「SH901iS」は、直線的なデザインが特徴の回転2軸端末。背面には高品位アルミ素材が採用され、各色ごとに異なる表面処理を施すなど、凝った加工が注目を集めている。
ところが、この顔ともいえる部分が「へこんでしまった」という声が読者から寄せられた。背面がデザインの顔となるだけに、「ショックだった」と書かれている。樹脂のボディに比べてへこみやすさはどう違うのだろう。
これについてNTTドコモは「アルミということもあり、(樹脂に比べて)強い衝撃によってへこみが残る場合はある」という。ただし製品リリース前に行う端末の信頼性試験(耐圧試験)では「指で押す、カバンに入れるといった通常利用の範囲内での圧迫で著しく変形が発生することはなかった」(ドコモ広報)とした。
もし、何かの拍子にぶつけてへこんでしまった場合は、故障窓口に持ち込むことでパネルの有償修理を受けられる。修理価格はへこみの度合いによって異なるが「外枠を取り替えるだけなら3000円前後」になるという。
「SH901iS」のアルミボディ、へこまない?
ITmediaモバイルのこの記事の表現はおだやかだが、わざわざ記事にするほどということは、「へこみ」に対する意見がかなりあったのだと思う。ハッキリ言ってしまうと「SH901iSのボディは強度不足でクレーム多発」なのだろう。
SH901iSユーザーはボディがへこまないように注意した方がいいし、購入を検討している人もそれを十分に考慮する必要がありそうだ。
個人的には、背面液晶がないし、シャープらしくなくなってしまった無個性なデザインという時点でそもそも却下だが・・・。