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【V603SH】電子コンパスは使えるかも

2005年07月07日 20時44分36秒 | SoftBank
 期待と不安のまま先月末にV603SHを購入してみた。

 もっともメインとなるカメラの画質に関しては、やはりV601SHほどの鮮明さがなく、どちらかというとV602SHの白いモヤがかかったようなに画質に近い。やはり光学2倍のレンズ系が悪さをしているとしか思えないので、ズームとは呼べない光学2倍なんてやめて欲しい。

 ゲームをほとんどしない私は、モーションコントロールセンサーにもまったく期待していなかった。しかし、唯一の誤算は簡易方位計がそこそこ使えそうな点だ。少し前にはauのC3003Pという電子コンパス内蔵の携帯電話を使っていたが、センサーの数が多い分だけ、こっちの方が精度が高そうな感じがする。逆に言うと、調整の時に端末を回す必要があるのだが、調整時の手間はC3003Pの6倍くらいかかるのが面倒だ。

 TVの映りもV402SH譲りで、なかなかイイ。最近は台所で食事の支度をする時にTVを見るのに使っていて、なかなか重宝している。通常、マンションの台所は建物の中心部に位置するのだが、そういう悪条件でもけっこう見られる。

 TVと簡易方位計、それだけでもV602SHから乗り換える価値は十分にあるかもしれない。しかし、背面液晶の廃止は致命的とも言える。V602SHの小さい白黒液晶もあまり意味がなかったが、それすらもないなんて、アンビリーバブルだ。シャープは何を考えているのだろう。
 やはり全体的な操作性からすると、背面液晶でメールが読めてしまうV603Tの方がはるかに使いやすいと思う。やはり、今後も私のメインはV603Tになりそうだ。

【WILLCOM SIM STYLE】ついにその全貌が明かされる

2005年07月07日 19時43分22秒 | WILLCOM
 ウィルコムは、PHSの無線通信部分をモジュール化した「W-SIM(ウィルコムシム)」を開発し、さまざまな環境で利用できるようにすることを目指す新団体「WILLCOM コアモジュール フォーラム(仮称)」を設立すると発表した。

 今回開発された「W-SIM」は、PHSの無線通信部分を独立させた本多エレクトロン製の小型モジュール。音声通話機や、データ端末、PDAなどに装着できる多用途通信モジュールとなり、ウィルコムは「W-SIM」対応製品を総称して「WILLCOM SIM STYLE」と呼ぶ。また、今回の「W-SIM」、そしてCSCが提供するウィルコムのPHS網を利用したマシンコミュニケーションサービス「MyAccess サービス」向け通信モジュール「CSCエンジン」なども「WILLCOM コアモジュール」として展開していく。

 「W-SIM」の大きさは25.6×42.0×4.0mmで、重さは10g以下。32kbpsを4つ束ねて利用する「4x」対応で最大128kbpsの通信が可能となっている。回線交換およびパケット通信に対応するほか、台湾・タイでの国際ローミングサービスも利用可能。W-SIM内部にアンテナを搭載し、データ通信カードのように抜き差しして利用できる。また、ユーザーメモリとして約600KBの領域が確保されており、700件の電話帳も記録できる。価格は未定とのことだが、発表会でウィルコムの代表取締役社長の八剱 洋一郎氏は「10,000円以下を想定している」と話していた。

 これに伴って、WILLCOM SIM STYLEの音声端末(試作機)も発表された。モジュールと同様にこちらも本多エレクトロン製で、ウィルコム網を利用した音声通話やメールなどが行なえる。ただし、Webにはアクセスできない。ディスプレイは、1.4インチ、65,000色表示のTFT液晶。大きさは47.8×102.1×19.8mm。説明員によれば、今回の端末はあくまで試作機で、例えば端末メーカーがメガピクセルカメラやフルブラウザを搭載したハイスペックな端末を開発すれば、そうした製品も十分提供できるとしていた。このほか、USB接続のデータ通信用端末なども紹介された。

 なお同社では、WILLCOM SIM STYLEの音声端末、およびUSB接続のデータ通信端末を早ければ年内にも提供するとしている。

 W-SIMでは、PHS通信部分を標準インターフェイス化することで、幅広い機器にデータ通信、および音声通話機能を持たせることができる。従来の端末メーカーは、無線部分の開発が不要となるため、開発コストが低減できるほか、無線技術を持たないメーカーも通信機能の搭載が容易になるとしている。

 同社は、かねてより“ジャケットフォン”の名前で、さまざまな機器に通信機能を付加できる端末を参考出品してきた。「WILLCOM コアモジュール」では、W-SIMで用途やTPOに合わせて接続機器を選択可能なモジュールを提供し、もう一方のCSCエンジンで法人市場を視野に完全な組込型モジュールを提供する考えだ。

 また、新設される「WILLCOM コアモジュール フォーラム(仮称)」では、パートナー企業に対して、モジュールやウィルコムネットワークの技術仕様や新規情報が提供されるだけでなく、パートナー企業の要望を受け付けるネットワークサービス改善プログラムにも参加できる。さらに、機器の検証環境が用意され、有償の開発キットなども購入できる。

 また、新設される「WILLCOM コアモジュール フォーラム(仮称)」では、パートナー企業に対して、モジュールやウィルコムネットワークの技術仕様や新規情報が提供されるだけでなく、パートナー企業の要望を受け付けるネットワークサービス改善プログラムにも参加できる。さらに、機器の検証環境が用意され、有償の開発キットなども購入できる。

 発表会では、フォーラムの概要説明に対し、その主旨に賛同した企業の名前が紹介された。NECインフロンティア、本多エレクトロン、セイコーインスツル、京セラ、三洋、日本無線といったウィルコム端末を提供する企業のみならず、松下電工、カシオ計算機、東芝、日本HP、バンダイ、日立、マイクロソフト、日本IBM、アップルコンピュータも名を連ねている。さらに、山本寛斎事務所、リーディングエッジデザインなどのデザイン会社のほか、システムインテグレーターや、ソフトメーカー、コンテンツプロバイダーの名前も紹介された。

 なお、W-SIMの利用料や料金体験については、現在未定とされている。ただし、音声、データ、テレメトリング向けなど、その製品用途によって料金は変わる見込みで、製品化までに検討を重ねるという。

 さらにモジュールは現在、4x(最大128kbps)に対応しているが、今後通信速度の向上も検討しているとのこと。ハイスピードのモジュールが発売された場合に、モジュールを変えるだけで引き続き端末を使えるようにすることも可能で、メーカーが柔軟に開発できるとした。

 また、従来型の端末についても「ある程度の数が出そうなら、W-SIMを使わずにイチから設計する場合もある」(八剱氏)という。フォーラムなどで、無線LANといった他の通信手段への要望があればPHS/無線LANモジュールについても検討する方針とのこと。また販売方法で、インセンティブ方式を採用するかどうかなど、製品用途によってパートナー企業とともに検討するとしている。

 ウィルコムでは、来年の春商戦にはWILLCOM SIM STYLEの製品を多数展開したい考えだ。
ウィルコム、PHS通信部分だけ独立させた「W-SIM」開発

 今回の試作品はウェブ閲覧もできず、はっきり言うと完成度としてはまだまだだ。個人的にはPDA型ジャケットフォン(旧称)を期待していたが、それものちのち出てくると思う。

 これのポイントはPHSの無線技術のノウハウがなくても、W-SIMを利用することで比較的簡単に端末が開発出来てしまう点だ。携帯電話しか作った事のないメーカーでも容易にウィルコム端末に参入できる。松下、東芝、カシオ、日立、日本IBM、アップル、マイクロソフトも発売する可能性が出てきた。こういう形でもいいから、東芝と松下に復活して欲しいところだ。それにカシオあたりなら、確実にメガピクセルカメラ搭載が期待できるし、IBMやアップル、マイクロソフトがどんな端末を出すのかも面白そうだ。

 これだけのメーカーが参入したら、端末ラインナップも充実し、ますますウィルコム人気に拍車がかかりそうだ。

 このW-SIM。ドライブの時はカーナビに挿して、クルマの中で使うとかできれば、わざわざカーナビのために一台契約する必要もなく、今後の主流になるかもしれない。

【6月の携帯・PHS契約数】ウィルコム好調で2年ぶりにPHS純増

2005年07月07日 18時06分29秒 | ケータイ
 電気通信事業者協会(TCA)は、2005年6月末現在の携帯電話・PHS加入者数を発表した。ウィルコムが8万人を超える純増を記録したほか、ボーダフォンも純増に転じている。

 携帯電話加入者数は、NTTドコモが17万6,500人の純増、auが16万200人の純増で、ドコモが再び単月シェア1位を奪い返した。不調が続いていたボーダフォンも5,300人の純増に転じた。一方、ツーカーグループは1万700人の純減となっている。なお、この月、auの累計契約者数が2,000万人を突破している。

 第3世代携帯電話では、ドコモが82万7,500人の純増、auが22万8,700人の純増、ボーダフォンが12万6,500人の純増となった。

 インターネットサービスの利用者は、iモードが18万6,600人の純増、EZwebが13万6,900人の純増。ボーダフォンライブ!は3,000人の純減となっている。

 PHSサービスでは、ウィルコムが前月を上回る8万600人の純増。ドコモが5万3,000人、アステルが2,100人の純減となったが、PHS全体では2003年4月末の集計以来およそ2年ぶりに純増に転じている。

6月の携帯・PHS契約数、ウィルコム好調で2年ぶりにPHS純増

 首位争いは、FOMA901iSを投入したDoCoMoが予想通りの1位となった。auは今月以降投入の夏端末で巻き返しを図るだろう。それにしても、FOMAの伸びが凄い勢いだ。この調子で行けば、10ヶ月で3Gでもauを抜きそうな勢いだ。FOMA700iシリーズがmova並みの値段に値下がりしてきたので、いよいよFOMA全盛期になったといえそうだ。

 ウィルコムの勢いがさらに加速してきて、ついに8万まで伸ばしてきた。これで10万という数字も現実味を帯びてきた。まさか・・・とは思いつつも、徐々にトップグループの後姿が見えてきそうだ。それだけ音声通話定額をユーザーが注目しているということだろう。
 注目されるのは関西での伸びで、前月の2倍となっている。今までは関東でダントツの加入者数だったが、それがまずは関西に広まった形だ。これが全国に広まれば、10万越えも十分に実現しそうだ。

 低迷を続けていたボーダフォンがやっと5300人の純増に反転した。しかし、ボーダフォンライブ端末は逆に3000減っていてる。これはプリペイド端末の比率の方が多いという事で、純増の内訳は4150人がプリペイド、1150人が通常契約という計算になる。通常契約だけでも一応は純増であり、それは素直に喜んでいいと思うが、相変わらずプリペイドに頼らざるをえないボーダフォンの苦しい事情がある。端末自体はそこそこ売れているはずなので、いまだに解約率が高いのが原因と思われる。これに歯止めをかけない限りはボーダフォンの本当の反転はまだまだ先のことになりそうだ。
 ボーダフォンは今月からはメール定額やデュアルパケット定額も始め、家族間音声通話定額の無料キャンペーンも始まった。これがどれだけユーザー引き留めに効果を発揮するのかが注目されるだけに、来月の発表で今月ボーダフォンがどれくらい増えるのかがとても気になる。

 ツーカーはもはや技術的にも価格的にも他社に対するメリットはなくなってしまった。2年契約で縛っているので、その2年が満期になったときに大量の解約が発生する可能性がある。それまでに、ユーザーを引き留める何かをアピールできるかがポイントとなるだろう。