「デイタイムプランWIN」は「デイタイムS」に、「コミコミデイタイムWIN」は「デイタイムL」にサービス名称が変更される。

 統一料金プランをCDMA 1Xで利用する場合、CDMA 1X WIN向けに9月1日から提供される割引サービス「誰でも割」(2年契約を条件に基本料金が半額となる)が利用できる。さらに、従来CDMA 1X向けに提供されてきた「ガク割」や「パケット割」も利用可能。関東および中部エリア以外で提供されてきた「話すほど割引」は利用できない。

 このほか、CDMA 1X WIN向けの「ダブル定額」および「ダブル定額ライト」はCDMA 1Xでは利用できない。

(中略)

 KDDIでは、今回の統一によって、シンプルでわかりやすい料金プランを提供したい考え。一部の料金プランについては従来よりも割高になる場合もあるが、「誰でも割」の適用によって安く利用できるとしている。


au、CDMA 1Xの料金プランを1X WINに統合

 はっきり言うと、これは実質的な値上げというか、改悪にしか思えない。WINの料金プランは加入年数による割引率が1Xのプランよりも低いのが一番痛い。

 他社との料金値下げ競争の中、こんな事をするなんて、auは何を考えているのかわからない。1Xユーザーの反感を買って、ユーザー離れを引き起こしかねない気もする。

 当然、既存ユーザーが1Xの料金プランを継続する分にはずっと継続できるのだろうが、1Xの次の機種に機種変更する時にはプランを継続できないなどと言われたら、怒って他社にMNPしてしまうユーザーも出てくるかもしれない。

 この改正(改悪?)にともなって、WIN端末でも「ガク割」が適用できるようにするとか、1X端末でも「ダブル定額」などが適用できるようにするなどがあれば、まだユーザーも許せるが、どうもそのどちらもダメなようだから、この改正による1Xユーザー側のメリットはほとんどない気がする。

 最近は1X端末の種類も少なく、「ガク割」と「ワイドサポート」のためだけに細々と継続しているという印象が強く、auは「ガク割」等をやめたくてしょうがないというのが本音なのではないだろうか?「ガク割」をやめて、さっさと「誰でも割」に移行してくださいという無言のメッセージに感じ取れる。

 auはあたかも「誰でも割」による損失を、この実質的な値上げで少しでも穴埋めしようと企ててるような気がする。

 「一部の料金プランについては従来よりも割高になる場合もあるが、『誰でも割』の適用によって安く利用できる」などとコメントしているという事は、au自らが実質的な値上げを認めているという事だし、2年契約である「誰でも割」を利用しないと割高になるわけで、「誰でも割」を半ば強制する事にもつながる。

 気になるのは、これにともなってソフトバンクの「オレンジプラン(X)」がなくなってしまうのかどうかだ。