KDDI、ツーカー吸収報道に「何も決まっていない」

　ツーカーグループ3社をau事業に吸収合併するとの一部報道に対し、KDDIはこれを否定した。

　同社は、ツーカー吸収報道に対し、「何も決まっていない。ツーカーの扱いについては以前から検討している。ただ、どういった扱いになるかは完全に白紙」とコメント。吸収合併の事実は現時点でないとした。

　今年3月、ツーカーセルラー東京、ツーカーセルラー東海、ツーカーホン関西のツーカーグループ3社は、事業の効率化と機動的な戦略展開を目指すために、KDDIの完全子会社となった。以降、経営陣を刷新し若返りを図るなど、グループ一体経営のための布陣が敷かれている。

KDDI、ツーカー吸収報道に「何も決まっていない」

　ＫＤＤＩがＤＤＩポケットを手放して、それがウィルコムに生まれ変わり、飛躍しようとしている。

　しかし、今のツーカーでは高く売れないし、同じようなことは期待できないので、扱いにまだ迷っているというのが正しいのだろう。